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posted by fanblog

2018年02月20日

北海道・東北 H28-080

体の局所に現れる医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。

a. イレウス様症状が悪化すると、腸内細菌の異常増殖によって全身状態の衰弱が急激に進行する可能性がある。
b. 間質性肺炎の症状は、かぜや気管支炎の症状と区別が容易であり、それらの鑑別には細心の注意は必要ない。
c. 喘息の症状は、外用薬で誘発されることはない。
d. 消化性潰瘍の症状は、消化管出血に伴って糞便が黒くなることがある。





〜解答・解説〜
a.正 イレウス様症状=腸閉塞状態。敗血症などの原因となる。
b.誤 間質性肺炎は、肺胞と毛細血管の周りにある間質が炎症を起こしたもの。発熱(必ずしも伴わない)、呼吸困難や空咳がみられ、通常のかぜや気管支炎と区別しにくい。
c.誤 喘息症状は外用薬(インドメタシンなどの鎮痛消炎成分が代表的)でも誘発されることがある。
d.正 血液が大腸で水分を吸収されて、鉄分だけが多く残ることで黒色となる。多くは上部消化管の出血と考えられる。
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