2014年08月06日
「あなたのせいではない。」と小保方氏に遺書を残し自らの命を絶った事件の笹井芳樹氏 後に残した思いとは?
「あなたのせいではない。」と小保方氏に遺書を残し自らの命をたった笹井芳樹氏。
笹井氏は約2ヶ月前から自分の研究所を封鎖することを覚悟しメンバーの再就職先を探していた。
笹井氏は「器官発生研究グループ」のリーダーも務めていた。
脊椎動物の脳の発生課程などを研究していた。
しかし、今年4月にSTAP論文の研究不正を調査した理研調査委に「責任は重大」と指摘され、懲戒処分を受ける見込みとなった。
不正をしたことで非常に重い罰を受ける事になった。
自分の研究所が潰れ、リーダーからは外される。
この時に笹井氏は一体、どんな気持ちだったのだろうか。
また、再生医療に関する独立行政法人科学技術振興機構などの複数の大型プロジェクトの代表を務めていた。
しかし、その交代準備も進めていたという。
2000年のCDB(発生・再生科学総合研究センター)設立に携わった理由として「若手が実力を発揮できる研究所が作りたかった。」と話していたと言う。
現在では研究者などが若手で活躍するのは難しい。
なぜなら、その研究者の枠が埋まっており空くのを待っている「席待ち」状態であるからだ。
もし若手でその席を取ろうと思うならば、余程の実力がないと無理だろう。
笹井氏は将来の若手に向けて大きな期待をかけていた。
それを夢半ばで諦めなければならないと何とも無念であった事だろう。
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