2019年12月19日
筋肥大と分割法の神話/筋ダンブログ
筋肥大にまつわる神話とは
よく筋肥大をさせるには分割法を用いた方がいいと言われていますが実はこれ神話です。
筋肥大をさせるために一部位週一回のトレーニングのことを「ブロ・スプリット」と言いますが、この「ブロ・スプリット」を取り入れているトレーニーは数多くいますが、この「ブロ・スプリット」には深刻な欠点があります。
特に筋肥大を狙っているトレーニーにはかなりの大問題です。
筋肉の成長問題
筋肉の成長を実際に計測した実験によると、トレーニング後の筋肉の成長は最大三日間しか続かないことがわかりました。
一部位を鍛えるのに一週間も開けてしまうと最初の数日は筋肉は成長しますが後の数日は維持されるだけか最悪の場合は筋肉が減ってしまいます。
中枢神経系の問題
次に中枢神経系の問題が起こってきます。
限界までトレーニングすると疲弊するのは筋肉だけではなく、中枢神経系も疲弊してしまい、回復に一週間か、それ以上かかってしまいます。
筋肉と神経系の回復は時間が異なるためトレーニングには工夫が必要です。
限界までトレーニングをやらなければ神経系の回復は数日で済むので、筋肉の回復を見ながらハードな日と軽めの日に分けて一週間を通じてトレーニングの内容を考えなければなりません。
回復時間の問題
最後に大きな筋肉群は回復に三日間かかります。
胸、脚、臀部、特に脊柱起立筋は回復に時間がかかります。
なので大きな部位は週二回程度のトレーニングで十分です。
逆に小さな筋肉群、二頭筋や前腕、三角筋などは三日も間を空けてしまうと筋肉が成長する機会を失ってしまいます。
なので小さな部位は週四程度のトレーニングがいいでしょう。
大きい部位は周に三回、小さい部位には週に4回程度のトレーニングが効率的であり、ほとんどの人がこの法則に当てはまりますが、完全に当てはまるとは言い切れないので、この頻度が合わない人は自分に合わせて頻度を上げたり、下げたりしたください。
ここで気をつけて欲しいのは頻度を上げすぎてオーバートレーニングにはならないようにしましょう。
タグ:筋トレ
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