2020年02月07日
単純な曲ほど難しい
私が所属している、上田アンサンブルオーケストラの4月に行われる定期演奏会のアンコールの曲が決まりました。
通常のアマチュアオケですと、おそらく団員が相談して決めるのでしょうが、このオケは全て指揮者が決定します(曲は全て指揮者の一存で決まります)。
今年は一体どんな曲なんだろう?
そして、配られた曲は日本の童謡唱歌である「ふるさと」でした。
誰もが知っている名曲中の名曲です。
なぜ、この曲が選ばれたかというと、指揮者の知り合いがオケの演奏会に来た時にリクエストされたのだとか・・・
名曲に違いないですが、定期演奏会のアンコールで「ふるさと」か〜・・と、思った団員は多かったのではないでしょうか。
確かに「物足りない・・」感じはします。
しかし、本当に心に残るような素晴らしい演奏が出来たら、カッコイイかなと思います!!
ところが、実際に譜面を演奏してみたところ・・・
単純な曲ほど難しいのです。
特に、誰でも知っている有名な曲ほど難しい。
そういう曲ほど、聴く側も期待しますから・・・
特に、アマチュアの場合は、演奏曲を選ぶ場合に出来もしないのにやたらと難しい曲を選びます。
私の場合もそうでした。
もちろん、自分の技術向上のために、ある程度の難曲を選ぶのはありかと思いますが、身の程知らずという場合が多いように思います。
もちろん、チャレンジ精神は必要です・・が、その前に死ぬほど練習しなければなりません。
いくら、趣味と言えども、聴く人があっての音楽です。
貴重な時間を裂いて聴きに来て下さる方々に不快な思いをさせてはいけないと思います。
とは言え、人が心地よく感じるような演奏をするということはとても難しいです。
家族で演奏する時にも、このあたりは本当に難しいと感じます。
特にトランペットで演奏する場合、よほど練習していない(練習していても)とすぐにボロが出ます。
単純なメロディーを丁寧に綺麗に演奏すること。
それは、楽器を演奏する上で基本中の基本なのに、アマチュアというのは、それが出来ていない人が多い。
もちろん、自分もその中の一人です。
楽器をやり始めるのは簡単ですが、人に聴かせることのできる演奏をするということは、本当に大変なことです。
まずは基礎練習、そして、毎日必ず「簡単な曲を一曲で良いので、丁寧に綺麗に演奏する」という練習が必要だなと最近はつくづく思います。
そういった意味では、日本の有名な童謡唱歌を練習曲に選ぶのは最適でしょう。
今年のオケの定演のアンコール・・凶と出るか、吉と出るか・・不安な要素が絶えません。
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