2022年04月05日
ハングリーであれ!バカであれ! 第一章:点を繋げること
今回は本ではなく、ある伝説のスピーチを紹介したいと思います。
その伝説のスピーチをしたのはApple社兼ピクサーアニメーションCEOであったスティーブ・ジョブズです。
このスピーチは大学の卒業式で行われたものです。
ジョブズは人生を3つに分けて語っています。
・点を繋げること
・愛と喪失
・死
ジョブズはリード大学に在籍していました。
しかし、入学して6か月で中退。かなり早いですよね。
正式に退学するまで18か月学校をうろついていました。
中退すると決めた理由はこうです。
・ジョブズが生まれる前の話
ジョブズの生みの親は、未婚で大学院生で養子に出すことにします。
ジョブズの母は”大学を卒業した人が親になるべきだ”と望んでいたため、ある弁護士夫婦に預けることにします。
しかし、その弁護士夫婦はジョブズが生まれる直前になって女の子を希望したので話は無しとなりました。
養子縁組の順番待ちをしていた時、別の夫婦に電話が行きます。
期待していなかった”男の子を引き受けてもらえますか?”
その夫婦は”もちろん”
その夫婦の奥さんは大学中退していて、さらには夫は高校すら中退していました。
すると母は養子縁組の書類にサインはしたくないと拒否したんです。
話し合いの結果、条件として立派な大学生にしてもらうことを約束し、サインします。
ここまでがジョブズが生まれる前に起きた出来事です。
そしてジョブズの人生の始まりです。
ジョブズは無事に大学生になることができました。
ジョブズは世間知らずで、学費の高い学校を選んだんです。両親の給料のすべがはジョブズの授業料へと消えてしまいます。
そして半年後に学校への価値をなくし中退を決めます。
この時ジョブズはとても怖かったと主張しています。
それでもその道への選択をしたことは後悔していないと語っています。
そんないい話ばかりでもないのが現実でした。
ジョブズは友達の家の床で過ごし、お金はないのでからのコーラのビンをお店に売り5セントを稼ぎ、食費の足しにしたり、日曜日にはヒンズー教の夕食を食べるために11`先まで歩いたりしています。
ここの食事は最高だったと言っています。
そして中退してジョブズが興味を持ったものはのちに非常に価値あるものへと変わっていったのです。
ジョブズは礼を一つ上げています。
リード大学には、国内最高のカリグラフィ(西洋書道)の授業がありました。
学内のポスターやラベルなどすべて手書きにも関わらず美しくデザインされていました。
この授業に出ることを決めます。中退しているので悲愁科目に出る必要がなかったために出席することができました。
そこでは、セリフ体、サンセリフ体などの書体や文字の間隔調整など、偉大なタイポグラフィを偉大たら占める要素を学んだといっています。
歴史的で美しく、科学ではとらえられない繊細さがあったと主張しています。
ジョブズはそれをとても魅力に感じたといっています。
こんなことが将来役に立つのかと思っていたほどに感じてしまいます。
しかし、10年後
最初のMaccintoshを作るときにこのデザイン性が蘇りました。
そして、このノウハウを生かしMacは世界で初めて、美しい活字を扱えるパソコンとなりました。
もし、大学でこのカリグラフィに出合っていなければMacはあっても美しいフォントや字間調整を搭載することはなかったと主張しています。
MacをパクったWindow
sはこの機能がなかったんです。
その時は繋がりは見えなくても10年後にはそのつながりが見えていたとジョブズは語っています。
点と点の繋がりは誰にも予測できるものではありません。
のちに振り返ったときに天の繋がりに気が付くのです。
あなたも今やっていることが今後どこかにつながると自分を信じてあげてください。
それは、根性でも、運命、業、なんでも構いません。
大切なのは今、やっていることを信じることです。
これを信じていれば、他の人とは違う道を歩いていても自信をもって歩き通せるからです。
これが人生に違いをもたらします。
By Steve Jobs
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