山の音楽家

東京生活での社会人第一歩を踏み出し、

ようやく親のすねかじり状態から脱皮しました。


そして、社会人Big Bandのお誘い。


しかも名門早稲田大学ハイソサエティ・ジャズオーケストラの

メンバーだった人からのお誘い。


さらに、バンマスは慶應義塾大学

K.M.P. New Sound Orchestra出身とのこと。


ワクワクと緊張状態で、練習場に足を運びました。


練習場は渋谷の「三浦ピアノ」という

レンタルスタジオでした。


練習場に足を踏み入れると、

まだ、メンバーが全員揃っていない状態で・・・


しばらくしてから何人か揃ってきたので、練習が始まりました。


その時の練習曲は覚えていませんが、

カウントベイシーの曲だったかな？


アレ？・・・アレ？・・・

手くないないじゃん・・・下手じゃん！！


名門ハイソサエティの演奏は？？？


かなりガッカリだったのですが、

とりあえず皆、良い人たちの集まりでしたし・・・


久々のBig Bandだったので、とりあえず入団することにしました。


その後、私の大学のOB Bandのメンバーを誘い入れ、

結局、私の出身大学のメンバーが半数を占めることとなりました。


そして、私はコンマスになりました（実力の全く伴わないコンマスです）。


その時のサックスのメンバーの一人に「阿部剛」がいました。





彼は、その頃、歌手の小柳ルミ子のバックバンドで

演奏していましたが、後に、尾崎豊のバックバンドでも

演奏するようになりました。


私も彼に誘われて、ブラスセクションを組んで

都内や横浜のライブハウスで何度も演奏しました。


演奏する曲はJazzではなくてディスコやR&Bでしたが、

とても勉強になりました。



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