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2022年01月10日

東海・北陸 R02-079

医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 局所作用を目的とする医薬品によって全身性の副作用が生じたり、逆に、全身作用を目的とする医薬品で局所的な副作用が生じたりすることもある。
b 含嗽薬(うがい薬)は、その多くが唾液や粘液によって食道へ流れてしまうため、咽頭粘膜からの吸収が少なく、ショック(アナフィラキシー)等のアレルギー性副作用を生じることはない。
c 間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が上昇して血液に酸素を過剰に取り込み、体内は高酸素状態となる。
d 喘息は、内服薬のほか、坐薬や外用薬でも誘発されることがあり、原因となる医薬品の使用後、時間とともに症状が悪化し、顔面の紅潮や目の充血、吐きけ、腹痛、下痢等を伴うこともある。





〜解答・解説〜
a 正 
b 誤 うがい薬でもアレルギー性の副作用は起こりうる。
c 誤 ガス交換率は「低下」して、体内は「低酸素状態」になる。
d 正 
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