2017年06月30日
鉄のフライパンを勧めたい4つの理由
フライパンはフッ素加工などの表面加工をされているものを使っている方が多いと思う。
今は昔に比べて加工も長続きするものが多くなってきたし、私自身もティファールを使っていて使い心地は非常に良い。
でも、いろいろ考えるところがあり半年前に国産の鉄製フライパンを購入した。
鉄のフライパンを勧めたいと思う理由は次の4点。
1「.貧血対策」
鉄を補給する一番簡単な方法は、調理器具を鉄製にすることだ。それだけで鉄分を摂取することができる。鉄はタンパク質と一緒に摂取したほうが吸収率があがるらしいので、肉を焼くときはなるべく鉄製フライパンを使うように心がけている。
2.「熱効率が良い」
糖質制限をしていると肉・魚の料理が増える。
どうせ食べるならおいしく料理したいと思うのが人情だ。
その点、鉄製のフライパンは熱効率が良いため、とてもおいしそうな焼き色が付く。
表面加工のフライパンは、加工を損なわないために中火以下の加熱しかできないのがネックだ。
焼くのに時間がかかるし、なかなかパリッとした感じに仕上がらない。
鉄製だとガンガン強火でも全く問題ないので、野菜いためなども強火で短時間に炒めることができ、おいしく仕上がる。
3.「手入れが簡単」
表面加工のフライパンは加工を守るために、手入れに気を使う。
まず、熱いうちに洗うことができない。洗えないわけではないが、そんなことを繰り返しているとあっという間に加工がダメになってしまうのだ。
また、重ね置きもNG。ほかの鍋の固い底が当たると、加工に傷がつく。
フライ返しも気を使う。シリコン加工のものを使うのはもちろんだが、ちょっと角度を間違えると傷がついてしまう。
その点、鉄製は熱いうちに洗ってOK。重ね置きOK,フライ返しも自由に使ってよい。ずぼらな私には鉄製が気楽だ。
4.「買い替える必要がないので経済的」
表面加工のフライパンはいつか必ずダメになる。ティファールはもう4年近く使っており、まだまだイケる感じだが若干加工が落ちてきているのは感じているものの良くもっているほうだ。ひどいものだと半年くらいで焦げ付くという話も聞く。
しかし、鉄製はいつまでも使えると言っても過言ではない。実際、実家の鉄製フライパンは母が嫁入りの時に持ってきたもので、50年も使い続けているわけだが、しっかり現役でがんばっている。1度買えば死ぬまで使えるのだから、驚異的に経済的だと思う。
このようにメリットだらけの鉄製フライパンだが、手入れが不安で手が伸びないという方も多いようだ。
しかし、実は使い方はとても簡単である。
まず最初だけ、「油ならし」(後述)をしなければならないが、そこだけ乗り切れればあとは以下のような手順でよい。
1.フライパンを火にかけ、油をキッチンペーパーでさっと全体に伸ばす。
2.肉・魚などを入れる。すぐに動かそうとすると貼りついているので、ちょっと見守る。タンパク質が固まったらちょっと触るだけで動くようになるのでフライ返しで返す。
3.料理が終わったら、熱いうちにお湯or水をジャージャー掛けながらたわしでごしごし洗う。この時、洗剤は使ってはいけない。洗剤を使わなくてもすっきり落ちる。
もし洗う前に冷えてしまったときは、熱めのお湯で洗うこと。
4.火にかけ、水分を飛ばして終わり。
しまう前に油を塗る・・・ことはしなくてよい。この手順で錆びることもない。
万が一錆びてしまったらクリームクレンザーで洗って錆びを落とし、もう一度「油ならし」をすれば元通りになる。(しかし、まず錆びない)
「でも、こんなの手抜きじゃないの?」と思われる方もおられるかもしれないが、昭和の料理研究家(複数人)が料理本の中で推奨している手入れ法であり、実家のフライパンも私のフライパンもこの方法で問題なく使用できている。
ちなみに私が購入したのは5000円のものだが、さすが国産だけあってとても使い心地が良い。
こちら↓
【送料無料】【フライパン 鉄】【B】窒化加工 鉄フライパン26cm【26cm ガス火・IH対応 日本製】下村企販 34630【D】【SK】【RCP】 価格:5,000円 |
たった5000円で死ぬまで(あくまで予定だが)使えるのだから、コスパは最高だと言えるだろう。
油を調理で使うとカロリーが上がると心配な方もおられると思うが、糖質制限中は逆にカロリー不足が心配なくらいなので、良質な油を使って安心して料理をしていただきたい。
最後に「油ならし」の方法は以下の通り。
1. 1/2〜1カップの食用油を用意する。
2. フライパンを中火で2〜3分加熱する。
3. 一旦火を止め、手で触れる程度まで冷ます。(変形するので水に浸すなど急冷しない)
4. 食用油を入れ、フチまで全体に油を行き渡らせる。
5. そのまま弱火で3分加熱する。
6. 油をオイルポット等に移す。
7. 鍋が冷めたら油がなじむようにキッチンペーパーで内側をまんべんなく拭く。
※IHの場合は始めから終わりまで「弱火」で加熱する。
タグ:鉄フライパン
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