2018年02月20日
北海道・東北 H28-074
脳や神経の働きに関する以下の記述の正誤について、正しいものはどれか。
a. 延髄は多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されている。
b. 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約75%である。
c. 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しやすい。
d. 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある。
〜解答・解説〜
a.正 延髄には呼吸・嘔吐・咳嗽・心拍などに関わる中枢がある。
b.誤 ブドウ糖消費量は75%ではなく25%。脳の重量が体重の2%程度しかないことを考えると、それぞれ15%・20%・25%とかなりの割合を占めている。
c.誤 末梢の血管に比べると選択性が高く、脳に移行できる物質の種類は限られる。大分子やイオン化したものは移行しにくい。
d.正
a. 延髄は多くの生体の機能を制御する部位であるが、複雑な機能の場合はさらに上位の脳の働きによって制御されている。
b. 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブドウ糖の消費量は全身の約75%である。
c. 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しやすい。
d. 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位(視床下部など)がある。
〜解答・解説〜
a.正 延髄には呼吸・嘔吐・咳嗽・心拍などに関わる中枢がある。
b.誤 ブドウ糖消費量は75%ではなく25%。脳の重量が体重の2%程度しかないことを考えると、それぞれ15%・20%・25%とかなりの割合を占めている。
c.誤 末梢の血管に比べると選択性が高く、脳に移行できる物質の種類は限られる。大分子やイオン化したものは移行しにくい。
d.正
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