2018年11月22日
音声を視覚化して編集できる「SpectraLayers Pro」が80%オフの8,500円!
ソースネクストeSHOPにて、音声を視覚化して編集できるソフト「SpectraLayers Pro」が80%オフの8,500円(税込9,180円)で販売されています。
何をするソフトかといえば、音声データを視覚化して目で見て編集するソフトです。音声データは自動で立体的に資格されてますので、例えばボーカル音声のみの消去したり、特定の楽器の音を抜き出したり、強調したりできます。Photoshopでいうマスク処理に似たことが、音声データに施すことができるようになります。
具体的な可視化データは以下のような感じになります。
上のデータは「3D 表示」させたもので、要は音のスペクトルを精密に視覚化して表示します。これによって、特定の音の重なりなどを目で見ることができるので、必要な音だけ選択したり、それぞれの音が現れてから消えるまでの音量の変化を確認や調整することが可能になります。複数の音楽データでの相対的な音の強さの関係性も視覚的に確認できます。視覚化はリアルタイムで行われますので、音声データの変更調整はすべて即座に反映されます。
具体的に、このデータをどう取り扱うかといえば、レタッチソフトに似た感じで操作を行うことになります。オーディオデータが色分けされ(あるいは周波数で色分けして)、グループに分ける、貼り付ける、並べ替えるなどの扱いは、レイヤー分けに慣れた人なら抵抗なくできるはずです。
SoundForge のスペクトラム表示とどう違うのか
SoundForge も波形エディタの代表格ですが、ソフトとしてコンセプトが違います。単に波形を重ね合わせて表示するだけなら、SoundForge で十分できますが、重ね合わせて新たな音を作り出すという目的に置いては、本ソフトの視覚化方法の方が、自然と湧き出たような仕上がりになります。とはいっても、内部処理は SoundForge と重なる点も多いようで、もちろん両ソフト館でのデータのやりとりもシームレスにできます。
実用的な使い方
複数のサウンドを合成する際にも本ソフトの視覚化は大変有効に働きます。例えばボーカルを消去して新たなポーカルで上書きしたい場合など、サウンドを作り上げるというクリエイティブな目的のみならず、実用的な使用方法はノイズの除去だと思います。エアコンや蛍光灯のノイズは他のソフトでも高精度で自動除去できますが、突発的なノイズには対応に難儀します。例えば、通常の部屋でインタビューなどの録音をしている際に、突如街宣車がやってきた、工事が再開して嫌なノイズが乗ったようなケースには、本ソフトの視覚化編集が威力を発揮します。なんといってもマニュアルで除去していけるので、気の済むまで作り込めるのがポイントです。
タグ:ソースネクスト
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