新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年04月09日
口臭は改善できる!口のニオイ撃退法
こんにちは。トーマスです。
口臭は改善できる!口のニオイ撃退法口臭とは、口腔内などにいる微生物が作るガスと、肺から出てきた臭気を含むガス(前日食べたニンニクや、お酒の臭いなど)が混じって、口から排出されたものがその正体です。口腔内には想像を超えるほどの多くの微生物が住み着いていて、これらは外部から侵入する病原菌をシャットアウトする役割を担っています。しかしその微生物が、虫歯や、歯周病を発生させたり、口臭の素となるガスを発生させたりします。
口臭を防ぐために歯を磨くことは、微生物を減らすという意味ではいいのですが、歯磨きだけでは完全に微生物を取り除くことは難しく、完璧に口臭を防ぐことはできません。さらに口臭には内科的原因で起こるものもあるため、そのような場合は、歯磨きによって除去することはできません。
口臭を防ぐのは唾液がカギ?
ドライマウスの人は口臭が強くなりますが、これは唾液が減少しているため。
唾液には、消化機能を助けたり、刺激のあるものを食べた際、その刺激を弱めたりする作用がありますが、もっとも重要な働きは、歯や粘膜の汚物を洗い流し、口腔内を清潔に保つということです。
唾液が十分にある状態で、口臭発生要因(中等度以上の歯周病や、炎症性疾患)がなければ、口臭は起こりにくくなります。
しかし、精神的な要因などによって、一時的に唾液の分泌が抑制されることがあります。そうすると口腔内を清潔に保つ力や免疫力を失い、唾液中にある新鮮な酸素が欠乏します。その結果、細菌が活発に活動しはじめ、さらに口呼吸をすることによって口腔内が乾燥し、唾液が減少することで口臭が発生してしまいます。
口臭を防ぐために気をつけることとは?
口臭の原因は、食後の歯磨きだった!?
口臭を防ぐためには、“食後の歯磨きが大切”だと思っている人は多いと思いますが、それは間違い。
実は、食後の口の中の細菌レベルは、一日のうちでもっとも良好です。食後すぐは口の中の細菌の活性がなくなるため、病的な口臭がある人でも口臭は消えます。
しかし過度に歯磨き剤で磨いてうがいをすると、口の中を清潔に保つ作用がある食後の「唾液」を全て失ってしまいます。すると食後しばらくして口腔内の乾燥や酸性化を引き起こし、口臭の原因になってしまうのです。
では食後のケアはどのようにしたらよいのでしょうか。
食後は歯の隙間や舌の上に微細な食べかすなどがありますが、唾液によって口の中は中性に保たれるため微生物の発生も抑えられます。しかし口の中を中性に保とうとする力が弱い人は唾液が酸性化し、食後しばらくして口臭が発生し虫歯の原因になります。
ですから、食後はできるだけガムを噛むなどして舌の上を美しくし、唾液の分泌を促進させて、口の中を中和することが大切です。
舌磨きは厳禁!
