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2016年06月12日
熊の被害にあった高齢者多数 熊の習性や対処法
山の中に入った複数人の高齢者が熊に襲われている事件について話題になっている。野生の熊にに出会ったことのある者は数少ないと思うが、そもそも熊とはどのような生き物なのであろうか。
〜熊の生態〜
日本に生息している熊は2種類であり、聞いたことのある者も多いと思うがツキノワグマとヒグマである。ツキノワグマは本州全域に生息しており、ヒグマは北海道全域に生息している。ツキノワグマは大きい物で体長180cm、ヒグマは大きい物で3mである。熊の性格としては臆病である。時速は約50km/時ほどであり、想像しにくい者は一般道で走っている車をイメージしてもらえれば容易に想像できるであろう。
〜熊の習性〜
逃げる獲物を追いかける。縄張り意識が強い。雑食である。と言った習性がある。気を付けるような習性ではないが熊は狩った獲物を木に打ち上げて遊ぶというような習性も見られており、悲惨な光景を目の当たりにすることもある。(詳しくはコミックのゴールデン・カムイという本に書かれている。)
〜熊の生態・習性から考える対策〜
何よりも先ず、出会わないという事が大切である。
そのために熊の臆病な性格を利用し、行動する際は集団行動を心がけ騒ぎながら移動し、笛や鈴も身に着けておく。注意すべきはラジオは雑音に熊の注意を引きつけてしまうことがあるために絶対に流してはならない。また縄張り意識が強いために木に爪の痕をつけてマーキングしてあるような場所には絶対、近づかない。
出会ってしまった場合は絶対に逃げてはいけない。熊は逃げる物を獲物にする習性があるために逃げてしまった場合は車と同じスピードで追いかけられるはめになる。
出会った場合は視線を離さずにゆっくりと後ずさりし、それでも、ついてくる場合は荷物を足元に置き、熊の注意を引き付ける。この場合は再び荷物を取りに戻ってはいけない。
熊と戦闘しなければならなくなった時には鼻先を思いっきり小突く事が大切である。
強靭な肉体と驚異的なスピードを持った熊。絶対に侮ってはいけない生物である。
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