MFPDFで表の罫線とデータの位置調整に苦労しながら
1日がかりで仕上げた。
もっと早く簡単にできないかと考え、Webを検索したら
テンプレートファイルを使用するという方法を見つけた。
データを埋め込む表を先に作成しておき、
FPDIでそのファイルを読み込んで、
そこにTCPDFでデータを埋め込むという方法。
表をWordなり、Excelなりでさっさと作れるので
作表にかかる時間はかなり短縮できそう。
だが、データの埋め込み位置の指定はどうだろうか。
TCPDFのCELL機能では罫線とデータの位置指定を同時に行える。
テンプレートを使うと、それらが分離してしまうので、
データの埋め込み位置の指定は
注意深く行う必要があり、時間がかかりそう。
作成する表の特性に応じて、
テンプレートを使うか使わないかを判断するべきだと思う。
埋め込むデータが少なければ、テンプレートを使った方が良さそう。
// ライブラリを読み込み
require_once './tcpdf/tcpdf.php';
require_once './fpdi/fpdi.php';
// ページ設定
$pdf->AddPage('P');
$pdf->SetDisplayMode(’real’,'default');
$pdf->SetAutoPageBreak(true,10);
// テンプレートを読み込み
$pdf->setSourceFile('./template.pdf');
// 読み込んだPDFの1ページ目のインデックスを取得
$Index = $pdf->importPage(1);
// 読み込んだPDFの1ページ目をテンプレートとして使用
$pdf->useTemplate($Index, null, null, null, null, true);
// 適当な文字を埋め込み
$pdf->SetXY(90, 100);
$pdf->Write(5,”テストデータ”);
// PDFを出力する
$pdf->Output('output.pdf','I');
注意)
FPDI-1.5.3を使用した。
FPDI-2.0.2はFpdi.phpとファイル名が変わっており、うまくいかなかった。
手放しで喜ぶことはできないが、
テンプレートファイルを読み込み、
その上にデータを埋め込んで出力できたときはうれしかった。
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