舌についている舌苔(ぜったい)が口臭の原因だと思い、舌磨きをする人がいますが、これも間違い。舌苔は程度の差こそあれ、舌の健康を維持する上で必要であると考えましょう。過剰な舌苔や、異常な舌苔は口臭の原因になることもありますが、磨きすぎることによってさらに口臭を悪化させる場合があるからです。
舌をブラシなどで物理的に磨くことで、保湿に必要な舌の表面の白い毛のように見える舌乳頭や味覚細胞を傷つけ、かえって乾燥が起こりやすくなったり、味覚障害を引き起こします。そのため、舌を物理的に磨く習慣のある人の唾液は、正常な人に比べて、舌粘膜上皮がはがれ落ち白濁沈殿するなど、明らかに異常な唾液になってしまいます。
舌苔が気になる場合は、口の中の天井に押し当てたり、ごしごししたりよく動かして、過剰な舌苔を取りましょう。この方法では、決して舌苔を取りすぎないですし、舌を傷めることはありません。目安は、変な味が無くなるまで数回やってみてください。
水分補給をする
適度な水分補給は、口の中の乾燥を防ぎ、かつ、唾液分泌の促進を図ることができます。摂取量の目安は1日1.2リットル。食事や喉が乾いた時以外にも飲むようにしましょう。
朝、起床後の歯磨き後に、200〜300cc程度(コップ1杯程度)を飲むのがおすすめです。これによって唾液分泌が促進されますので、朝食は必ず食べるようにしましょう。また、口腔内乾燥が起こりやすい食間にも水分補給をするようにしましょう。
水分補給に適した飲み物としては、水かスポーツドリンク(砂糖・炭酸を含まないもの)。お茶やウーロン茶は、唾液の分泌を抑えるので不適切です。またコーヒーも、飲むと口の中が酸性に傾き、またその成分が舌苔にも付着しやすく口臭の原因となるので不適切です。特に、空腹時のお茶とコーヒーは、口臭を強くする働きをしますので、注意しましょう。
虫歯がないかチェックする
虫歯があると、そこに食べかすがたまり、それが口の中の細菌によって分解されるため、口臭発生の要因になります。自分では虫歯が無いと思っていても、案外見えないところでできていることがありますし、以前に詰めたものが十分に合っておらず、その周囲に汚れがたまっていたり、あるいはその下で虫歯が進行していることもあります。
口臭が気になるときは、虫歯のチェックをしましょう。
唾液を分泌するエクササイズを行う
唾液分泌は自律神経系の支配を受けているため、私達の意志ではコントロールできませんが、しかしある種の唾液分泌は、舌の動きと連動しているため、コントロールすることができます。そこで、唾液を分泌させる舌のエクササイズをご紹介します。
【唾液分泌で口臭予防!エクササイズ】
口は、完全に閉じずに、少し開いた状態にします。
手順1: 口の中で「ら」の時の舌の位置を作ります。この時、舌の先は口の天井に軽く接しています。
手順2: 「ら・ら・ら・ら・ら・ら……」と激しく舌を動かしてください(声は出さなくてOK)。これによって、唾液がでてきます。それでも出にくいときは、「がらがらがらがらがらがら……」という発音の時の舌の動き(声は出さなくてOK)をしてください。
トーマスでした。
口臭は改善できる!口のニオイ撃退法口臭とは、口腔内などにいる微生物が作るガスと、肺から出てきた臭気を含むガス(前日食べたニンニクや、お酒の臭いなど)が混じって、口から排出されたものがその正体です。口腔内には想像を超えるほどの多くの微生物が住み着いていて、これらは外部から侵入する病原菌をシャットアウトする役割を担っています。しかしその微生物が、虫歯や、歯周病を発生させたり、口臭の素となるガスを発生させたりします。
口臭を防ぐために歯を磨くことは、微生物を減らすという意味ではいいのですが、歯磨きだけでは完全に微生物を取り除くことは難しく、完璧に口臭を防ぐことはできません。さらに口臭には内科的原因で起こるものもあるため、そのような場合は、歯磨きによって除去することはできません。
口臭を防ぐのは唾液がカギ?
ドライマウスの人は口臭が強くなりますが、これは唾液が減少しているため。
唾液には、消化機能を助けたり、刺激のあるものを食べた際、その刺激を弱めたりする作用がありますが、もっとも重要な働きは、歯や粘膜の汚物を洗い流し、口腔内を清潔に保つということです。
唾液が十分にある状態で、口臭発生要因(中等度以上の歯周病や、炎症性疾患)がなければ、口臭は起こりにくくなります。
しかし、精神的な要因などによって、一時的に唾液の分泌が抑制されることがあります。そうすると口腔内を清潔に保つ力や免疫力を失い、唾液中にある新鮮な酸素が欠乏します。その結果、細菌が活発に活動しはじめ、さらに口呼吸をすることによって口腔内が乾燥し、唾液が減少することで口臭が発生してしまいます。
口臭を防ぐために気をつけることとは?
口臭の原因は、食後の歯磨きだった!?
