2014年08月28日
ノンシリコンについての考察:シリコンは危険なのか?
皆さんも薬局でもCMでも最近ノンシリコンという言葉をよく耳にされると思います。
私も聞いたことあるものの、ノンシリコンってなにが良いのやらよく分からんかったので、こちらの商品購入する前に少し調べてみました。
リマーユスカルプシャンプー
でまぁ結論としましては、別にノンシリコンだからといって良いわけでも なさそうです。
■そもそもシリコンとは何者なのか?
引用ですが、
シリコーン(silicone) とは、シロキサン結合に よる主骨格を持つ、人工高分子化合物の総称、らしいです。
これだけ言われてもさっぱりですよね。
特長としては、非常に安定した化合物で化学変化を起こしにくく、生体への毒性が低い。
つまり、すごく安全な物質なようです。
人体に対する影響がほとんどない。
また、化合の仕方次第で液状から個体まで色々形になります。
安全で安定したものなので、シャンプー、リンス、化粧品などの コート剤、シューズの衝撃吸収剤、医療用点滴のチューブ、電機製品のパッキン、スペースシャトルの宇宙服のインナー素材など、非常に多用途です。
シャンプーリンスの場合は髪をコーティングして保護するために利用されています。
摩擦や熱に強いので、生活の中にある刺激から髪を守ってくれます。
■安全なはずのシリコンが髪と頭皮に悪い?
・髪の毛をコーティングするが、剥がれるときに髪を傷める
・毛穴に蓄積し、毛の育成を妨げる
・カラーとかが入りにくい
こんな感じのことがよく言われています。
サイトによっては非常に強い口調で批判しています。
コーティングするんだから何となく、そう言われるとそんな気がしますね。
■それとは逆の意見も
一方、花王さんや資生堂さんなど、大手メーカーがそういった批判を否定し、安全性を主張しています。
最近のシリコンは自然に流れ落ちるし、色んなものを防ぐほどのことはないと。
こっちもそう言われるとそんな気がします。
■じゃあ何が本当なの?
私自身、専門家ではないので確かなことは分かりません。が、先にも書いた通り安全だろうと思います。
と言うのは、双方の意見の発信元から考えると見えてきます。
大手メーカーの主張が間違いだとすれば、その損失は図り知れません。
間違った情報を流し、消費者を騙したことになるので、信頼は失墜するでしょう。
一方、危険性を唱っているサイトは例え間違えていてもダメージを受けそうなところはあまりなさそうな印象でした。
そもそもそう言った情報は個人が発信しているものが大多数であり、信頼を失うことのリスクは非常に狭い範囲で閉じているからです。
恐らく、ノンシリコンのブームを作って、得する人たちが作り上げた情報なのだろうと思います。
■ノンシリコンでなくともよい?
この流れでいきますと、シリコン入りのシャンプーでも問題なし、となります。
ただ、シリコン入ってれば良い!と言うわけでもないと思います。
見るべきは、何故シリコンが入っているのか、何故ノンシリコンなのか、だと思います。
例えば、大手メーカーの製品にシリコンが入っているのは筋のとおった理由があるようです。
安価に製造できるシャンプー(いわゆる高級アルコールシャンプー)は洗浄力が強く、皮脂なんかを落としすぎるので、それをシリコンでコーティングしてカバーする。
理にかなってます。
とは言え、髪を保護する目的であればトリートメントとかに入れるべきな気がしますが。
恐らくシャンプーしか使わない人のためなのかな、と思います。
で、そもそもそんな洗浄力強いの使うなよ、と言うことで出てきてるのが昨今のノンシリコンシャンプーです。
(そうじゃないものもあるようですが…)
全うな商品は大抵アミノ酸系のシャンプーのはずです。洗浄力が優しく髪にも頭皮にも優しいのでシリコンいらず、といった感じ。
そう考えると、ノンシリコンを全面に押し出してる昨今の流行りには違和感を感じてしまいます。
アピールすべきはそこじゃないだろうと。
ノンシリコンを売りにしている広告は疑ってかかった方が良さそうです。
始めに載せた商品はノンシリコンを全面に押し出してるわけではなかったです。
購入したときに付いてくる説明書ではシリコンの効果を認めてますし、シリコンの恩恵を必要とするひとには自社のシリコン入りの商品を勧めておられます。
とは言え広告ページではさりげなくノンシリコンをアピールしてますけれども。
広告と説明書で書いてあるとこ違うと消費者の信頼損ないますし、この点はよろしくないなぁと思いました。
(2014/10/16訂正)
すいません、元々「シリコン入りシャンプー」と記載していましたが、シリコンが入っているのはトリートメントでした。
シャンプーで優しく洗い上げ、トリートメントではシリコンでキューティクルを守る、という感じのようです。
謝った情報を記載してしまい、申し訳ありませんでした。
■まとめ
良し悪し双方の意見を客観的に見て、自分で判断するかとが大切かと思います。
一方の考え方だけでなく、他の考え方もないのか振り返り、納得できるまで悩む。
人の意見を鵜呑みにして失敗するより、自分の考えで行動して失敗した方がきっと次に繋がります。
今回長々と書いた内容も参考にしていただき、判断していただければと思います。
それではまた。
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でまぁ結論としましては、別にノンシリコンだからといって良いわけでも なさそうです。
■そもそもシリコンとは何者なのか?
