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2020年02月08日

ブルックナーってどうなの?


クラシックファンで、ブルックナーが好きだという人って案外多いような気がしますが、あなたはよく聴きますか?

日曜の夜に放送されているNHKのクラシック音楽館でも、たまに取り上げられますが、ブルックナーの交響曲が演奏される時は、私はいつも途中で眠くなってしまい、最後までしっかり聴いた記憶がありません。

最も、あの時間帯というのは、いつも疲れていて、やっと起きているという感じなのですが(月曜日からの仕事のことを考えると憂鬱になるし)・・


tom171027D.jpg



個人的なブルックナーに対するイメージというのは、何だか、メロディーらしいメロディーがなくて、どれが主題なのかよく分からなくて、延々と波が押し寄せてはひいていくといった曲想で、いつになったら曲が終わるんだろう・・という感じでした。



dog-4607655_1920.jpg




それでも交響曲第4番の「ロマンティック」という標題のついた曲は、ブルックナーにしては曲が短くて聴きやすかったのでCDを持っています(まっ発からホルンのソロ→ホルン奏者にとっては怖い曲)。





それでも、一年に一度聴くかどうか・・・


しかし、昨日の朝、通勤途中で毎日聴いているNHKFMの「クラシックカフェ」という番組で、たまたまブルックナーの音楽が流れた時に・・

なんだかこの曲・・すごくいい!!

曲の出だしから美しいチェロの旋律・・

いきなり音楽の世界に包まれてしまいました。

むちゃくちゃ包容力のある音楽・・


宗教にも近い世界観・・

しばらく聴き入っていると、何故かいきなり涙が溢れてきました。


感動の瞬間です。


hug-4287685_1920.jpg



その曲というのが、ブルックナーの交響曲第7番です。





この曲は超有名なので、今までに何度も聴いたことがあるはずなのですが、感動した・・ということは無かったと思います。

どんなに良い曲でも、聴くときのその人の状況によって感動するかしないかが決まるような気がします。


今回はたまたま通勤途中で聴いたブルックナーに感動しましたが、なぜこのときに感動したのかは分かりません。


疑問.jpg



私がブルックナーの交響曲第7番を生まれて初めて聴いたのは、おそらく中学か高校の頃だったと思います。

私の父親は油絵が趣味でしたが、絵を描いている時に、よくこの曲をかけていたと思います。

なので、自分の中に長く眠っていた曲なのでしょう。


まだまだ、星の数ほど存在する名曲が沢山あると思いますので、これから遭遇するであろう様々な名曲を楽しみしていきたいと思います。



【ヨーゼフ・アントン・ブルックナー】


220px-Anton_Bruckner.jpg

(Wikipediaより引用)


  • オーストリア
  • 1824年9月4日 - 1896年10月11日
  • 作曲家、オルガニスト。交響曲と宗教音楽の大家



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Morifuku

中学時代、友人にそそのかされて入部した吹奏楽部。 もともと、吹奏楽なんてものには興味がなかった。 入部したものの、楽器の種類すら分からない。 とりあえずトランペットという楽器は知っていたので、やってみた。 これが私の音楽人生の第一歩。 今では、68歳になる老年ラッパ吹き。 トランペットは人生のパートナー。

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