口臭を防ぐためには、“食後の歯磨きが大切”だと思っている人は多いと思いますが、それは間違い。
実は、食後の口の中の細菌レベルは、一日のうちでもっとも良好です。食後すぐは口の中の細菌の活性がなくなるため、病的な口臭がある人でも口臭は消えます。
しかし過度に歯磨き剤で磨いてうがいをすると、口の中を清潔に保つ作用がある食後の「唾液」を全て失ってしまいます。すると食後しばらくして口腔内の乾燥や酸性化を引き起こし、口臭の原因になってしまうのです。
では食後のケアはどのようにしたらよいのでしょうか。
食後は歯の隙間や舌の上に微細な食べかすなどがありますが、唾液によって口の中は中性に保たれるため微生物の発生も抑えられます。しかし口の中を中性に保とうとする力が弱い人は唾液が酸性化し、食後しばらくして口臭が発生し虫歯の原因になります。
ですから、食後はできるだけガムを噛むなどして舌の上を美しくし、唾液の分泌を促進させて、口の中を中和することが大切です。
舌磨きは厳禁!
舌についている舌苔(ぜったい)が口臭の原因だと思い、舌磨きをする人がいますが、これも間違い。舌苔は程度の差こそあれ、舌の健康を維持する上で必要であると考えましょう。過剰な舌苔や、異常な舌苔は口臭の原因になることもありますが、磨きすぎることによってさらに口臭を悪化させる場合があるからです。
舌をブラシなどで物理的に磨くことで、保湿に必要な舌の表面の白い毛のように見える舌乳頭や味覚細胞を傷つけ、かえって乾燥が起こりやすくなったり、味覚障害を引き起こします。そのため、舌を物理的に磨く習慣のある人の唾液は、正常な人に比べて、舌粘膜上皮がはがれ落ち白濁沈殿するなど、明らかに異常な唾液になってしまいます。
舌苔が気になる場合は、口の中の天井に押し当てたり、ごしごししたりよく動かして、過剰な舌苔を取りましょう。この方法では、決して舌苔を取りすぎないですし、舌を傷めることはありません。目安は、変な味が無くなるまで数回やってみてください。
水分補給をする
適度な水分補給は、口の中の乾燥を防ぎ、かつ、唾液分泌の促進を図ることができます。摂取量の目安は1日1.2リットル。食事や喉が乾いた時以外にも飲むようにしましょう。
朝、起床後の歯磨き後に、200〜300cc程度(コップ1杯程度)を飲むのがおすすめです。これによって唾液分泌が促進されますので、朝食は必ず食べるようにしましょう。また、口腔内乾燥が起こりやすい食間にも水分補給をするようにしましょう。
水分補給に適した飲み物としては、水かスポーツドリンク(砂糖・炭酸を含まないもの)。お茶やウーロン茶は、唾液の分泌を抑えるので不適切です。またコーヒーも、飲むと口の中が酸性に傾き、またその成分が舌苔にも付着しやすく口臭の原因となるので不適切です。特に、空腹時のお茶とコーヒーは、口臭を強くする働きをしますので、注意しましょう。
虫歯がないかチェックする
虫歯があると、そこに食べかすがたまり、それが口の中の細菌によって分解されるため、口臭発生の要因になります。自分では虫歯が無いと思っていても、案外見えないところでできていることがありますし、以前に詰めたものが十分に合っておらず、その周囲に汚れがたまっていたり、あるいはその下で虫歯が進行していることもあります。
口臭が気になるときは、虫歯のチェックをしましょう。
唾液を分泌するエクササイズを行う
唾液分泌は自律神経系の支配を受けているため、私達の意志ではコントロールできませんが、しかしある種の唾液分泌は、舌の動きと連動しているため、コントロールすることができます。そこで、唾液を分泌させる舌のエクササイズをご紹介します。
【唾液分泌で口臭予防!エクササイズ】
口は、完全に閉じずに、少し開いた状態にします。
手順1: 口の中で「ら」の時の舌の位置を作ります。この時、舌の先は口の天井に軽く接しています。
手順2: 「ら・ら・ら・ら・ら・ら……」と激しく舌を動かしてください(声は出さなくてOK)。これによって、唾液がでてきます。それでも出にくいときは、「がらがらがらがらがらがら……」という発音の時の舌の動き(声は出さなくてOK)をしてください。
トーマスでした。