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2019年10月16日

マーラー交響曲第五番 トランペットソロ


私の憧れている曲の中で、グスタフ・マーラー作曲の交響曲第五番があります。

この曲は5楽章からなり、マーラー中期の作品です。

マーラーの交響曲は、2〜4番までは角笛交響曲と呼ばれていて声楽を伴いますが、5〜7番は純器楽による大編成のオーケストラ作品であることは皆さまもご存じであると思います。



とくに、第4楽章のアダージェットは「ベニスに死す」という映画の中で使われたことで有名ですが、マーラーはこの曲の作曲途中でアルマと出会い、アルマへの愛の気持ちをこのアダージェットに込めたという話も有名ですね。

もちろん、このアダージェットの美しいメロディーも大好きですが、ラッパ吹きにとっては何といっても冒頭のトランペットソロが気になります。

私がこの曲を始めて聴いたのは高校3年生の時ですが、冒頭から伴奏なしで、いきなりトランペットソロから始まる曲ということで衝撃を受けました。

良い曲だなという印象よりも、「最初のソロで失敗したらこの曲は台無しになってしまうだろう」という恐怖感の方が優先していました。

この曲を落ち着いて聴けるようになったのは、大学になってJazzを始めてからです。

なぜならば、クラシックの音楽というのは、自ら参加するものではなくて客観的に聴いて楽しむことができる音楽だと割り切ることができたからです。

それが現在では、アマチュアと言えどもクラシックのオーケストラに所属しているという環境からか、昔の恐怖感が再び湧き上がってくることがあります。

私の所属しているオケで、この曲を演奏すいるということはまず無いと思いますが、やはり冒頭のソロは一度は吹いてみたいという気持ちになります。

マーラー交響曲交響曲第5番では、こんなYoutubeの動画をみつけました。



ボストンフィルの音楽監督であるベンジャミン・ザンダーによる公開レッスンの模様です。

このレッスンでのトランペット奏者は、一度も音をはずしていません。

プロというのは、こういう人たちなのですね。

楽譜に書いてあることは吹けて当たり前で、そこから先の音楽的な部分が問題になってきます。

アマチュアの場合は、与えられた譜面が吹けるか否かがまず問題になってきます。

アマチュアは基本的な技術の部分が出来ていない人が多いからです。

もちろん、プロの方々でもミスはあると思います。

しかし、それは音楽そのものを壊してしまうようなミスではありません。

アマチュアの場合のミスの多くは、音楽そのものを壊してしまうような大きなミスを起こしてしまいがちです。

そこには、本格的に学んだ技術の差や、才能や様々な経験の差などが関係してきますが、アマチュアであっても、プロのレベルに近い演奏をすることは不可能ではありません。

現にYoutube動画を見ると、アマチュアでも素晴らしい演奏をされている方々が数多く存在します。

最近のアマチュアの音楽レベルは、一昔前に比べると各段に上がってきていますね。

私のような古い時代のアマチュア演奏家は、なかなかついていくのがシンドイですが、それでも、ほんの少しでも良い演奏ができればと日々頑張ってはいます。

マーラー5番の公開トランペットレッスンでは、Youtubeで次のようなものも見つかりました。



ベルリン・フィルのソロ・トランペット奏であるガボール・タルケヴィによる公開レッスンです。


さらにこんな動画も発見!!色々な奏者によるマーラー5番冒頭の聴き比べです。





私も早速練習してみることにしました。


楽譜は、数十年まえに購入した、有名なオーケストラ曲のトランペット部分を抜粋した譜面がのっている本に出ていました。

マーラー5番ラッパ.jpg
トランペット名旋律集.jpg


この本は、現在すでに絶版になっていて入手出来ませんが、けっこう楽しめる本です。

とくに音楽関係の本は、すぐに絶版になってしまうことが多いので、いいなと思ったらなるべく買っておいた方がいいですね。

マーラー交響曲第の交響曲第5番の冒頭のトランペットソロは、ただ吹くだけなら、アマチュアのレベルでも何とか吹けるレベルですが、実際に本番で吹くとなると、かなりのプレッシャーがかかります。

しかも、音楽的な演奏を・・となると、かなり厳しいです。


しかしながら、この曲はトランペットを演奏している人であれば、誰でも一度は演奏してみたいと思う一曲だと思います。

ただ、アマチュアと言えども、このソロを吹くことができる人は、ある程度のレベルの人だと思いますので、オケで実際に経験できる人は数少ないのではないでしょうか。


下手な人には決して、ソロはまわってきませんから・・・


アマチュアの世界でも、実力の差がものをいいます。

ソロを吹きたかったら、実力で勝ち取るしかありません。

そのためには、日々努力して、コツコツと練習を積み上げていくしかありませんね。


最後に、ガボール・タルケヴィのソロから始まる、サイモンラトル指揮・ベルリンフィルのマーラー作曲交響曲第5番を聞いてみましょう。







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Morifuku

中学時代、友人にそそのかされて入部した吹奏楽部。 もともと、吹奏楽なんてものには興味がなかった。 入部したものの、楽器の種類すら分からない。 とりあえずトランペットという楽器は知っていたので、やってみた。 これが私の音楽人生の第一歩。 今では、68歳になる老年ラッパ吹き。 トランペットは人生のパートナー。

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