引用ですが、
シリコーン(silicone) とは、シロキサン結合に よる主骨格を持つ、人工高分子化合物の総称、らしいです。
これだけ言われてもさっぱりですよね。
特長としては、非常に安定した化合物で化学変化を起こしにくく、生体への毒性が低い。
つまり、すごく安全な物質なようです。
人体に対する影響がほとんどない。
また、化合の仕方次第で液状から個体まで色々形になります。
安全で安定したものなので、シャンプー、リンス、化粧品などの コート剤、シューズの衝撃吸収剤、医療用点滴のチューブ、電機製品のパッキン、スペースシャトルの宇宙服のインナー素材など、非常に多用途です。
シャンプーリンスの場合は髪をコーティングして保護するために利用されています。
摩擦や熱に強いので、生活の中にある刺激から髪を守ってくれます。
■安全なはずのシリコンが髪と頭皮に悪い?
・髪の毛をコーティングするが、剥がれるときに髪を傷める
・毛穴に蓄積し、毛の育成を妨げる
・カラーとかが入りにくい
こんな感じのことがよく言われています。
サイトによっては非常に強い口調で批判しています。
コーティングするんだから何となく、そう言われるとそんな気がしますね。
■それとは逆の意見も
一方、花王さんや資生堂さんなど、大手メーカーがそういった批判を否定し、安全性を主張しています。
最近のシリコンは自然に流れ落ちるし、色んなものを防ぐほどのことはないと。
こっちもそう言われるとそんな気がします。
■じゃあ何が本当なの?
私自身、専門家ではないので確かなことは分かりません。が、先にも書いた通り安全だろうと思います。
と言うのは、双方の意見の発信元から考えると見えてきます。
大手メーカーの主張が間違いだとすれば、その損失は図り知れません。
間違った情報を流し、消費者を騙したことになるので、信頼は失墜するでしょう。
一方、危険性を唱っているサイトは例え間違えていてもダメージを受けそうなところはあまりなさそうな印象でした。
そもそもそう言った情報は個人が発信しているものが大多数であり、信頼を失うことのリスクは非常に狭い範囲で閉じているからです。
恐らく、ノンシリコンのブームを作って、得する人たちが作り上げた情報なのだろうと思います。
■ノンシリコンでなくともよい?
この流れでいきますと、シリコン入りのシャンプーでも問題なし、となります。
ただ、シリコン入ってれば良い!と言うわけでもないと思います。
見るべきは、何故シリコンが入っているのか、何故ノンシリコンなのか、だと思います。
例えば、大手メーカーの製品にシリコンが入っているのは筋のとおった理由があるようです。
安価に製造できるシャンプー(いわゆる高級アルコールシャンプー)は洗浄力が強く、皮脂なんかを落としすぎるので、それをシリコンでコーティングしてカバーする。
理にかなってます。
とは言え、髪を保護する目的であればトリートメントとかに入れるべきな気がしますが。
恐らくシャンプーしか使わない人のためなのかな、と思います。
で、そもそもそんな洗浄力強いの使うなよ、と言うことで出てきてるのが昨今のノンシリコンシャンプーです。
(そうじゃないものもあるようですが…)
全うな商品は大抵アミノ酸系のシャンプーのはずです。洗浄力が優しく髪にも頭皮にも優しいのでシリコンいらず、といった感じ。
そう考えると、ノンシリコンを全面に押し出してる昨今の流行りには違和感を感じてしまいます。
アピールすべきはそこじゃないだろうと。
ノンシリコンを売りにしている広告は疑ってかかった方が良さそうです。
始めに載せた商品はノンシリコンを全面に押し出してるわけではなかったです。
購入したときに付いてくる説明書ではシリコンの効果を認めてますし、シリコンの恩恵を必要とするひとには自社のシリコン入りの商品を勧めておられます。
とは言え広告ページではさりげなくノンシリコンをアピールしてますけれども。
広告と説明書で書いてあるとこ違うと消費者の信頼損ないますし、この点はよろしくないなぁと思いました。
(2014/10/16訂正)
すいません、元々「シリコン入りシャンプー」と記載していましたが、シリコンが入っているのはトリートメントでした。
シャンプーで優しく洗い上げ、トリートメントではシリコンでキューティクルを守る、という感じのようです。
謝った情報を記載してしまい、申し訳ありませんでした。
■まとめ
良し悪し双方の意見を客観的に見て、自分で判断するかとが大切かと思います。
一方の考え方だけでなく、他の考え方もないのか振り返り、納得できるまで悩む。
人の意見を鵜呑みにして失敗するより、自分の考えで行動して失敗した方がきっと次に繋がります。
今回長々と書いた内容も参考にしていただき、判断していただければと思います。
それではまた。
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