2018年02月20日
北海道・東北 H28-079
次の記述は、精神神経系に現れる医薬品の副作用に関するものである。正しいものはどれか。
a. 精神神経症状は、医薬品を通常の用法・用量で使用していれば発生するおそれはない。
b. 無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
c. 過去に無菌性髄膜炎の軽度の症状を経験した人は、再度同じ医薬品を使用しても抗体ができているため再発はしない。
d. 医薬品の副作用によって中枢神経系が影響を受け、興奮、眠気、うつ等の精神神経症状を生じることがある。
〜解答・解説〜
a.誤 医薬品の使用により精神神経症状(集中できない、落ち着かない、不眠など)が発生することがあり、これは通常の使用量でも注意する必要がある。
b.正 イブプロフェンなどで問題となる無菌性髄膜炎は、髄膜炎の中で細菌や真菌が原因ではないもの(多くはウイルス性)を指す。イブプロフェン服用中の全身性エリテマトーデス(SLE)の患者で最初に報告された。
c.誤 過去に軽度の症状を経験した人の場合、再度同じ医薬品を使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合がある。
d.正
a. 精神神経症状は、医薬品を通常の用法・用量で使用していれば発生するおそれはない。
b. 無菌性髄膜炎は、医薬品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。
c. 過去に無菌性髄膜炎の軽度の症状を経験した人は、再度同じ医薬品を使用しても抗体ができているため再発はしない。
d. 医薬品の副作用によって中枢神経系が影響を受け、興奮、眠気、うつ等の精神神経症状を生じることがある。
〜解答・解説〜
a.誤 医薬品の使用により精神神経症状(集中できない、落ち着かない、不眠など)が発生することがあり、これは通常の使用量でも注意する必要がある。
b.正 イブプロフェンなどで問題となる無菌性髄膜炎は、髄膜炎の中で細菌や真菌が原因ではないもの(多くはウイルス性)を指す。イブプロフェン服用中の全身性エリテマトーデス(SLE)の患者で最初に報告された。
c.誤 過去に軽度の症状を経験した人の場合、再度同じ医薬品を使用することにより再発し、急激に症状が進行する場合がある。
d.正
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