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風邪は毒素排泄のため、薬で止める必要はない

風邪が流行る季節になりました。風邪は体内に溜まった毒素を排泄するための現象です。風邪は外部から風邪の菌やウィルスが入ってきて感染して熱や咳が出てきたものと考えウィルスが悪いと考えている方がほとんどです。風邪の菌、ウィルスは悪いのではなく、むしろ、天使のような存在で熱や咳、鼻水を通して体内の不要な毒素を排泄しようとして必死で働いてくれているのです。血液を酸性に汚す食べ物を多量に摂って、体内に汚れた血液を多量にもっていますよ!と言う警告なのです。

風邪の菌による熱でも、原因不明の熱であろうと、その根本原因は血液の汚れです。血液の汚れる食物を食べることで全身を循環した血液が臓器にどんどん入っていき、古い血液は分解処理され排泄されます。血液が汚れていると分解処理に何倍もの働きをしなければなりません。この臓器のオーバーワークによって臓器が過熱するようになります。 ウィルスによって発熱した場合でも、内臓の汚物処理のためのオーバーワークによる発熱でも、原因は酸性の汚れた血液が身体の中に溜まり過ぎたのが原因です。酸性でも2種類の陰性の酸性と陽性の酸性の汚れがあります。酸性の汚れ、毒素が臓器を全力回転させても処理できないので熱が出るようになるのです。車やモーター、機械でもあまりの負荷をかけるとオーバーヒートするのと同じです。

細菌、ウィルスは血液の汚れ、毒素を食べてくれ、増えていくのですが、ある程度毒素を処理すると菌の役目が終えるのでこれを整理して元の身体に戻すために、これに抵抗する白血球が動員され、この抵抗が発熱という症状として現れるのです。細菌、ウィルスは体内の汚物、毒素を分解処理する清掃局のような役目をもって、身体を守るためにやってくる天使の使命があったのです。 陰性の酸性食品には砂糖、甘い菓子類、ジュース、牛乳、植物油、など陽性の酸性食品には肉類、魚介類、卵、マヨネーズ、チーズ、バターなどがあります。

ではどうして血液が汚れるのでしょうか? 甘い物、砂糖が手に付いたら手がべトべトしますね。水の中に入れたらドロドロとしてきます。肉や魚介類の料理をしたら鍋も茶碗もべっとりとしますね。水の中に肉や油を入れたら汚れを落とすのが大変になりますね。 これと同じで体内の血液の中にこれらの酸性食品が入ったら、べトべト、ギタギタ、ベットリとして血液も血管も内臓も汚れていくのです。これを体内で分解処理するのがいかに大変か想像できると思います。 体内では、お皿や鍋を中性洗剤で洗うような訳にはいきません。この過剰な酸性食品の汚れの処理で臓器に大変な負担がかかるのです。酸性食品を食べてはいけないと言っているのではありません。食べる量が多過ぎるのです。極、少量にするか、1週間に1回にするとか、食べる量を減らしていかねば臓器は疲れ、よく風邪をひくようになり、寿命も縮まっていきます。 甘い物や牛乳、植物油、肉類、魚介類は全く食べない人はたくさんいます。食べなくても栄養的にも体力的にも何の支障もありません。主食とわずかのオカズ、ご飯と味噌汁だけで十分であり、このような粗食こそ最高の血液を汚さない、長寿食なのです。粗食と言うのでなく素食というべきでしょう。素食の少食こそ風邪をひかず、健康で長生きできる秘訣です。

風邪のとき、長ねぎの根の白い部分を5センチほどみじん切りにし、親指の頭半分くらいのひねしょうがを摩り下ろし、みかんの皮、3センチ四方くらいを細かく刻み、味噌小さじ半分、かつお節ひとつまみを用意し、大きめの湯のみ茶碗に入れて、熱湯を注ぎかき混ぜる。熱いうちに飲み、暖かいおかゆを食べてすぐ寝るようにして下さい。軽い風邪なら翌朝までに治り、熱も下がるでしょう。 高熱が出た場合は第一大根湯を飲んで、布団をたくさんかけて全身から汗を出して下熱して下さい。第一大根湯は盃3杯の大根おろし、1割のしょうがおろしに醤油盃1.5杯から2杯加え、熱い番茶を400ccほど注いで作ります。 病院で抗生物質の注射をし、薬をもらい、熱を下げて風邪が治ったと安心しがちですが、根本原因である酸性の毒素が身体から抜けたわけではないので又、風邪をひくようになります。 毎日の食事を改めることが何よりも大切です。




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