2012年08月13日
手洗い、ウガイ、殺菌、抗菌グッズは本当に必要か!不潔のすすめ!
ここ数年、多くの台所用品、文具などに抗菌グッズが流行っていますが、はたして抗菌グッズは体に良いものでしょうか。 「強力抗菌」「抗菌防臭」。デパートやスーパーの日用品や文具売り場には、「抗菌」シールを張った商品が目に付きます。抗菌商品が増えだしたのはO157感染が問題化した数年前から。今でも抗菌グッズは着実に増え、売れ続けているらしいです。日本人ほどキレイ好きな国民は世界にいないのではないでしょうか。 人間の体には、細胞の約十倍もの細菌が共生し、人類は、細菌と共に生きる道を選んだのです。薬剤や抗生物質を使い過ぎると、バランスが崩れ、かえって感染症にかかりやすくなってしまいます。人のつめの中には1,000万個もの菌がいると言われています。 人の腸の中にはたくさんの菌が住みついています。その種類は100種類。数はなんと100兆個にもなり、大便の大部分はその死骸です。
菌には善玉菌といわれる乳酸菌やビフィズス菌などと、悪玉菌といわれる大腸菌があります。人が健康なら悪玉菌といわれる大腸菌も消化を助けたり、ビタミンを合成したり、良いこともしています。それなのに大腸菌が悪玉菌といわれるのは、肌を荒らしたり、老化を早めたりする有害物質を出したりしているからです。 健康なときは悪玉菌は何も悪いことをしません。善玉菌の乳酸菌などが増殖を抑えてバランスをとってくれる働きをするからです。 腸内細菌は種類や数が多いほど、免疫力が高まって、ガンにもアレルギーにもなりにくくなると言われています。逆に腸内細菌が少なくなると、体の免疫力が低下して、特に口から入ってくる病原菌に対してのバリアの役目が果たせなくなってきます。 肺炎などを起こす菌は鼻から入り込むので、手に触れる部分が抗菌であっても防げません。完璧にキレイにしないと気がすまない『不潔恐怖症』の人が、この5年ほどで1.5倍ほどに増えていると言われています。 不潔恐怖症は一種の「強迫性障害」です。常人では考えられないと思う行為や清潔に対するこだわりを持ち、そのために一日の中でたくさんの時間を費やして清潔を維持している方も多くおられます。
抗菌グッズに使用されている薬剤で体内の細菌に耐菌性ができ、耐性菌の中には、内部に入った化学物質を吐き出す「排出促進」というメカニズムを持つものが多いのですが、こうした菌は抗生物質すら排出してしまいます。耐性菌がまん延すれば、それが病気をもたらしたとき、抗生物質が効かないことが起こり得るのです。 曰本の子供達がとても弱くなっているのは、日本人の超清潔志向で、ウイルスや細菌・寄生虫など微生物を徹底的に排除していることが原因だと思います。 ばい菌といえば、すべてが「悪玉」とこれまでの曰本人は考えてきました。しかし、「バイキン」として総称される細菌・ウイルスなどの微生物の中には人の健康を守る「善玉」のものもたくさん存在することを知って頂きたいのです。バイ菌が今の子供達を強くするのです。菌やウイルスなどと「共生」し、「共に生きる」という考えが子供達の気持ちを精神的にも肉体的にも強く、たくましくすると思います。もう少し清潔に対しても図太く考えないと、このままでは、子供達はますますひ弱になってしまいます。
「腸内細菌は臓器の一つ」とさえ言われているほど人間にとって重要なものです。最近、アメリカでは大腸菌を飲むことが真剣に考えられていると言われています。腸内を無害の大腸菌でいっぱいにしてしまえば悪い細菌が口から入ろうとしても入れる余地をなくしてしまうという考えのようです。 ハエの止まった食品は不潔だとか、ゴキブリが食卓の上を這いまわっていたから食べ物を捨てるとか、米虫の出たお米を捨てるとか、カビの生えた味噌、醤油を捨てるとかしないで下さい。昔、私達の小さい頃はテーブルの下に落ちたご飯一粒でも拾って食べさせられました。床は当然、ばい菌だらけの汚れたところでした。でもそれで下痢をしたとか病気になったとか一度もありませんでした。今の清潔志向の強い子供達にこそご飯一粒の価値を教えるためにも床に落ちたご飯を洗わずに食べさせた方がいいと思います。適当に不潔のほうがいいのですから。
ほとんど赤ちゃんはばい菌だらけの床をはいはいして指をしゃぶっていますが何ともありません。ばい菌と共生しているのです。外で遊んでいろいろな菌に触れさせ、いろいろな菌に触れることは免疫力を高め、感染症への抵抗力を養うことになります。 子供達には外で思う存分に泥んこ遊びをさせ、適当に怪我をさせ、たまに風邪をひかせそれでも病院には連れて行かず自然治癒力で治るのを待てばいいのです。子供達は不潔で当たり前なのです。それが自然です。 インドなどでは全ての料理を手で食べています。手からばい菌を完全に落とすには石鹸をつけ10分以上洗わないと取れないと言われています。インド人はそんなに手洗いを真剣にやっているように思えません。大便や尿も流れてくるばい菌だらけの川で食物や手や体を洗い、洗濯をし、たくましく生活しています。 繁華街のゴミ箱から残飯を拾って食べているホームレスの人々は手洗いどころか汚れた黒い手で雑菌だらけの残飯を食べてたくましく生きています。世界一きれい好きな日本の皆さん、極端な清潔主義を止め、適当に不潔な、昔のように自然な生活を取り戻しましょう。
