トラ・ドラ・グル

有楽町線の護国寺駅は、護国寺というお寺があるため、この駅名になっています。
今日は、ここの月光殿という建物が公開されるということで、見学に行きました。
通常は非公開で、公開されるのは何と１年に１日だけだそうです。

２０数年前は、この護国寺の近くのオフィスに通っていましたが、当時は一度も足を踏み入れたことが
ありませんでした。
また、護国寺といえば、歌手だった尾崎豊の葬儀が行われらお寺ということくらいしか知りませんでした。

そんな護国寺に行ってきました。



護国寺は、江戸時代の徳川将軍家の祈願寺として栄えたそうです。
寺院としての始まりは、徳川５代将軍綱吉が、生母・桂昌院の願いで建立しました。

寺号の「護国」は、仏の霊力によって、国を護ってもらうということらしいです。




また、今日は同寺院内にある月光殿が、公開されるということで、庭や中を見学することができました。
もとは、滋賀県大津市の三井寺の日光院の客院だった建物だそうです。
これが移設されたものです。
桃山時代の書院造りで、狩野栄徳の作と伝わる壁画や、狩野派による襖絵がありました。







さらに、敷地内には、明治時代に活躍した元勲（山縣有朋、三条実美、大隈重信）らの墓所がありました。



銀杏や紅葉が色づいていて、歴史に浸れる１日でした。




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