2017年06月27日
何で続けているのか
社会人のアマチュア演奏家というのは
数多く存在すると思います。
このブログをご覧になっているあなたは、
何か楽器をやっていますか?
どんな楽器であっても、アマチュアとは思えないほど
素晴らしい演奏をする方もいらっしゃいます。
それでも、ほとんどの方が、音楽を人に聴かせるというよりも、
とりあえず演奏するのがやっとという場合が多いでしょう。
かくゆう、私もそうです。
プロの演奏家というものは、
もともと才能のある人が専門教育を受け、
さらに絶え間ない努力と練習を積み重ねて成り立っています。
プロとアマチュアの違い
アマチュアの場合の多くは、才能の無い人が、
我流で、ほとんど練習をしていないという状態です。
上手く演奏できなければ、当然、人の前で恥をかくことになります。
それでも、しがみついて、何とか楽器を続ける。
私自身も、アマチュア演奏家の演奏を聴く機会が多いですが、
凄いな、上手いな、と思うことは少ないです。
もちろん、皆、上手く演奏したいという気持ちがあるので
楽器を続けていると思うのですが、
そう簡単に上手く演奏することは出来ません。
どんなに、社会的に知名度のある仕事をしている人でも、
誰からも、素晴らしいと思われている人でも、
人前で楽器を演奏して下手だと、アレ?・・・
と思ってしまいますよね。
その反面、そんな人の演奏を聴くと、
どこかほっとする気持ちもおきますし、上手い下手は別にして、
感動するような演奏に出くわすこともあります。
フルート教室(武蔵野音楽大学出身の怖〜い先生です)
に通っている私の妻の演奏発表会を毎年聴きにいくのですが、
生徒の中には、お医者さんであったり、
定年退職してから楽器を始めた方であったり、
もちろんプロを目指す音楽大学の人など、色々な人がいます。
それでも、毎年聴きにいく度に、
ずっと続けている人は上手くなっているし、
楽器を始めた初心者の方の演奏でも感動することがあります。
もちろん、上手ければそれにこしたことはないのですが、
ただ単に「上手い=感動する」ということではないですよね。
恥をかいてでも、音楽を続けたい。
音楽が、楽器が死ぬほど好きだから続けたい。
私もそうなのです。
中学時代からずっとトランペットをやっていますが、
いまだに下手です。
何でこんなに長い間続けているのに
上手くならないのかな?
もちろん練習していないから・・・
ということがありますが、
人には向き不向きということがあります。
ただ、不向きだからこそ続けているということがあります。
若い頃は、練習だけは沢山やりました。
それでも、ちっとも上手くなりませんでした。
私の周りには、たいした練習もしないのに
上手く演奏出来る人が多くいました。
そんな人たち・・・今でも楽器を続けているかというと、
ほとんどの人が止めてしまっています。
「好きこそ物の上手なれ」ということは、
私の場合にはあてはまらないように思います。
いくら好きでも、いくら練習しても、楽器は上手くなりません。
それでも音楽は楽しいです。
そして、私はトランペットに出会えて、本当に良かったと思っています。
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タグ:練習
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