菌には善玉菌といわれる乳酸菌やビフィズス菌などと、悪玉菌といわれる大腸菌があります。人が健康なら悪玉菌といわれる大腸菌も消化を助けたり、ビタミンを合成したり、良いこともしています。それなのに大腸菌が悪玉菌といわれるのは、肌を荒らしたり、老化を早めたりする有害物質を出したりしているからです。 健康なときは悪玉菌は何も悪いことをしません。善玉菌の乳酸菌などが増殖を抑えてバランスをとってくれる働きをするからです。 腸内細菌は種類や数が多いほど、免疫力が高まって、ガンにもアレルギーにもなりにくくなると言われています。逆に腸内細菌が少なくなると、体の免疫力が低下して、特に口から入ってくる病原菌に対してのバリアの役目が果たせなくなってきます。 肺炎などを起こす菌は鼻から入り込むので、手に触れる部分が抗菌であっても防げません。完璧にキレイにしないと気がすまない『不潔恐怖症』の人が、この5年ほどで1.5倍ほどに増えていると言われています。 不潔恐怖症は一種の「強迫性障害」です。常人では考えられないと思う行為や清潔に対するこだわりを持ち、そのために一日の中でたくさんの時間を費やして清潔を維持している方も多くおられます。
抗菌グッズに使用されている薬剤で体内の細菌に耐菌性ができ、耐性菌の中には、内部に入った化学物質を吐き出す「排出促進」というメカニズムを持つものが多いのですが、こうした菌は抗生物質すら排出してしまいます。耐性菌がまん延すれば、それが病気をもたらしたとき、抗生物質が効かないことが起こり得るのです。 曰本の子供達がとても弱くなっているのは、日本人の超清潔志向で、ウイルスや細菌・寄生虫など微生物を徹底的に排除していることが原因だと思います。 ばい菌といえば、すべてが「悪玉」とこれまでの曰本人は考えてきました。しかし、「バイキン」として総称される細菌・ウイルスなどの微生物の中には人の健康を守る「善玉」のものもたくさん存在することを知って頂きたいのです。バイ菌が今の子供達を強くするのです。菌やウイルスなどと「共生」し、「共に生きる」という考えが子供達の気持ちを精神的にも肉体的にも強く、たくましくすると思います。もう少し清潔に対しても図太く考えないと、このままでは、子供達はますますひ弱になってしまいます。
「腸内細菌は臓器の一つ」とさえ言われているほど人間にとって重要なものです。最近、アメリカでは大腸菌を飲むことが真剣に考えられていると言われています。腸内を無害の大腸菌でいっぱいにしてしまえば悪い細菌が口から入ろうとしても入れる余地をなくしてしまうという考えのようです。 ハエの止まった食品は不潔だとか、ゴキブリが食卓の上を這いまわっていたから食べ物を捨てるとか、米虫の出たお米を捨てるとか、カビの生えた味噌、醤油を捨てるとかしないで下さい。昔、私達の小さい頃はテーブルの下に落ちたご飯一粒でも拾って食べさせられました。床は当然、ばい菌だらけの汚れたところでした。でもそれで下痢をしたとか病気になったとか一度もありませんでした。今の清潔志向の強い子供達にこそご飯一粒の価値を教えるためにも床に落ちたご飯を洗わずに食べさせた方がいいと思います。適当に不潔のほうがいいのですから。
ほとんど赤ちゃんはばい菌だらけの床をはいはいして指をしゃぶっていますが何ともありません。ばい菌と共生しているのです。外で遊んでいろいろな菌に触れさせ、いろいろな菌に触れることは免疫力を高め、感染症への抵抗力を養うことになります。 子供達には外で思う存分に泥んこ遊びをさせ、適当に怪我をさせ、たまに風邪をひかせそれでも病院には連れて行かず自然治癒力で治るのを待てばいいのです。子供達は不潔で当たり前なのです。それが自然です。 インドなどでは全ての料理を手で食べています。手からばい菌を完全に落とすには石鹸をつけ10分以上洗わないと取れないと言われています。インド人はそんなに手洗いを真剣にやっているように思えません。大便や尿も流れてくるばい菌だらけの川で食物や手や体を洗い、洗濯をし、たくましく生活しています。 繁華街のゴミ箱から残飯を拾って食べているホームレスの人々は手洗いどころか汚れた黒い手で雑菌だらけの残飯を食べてたくましく生きています。世界一きれい好きな日本の皆さん、極端な清潔主義を止め、適当に不潔な、昔のように自然な生活を取り戻しましょう。
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