2017年05月05日
トランペットのレッスン
高校の吹奏楽部には音楽大学を目指す人が多かったので、そんな人たちは皆、レッスンに通っていました。
我流での楽器演奏に限界を感じていた私も、国立音楽大学を卒業したばかりのトランペットの先生に師事してレッスンに通うようになります。
しかし、中学〜高校と我流でやってきた練習方法をすべて否定され、一からやり直し。
当時、一番トランペットを吹いていたし、コンクールも間近だったので焦りました。
私は音楽大学を目指していたわけではなく、ただ単に楽器が上手くなりたいと思っていただけなのですが、ある時先生に、音楽大学を受験してみないかと言われました。
マジで、「どうしよう」と思いました。
しかし、当時、将来の進路を明確に決めていなかった自分としては、「好きな音楽をやっていけるのなら」というような安易な気持ちでチャレンジしてみることにしたのです。
それからが地獄の日々になるのです。
トランペットのレッスンは、より専門的になるし、聴音やソルフェージュやピアノのレッスンも始まりました。
ピアノなんて触ったことも無かったし、どこがドの音なのかも知りませんでした。
家にピアノも無かったので、友人から譲ってもらった電動式のオルガンで練習しました。
聴音は音が取れないし、ソルフェージュも上手く出来ない、トランペットの課題曲も吹けない・・楽しかった音楽が自分にとって、苦痛になってしまいました。
しかし、レッスンは続いて行く・・とにかく追い込まれていきました。
高校3年の夏、自分の周りは皆、大学受験のラストスパートで頑張って勉強していました。
高校では、とりあえず理系の大学が希望だったのですが、今更、後には退けない状況.・・
トランペットの先生もピアノの先生も、本当に良く教えてくれました(怖かったですが)。
しかし、自分としては限界でした。
担任の先生に相談しましたが、今更、理系の大学なんて受かるところは無いと言われました。
結果として、音大受験は諦めました。
トランペットの先生を裏切ることになってしまい、将来の進路も見失い・・本当に最悪でした。
それから、普通の大学の受験勉強を始めましたが、すでに遅いです。
結局受かった大学は文系の三流大学。
それでも、音楽の苦痛の日々からぬけ出ることが出来た開放感に満ち溢れていました。
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