とくとくまる

NTT-Xにて、不定期開催のタイムセール品ですが、シリコンパワー製のiPhoneで使えるUSBフラッシュメモリー xDrive Z30 Lightning 64GB SP064GBLU3Z30V1W が会員割引後6,980円で購入できます。期限は７月19日の午前10時までです。64GBのUSBメモリとして普通に考えると割高な感じは否めなくもないですが、iPhone や iPad ユーザーにとっては役立つこと間違いなしのアイテムです。iPhone・iPad の中に保存した写真などをほかのデバイスやメディアに移すには、ネットワークを経由するか、USBでPCと繋げてPC本体に保存するかぐらいしか実用的な方法は無かったのですが、xDrive Z30 を使用すれば、iPhone・iPad と本器だけで写真や連絡先、その他のファイル等のバックアップが簡単にできて、iPhone・iPad のストレージを拡張できます。本器は一見ただのUSBメモリに見えますが、側面のバーをスライドするだけでLightning端子が出てきて、iPhone・iPad にそのまま挿すことができる外部ストレージになります。さらにバーをスライドさせると、今度は反対側からUSB端子が出てきて、これをそのままPC等に挿すことが出来ます（Lightning と USB3.0 のデュアルインターフェースです）。本器は USB3.0 対応ですので、USB 2.0 時代のメモリと比べると転送速度は高速です（最大読込：150MB/秒、最大書込：70MB/秒、ただし USB 3.0 対応デバイスに接続したときに限ります）。今月の初めに、本器とよく似た PhotoFast CR-8800 という賞品を紹介しましたが、本器は microSD カードに保存するタイプでは無くて、USBメモリそのものに保存する点、USB3.0 対応か否かの違いが主な違いです（microSD カード部分が USB3.0 メモリに置き換わったものが本製品だと考えればほぼ正しいと思います）。無料の専用アプリ（xDrive Exproler）を使用して本器との接続をコントロールする点は同じです。
専用アプリさえインストールしておけば、xDrive Z30 を Lightning 接続すればアプリが起動しますので、あとはアプリお任せでデータをコピーすれば大丈夫です。このアプリは Dropbox や Google Drive とも連携できますので、使い勝手はよいです。無理に気になる点をあげるなら、本製品に限りませんが、Apple が標準でサポートしていないフォーマットは、専用アプリから（iPhone・iPad 側から）の使い勝手はよろしくありません。例えば、xDrive Z30 にビデオを保存して iPad で視聴しようとするとき、ファイルフォーマットが mp4 ならほぼ問題なく再生できますが、avi などのフォーマットの場合は他のアプリケーションに渡すことが出来ないので、このような場合は USB で PC と接続して PC の方で内容を確認するということになります（これが出来るだけマシだともいえますね）。これは本製品の問題ではなくて、Apple 側の仕様によるものです。アプリの使い勝手については、App ストアで無料ダウンロードできますので、購入前に、まず試しておくのもよいかと思います。なお、Lightning 部分は Apple社の MFi 認証(Made for iPod iPhone iPad)を取得しているのと２年保証がついているので安心です。64GBモデルの方が個人的にオススメですが、32GBモデル SP032GBLU3Z30V1W の方も割引価格の4,780円で販売されています。