2022年04月04日
偉人たちの失敗B
今回は、大野正人さん著書の【失敗図鑑・ベートヴェン編】(最終)
最後は作曲家のベートーヴェンです。
小学生の音楽の授業で出てくる音楽家のひとりですよね。
学校の怪談なんかでも”ベートーヴェンの目が動く”といったような話があったりなかったり。
そんなことはどうでもいいですね。
このベートーヴェンはかなり苦しい人生を歩んでるんです。
知っての通りベートーヴェンは音楽の才能がありました。
しかし、音楽の教育ではかなりのスパルタ教育だったといわれています。
さらに、歌手である父親が無職になり、ベートーヴェンに暴力を振るうようになります。
ただでさえ精神的につらいのにそこへ父親という暴力魔が来ると、もうやんでしまいそうですよね。
わたしだったら家出してますよ。笑
これだけではなく、ピアノの演奏家として一家の大黒柱がこのベートーヴェンだったんです。
年齢にして8才で。
今の日本ではありえないことがこのベートーヴェンには降りかかっていたんです。
それでも音楽に対する才能はずば抜けていたため、一躍演奏家としてスタートなりました。
しかし、ここでもベートーヴェンに不幸が訪れます。
それは、28歳で耳が聞こえなくなったんです。
音楽家としては致命傷で精神的にもやむことになります。
まあ、わたしとしてここまでよく耐えたなと思いますよ。
するとベートーヴェンは耳が聞こえないことを周りの人にばれないように家に引きこもるようになってしまいます。
ちなみに家に引きこもる前にたくさんの女性にアプローチをかけるも無残に振られるんですよ。。。
こんなことが続き31歳の時にベートーヴェンには弟がいて、その弟に遺書を残して自殺を図ったんです。
この時は未遂で終わりましたが。
ここでベートーヴェンは曲を作ることだけに専念することにするんです。
それもそうですよね、失敗しすぎてあきらめているんですよ。こんなすごい人でも。
では、耳が悪いのにどうやって作曲するのかというと
”骨伝導”
です。
耳がどんどん悪くなる中、不思議と名曲を作り出していくんです。
不幸はまだ続きます。
40歳の時に完全に耳が聞こえなくなり、慢性の腹痛や下痢に悩まされ体調が悪化していきます。
さらに追い打ちをかけられ、肺炎を患います。
このような体では動くことはできなくなります。
しかしですよ!
作曲だけはやめなかったんです。
骨伝導も使えない中でもですよ!
好きだったんでしょうね。曲を作ることが。
56歳で生涯に幕を閉じることになります。
このベートーヴェンから学べることは何か一つ没頭できるものを見つけておくことです。
この没頭を持っていればどんなにつらい現実でも忘れられるということです。
気が付いたらもうこんな時間!?なんてことありませんか?
これが没頭しているということになります。
人は何かに没頭しているとき、ずば抜けた集中力を発揮するようになります。
そして、没頭しているとき人は
”魅力的な存在”
となるのです。
偉人たちの失敗
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とりやんブログ
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