2018年12月06日
プロ級の新聞・チラシ・冊子が作れる「パーソナル編集長 Ver.13」が 52%オフの7,980円!
ソースネクストeSHOPにて、新聞、チラシ、冊子などが3ステップで簡単作成できてしまう「パーソナル編集長 Ver.13」が52%オフの7,980円(税込8,618円)で販売されています。
簡単に言うとDTPソフトですが、数枚で完成するパンフレット(チラシなど)、あるいは垂れ幕を効率よく短時間で作成出来るソフトです。小説や論文のような長さのあるもので、後に冊子全体を通して検索・置換などが予測されるときは、より高性能な Adobe InDesign の方が適切に扱えます。新聞のような大きな用紙に印刷するものでも多数ページでなければ問題なく作成出来ます。多数ページを扱うときは、ファイルを複数に分けて作成すれば普通に作成出来ます。
本ソフトが効力を発揮するのは、その場限りの使い捨てチラシなどを作成する時です。
基本、テンプレートを選んで、文字・画像を選んで入れるだけ。これで十分に見栄えのいいものができます。というのも、良くできた新聞2書体と読みやすいフォント15書体、著作権フリーのイラスト、写真素材(3,751点)が付属しているので、これらを上手く使うだけで、お手軽ソフトで作成した感は無くなります。サンプルおよびテンプレートは500点(以上)程ですが、これに関しては全体の1割ほどは使えるという感じです。
本ソフトには「文章校正支援ツール」なるものが搭載されていて、文法的な誤りや読みにくい文章の校正支援をしてくれるわけですが、この機能にはあまり頼らない方が良いでしょう。構成能力そのものは悪くありませんが、インターフェイスがダサくて操作性も悪いです。後から付け足した感がぬぐえません。ここは原則通り、Wordのような文章作成ソフト(ワープロ)で本文を完成させて、本ソフトに流し込む方が使い勝手に優れます。
Wordだけではイマイチのものしかできないのが「縦書き」紙面です。本ソフトは、簡単に新聞風の縦書きパンフレットやチラシが作成出来ますので、縦書きを多用する人には本ソフトは有用です。
かつての PageMaker や InDesign で苦労して作っていたチラシが簡単に作れてしまうのが、なんとも楽しいソフトです。時代的には、紙に印刷するより本機能の「PDF/X-1a(印刷用PDFの規格)」もしくは「PDF/X-4」でPDF出力して、印刷するかしないかは受信者にゆだねるような使い方が似合うと思います。もちろん、出力センターにPDF入稿する定番のやり方でも問題ありません。
意外に便利な機能は「グレースケール・モノクロ変換」機能です。写真入りのカラー印刷は、インクジェットでし出力するとランニングコストと印刷時間がかかるので、モノクロレーザーで出力することがよくあります。ところが、プリンタドライバによっては黒つぶれして、写真の上の文字や、カラーボックス状に配置した文字や図面が読みにくくなることがあります。しかも、せっかくカラーで完成させてしまった後に気づくことが多いわけですが、本機能でモノクロ変換してやると、作り直すことなく数秒でこの問題が解決してしまいます。
オススメできるのは
ソフトの性質上、手っ取り早く印刷イメージを完成させたい人には、本ソフトはオススメです。アルバイトの募集広告、町内会の新聞、行方不明のペットのチラシなど、賞味期限が短めで急を要するものは、本ソフトで大丈夫です。
論文等のレイアウト指定が厳密に存在している場合や、細かい文字のカーニングや、複数ページのレイアウトに関しては InDesign などの本格専用ソフトの方にメリットがありますが、本ソフトの完成度からしてサマリー程度の半ペラなら問題なくこなせます。学術的な論文であっても PDF 入稿が許されていれば対応出来ます。ポスターやカタログ等の自由にレイアウトが許されるものは本ソフトで問題なくこなせます。かつては、10年ほど前は小中学校の教員向けソフトという感がありましたが、本バージョンなら、チョットした出版物なら大丈夫になっています。
Wordや一太郎の方が出番が多いという方でも、本ソフトの付属フォントが欲しいという方なら、割引中に手に入れてしまうのもアリですね。
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