2018年04月18日
『遅読家のための読書術』印南敦史 ー こんなカタチで読書を考えたことはなかった!
思考の整理のためにブログを書こうと思って欲しいるのですが、
私、読書はなかなかに遅い。
そんな折、最近、この本に出会いました。
『遅読家のための読書術』 印南敦史
一言で言い表すと、
「読書のパラダイムシフト」
でした。
本書の中にも出てくるのですが、読者と言えば、
「本にある知識をできる限り吸収する。」
という考えでいました。でも、本書では、
読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会うこと」
としています。
読書においては読者が主人公
という考えは「本は隅々まで読まなければならない」という観念を覆すものでした。
月20冊の多読するための様々なノウハウが記されていますが、これは「速読術」などとは異なります。
読書の習慣を作る方法
読書体験のストック
本との付き合いかた
などなど、具体的にどうやって自分の今の読書を変えていけば良いか分かりやすくまとめられています。
ちなみに、小説などは速く読むには適さないと述べられていますが、それも読書のリズムの中には必要とも述べられています。
私のように「本をもっと読みたいなぁ」と思っている人の他、読書家の方も「こういった読み方もあるんどなぁ」と気付きがあると思います。
スマホ全盛の時代ですが、本をもっと読まなきや、というあなたにオススメです。
遅読家のための読書術 情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣 [ 印南敦史 ] 価格:1,512円 |
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