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2014年07月16日
金曜ロードショー「借りぐらしのアリエッティ」。翔の設定など細かい部分を検証。
今週の金曜日は「思い出のマーニー」公開記念による3週間連続ジブリ金曜ロードショーの最後である「借りぐらしのアリエッティ」である。そのために「借りぐらしのアリエッティ」について書いてみよう。
まず主人公のアリエッティの身長は10cmである。身近な物で例えるとスマートフォンより少し小さい位であり、実際にいるとしたら、小ねずみが家の中を走り回っているように見えるのではないだろうか。
アリエッティの原作となったのは「床下の小人たち」という本でありイギリス作家メアリー・ノートンによって書かれたものである。続編には「野に出た小人たち」、「川をくだる小人たち」、「空をとぶ小人たち」、「小人たちの新しい家」の4冊がある。5冊目の「小人たちの新しい家」が出版されたのは、4冊目から実に21年後の1982年。一度完結したかに思われた作品の続編出現は、読者を大いに驚かせた。
物語の重要人物となるアリエッティと心を交わし生きる希望を持つことが出来た心臓病を抱えた病弱な少年「翔」。病弱な翔は、演じた神木隆之介がモデルであり、演じた俳優・神木隆之介の写真集や実写ドラマの表情などを参考にして作り上げたキャラクターである。
以上、「借りぐらしのアリエッティ」の細かい部分について書いてみたが映画事態の評価は賛否両論である。論点は翔とアリエッティの関係性についての物が多い。そいった点に注目して見てみるのもまた違った見方が出来るのではないだろうか。ただ背景や音楽に関しては高い支持を受けているために今回の作品も背景に注目して見ればより一層楽しめるだろう。
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