離婚率が高いと言われています
実際に 筆者の周りの長距離運転手をしている人で離婚した人は何人かいます
離婚した理由はよくは知りませんが・・ (。´・ω・)?
離婚したあとは大変みたいです
運転手のなかには離婚した事を後悔する人もいるようです
離婚原因は人によっていろいろ事情が違う所もありますが今回はトラック運転手の
離婚の原因について見ていきたいと思います (/・ω・)/
目次
離婚率
離婚率とは
3組に1組が離婚をしている?
トラック運転手の離婚率
離婚する原因
勤務時間が不規則で生活リズムが家族と合わない
休日が不定期で家族でお出かけが出来ない
疲れていて家に帰っても寝ている
歩合給制の会社が多く 収入が不安定
運行中に使う食費などのお金が高額
離婚しない為には
運転手の仕事を家族に理解してもらう
家族サービスをする
家事を手伝う
お金の節約をする
長距離運転手から近距離配送に転職をする
まとめ
離婚率
■離婚率とは
離婚率とは結婚している人の内離婚した人の割合だと考えてしまいそうですが 人口1000人
あたりの年間離婚件数の事で 離婚数を15歳以上の男性人口で割ったものです (普通離婚率)
一般に離婚率というと普通離婚率の事を言います
離婚率=年間離婚届け件数/人口×1000
離婚率はパーセンテージではない
たとえば離婚率1.00の場合 離婚率1パーセントということではなく また100組中1組みが
離婚しているという意味でもなく人口1000人あたり1組が離婚しているということになります
日本の離婚率は1.69(令和元年)
平成30年 1.68
平成29年1.70
■3組に1組が離婚をしている?
日本の離婚率は3組に1組といわれています
3組に1組が離婚していると聞くと 結婚しても3組に1組は離婚するイメージがあるかも
しれませんが実はそうでもないんです (。´・ω・)?
これはどういうことかというと 単純に同じ年の婚姻件数と離婚件数を比較したもので
実際に離婚した割合ではありません
例えば令和元年に結婚した夫婦が令和元年に離婚するわけではなく 令和元年に離婚した夫婦
の中には令和元年以前の様々な年度に結婚した夫婦が含まれるという事です
その為結婚した夫婦の内 何組が離婚したかという数字とは違います
3組に1組が離婚という説は単純に同じ年の婚姻件数と離婚件数を比較したもので 実際に
夫婦が離婚した割合ではありません ('ω')ノ
■トラック運転手の離婚率
トラック運転手のイメージには離婚率が高いというものがあります
離婚の原因としてよく挙げられる代表的なものは 家族との時間が少ない
事 休みが少ない事 生活リズムが違う事
などがあります
2015年度(職業別標準化離婚率)
総数
総数 3.6
就業者総数 4.1
A_管理的職業従事者 …
B_専門的・技術的職業従事者 4
C_事務従事者 2.5
D_販売従事者 3.3
E_サービス職業従事者 9.7
F_保安職業従事者 2.7
G_農林漁業従事者 4
H_生産工程従事者 2.8
I_輸送・機械運転従事者 6.4
J_建設・採掘従事者 8.9
K_運搬・清掃・包装等従事者 2.9
無職 2.9
そして実際 職業別離婚率として11の職業の内 輸送・機械従事者はサービス職業従事者と建設
・採掘従事者に次ぐ3番目に高い数字になっています
( ̄▽ ̄)
したがってトラック運転手は離婚率がやや高い職業ということが分かります ( ̄▽ ̄)
標準化離婚率
年齢構成の異なる人口集団の間での離婚率について その年齢構成の差を取り除いて
比較ができるようにした離婚率を いいます
離婚する原因
■勤務時間が不規則で生活リズムが家族と合わない
長距離トラック運転手は勤務時間が不規則な為 家族と生活リズムが合わずにすれ違って
しまう事があります
同じ家で暮らしているはずなのに顔を合わせる機会が極端に少なければ 何の為に結婚
したのか分からなくなってしまう人もいます
一緒にいる意味が感じられなくなり離婚する人もいます
近距離配送の運転手の場合でも夜勤が多い場合は夕方から夜にかけて出勤し 深夜から
早朝に帰ってくるという生活を送る運転手とは生活リズムがなかなか合いません
結婚しても一緒の時間をたくさん過ごす事は難しいです
結婚して子供が出来ると妻は家事と育児で大変です
子供が小さいとよく夜中に急に熱を出したりする事もあるので どうしていいのか
分からなくなり あせる事もあります
その中で夫がいないと忙しく妻は孤独を感じ 不安になってしまいます
■休日が不定期で家族でお出かけが出来ない
運送業界は慢性的な人手不足の状況にあります
病気などで欠員がでたり 急に仕事が入れば 運転手は休日でも出勤をしないといけない
事があります
たくさん仕事をすればそれだけ多く稼げるというメリットはあるものの 家族と出かける
などの予定がたてにくく 休日のお出かけをキャンセルしないといけない時があります
病気などで同僚の運転手が休まないといけない場合などは 代わりの出勤を頼まれると
断りにくいものです (≧◇≦)
体調が悪い時はお互い様なんですが・・
こんなことが続けばトラック運転手の妻や子供たちは自分たちの事をないがしろにされていると
感じ 家族として一緒にやっていくことを諦めて 離婚を選ぶ人もいるはずです
多くの家庭で妻子との関係が悪化してしまった結果 運転手の離婚率は高いのかもしれません
■疲れていて家に帰っても寝ている (-_-)zzz
トラック運転手は体力と神経を消耗する仕事です 家に帰ったらゆっくり休みたいと思うのは
当然ですが 家族がいればそのような訳にもいきません
特に共働きの家庭の場合 妻が働きながら 家事や育児をこなしているのに 夫は帰ったら
寝ているだけ などという状態であれば離婚はまず避けられないでしょう
トラック運転手の離婚率が高いのは 仕事で疲れ切っており妻への配慮が出来ないことの現れ
でもあると考えられます
家族との良好な関係をたもつには 家事を分担したり 子供の面倒をみたりするなど 家事や家庭に
参加する事が必須です
■歩合給制の会社が多く 収入が不安定
一家の大黒柱として収入を得る事はかかせません 平均年収の比較的高いトラック運転手も
収入が少なければ 家族の生活を維持する事が出来ずに離婚に繋がるおそれがあります
この点で歩合給の多いトラック運転手は不利な状況にあります
年功序列型の企業では年齢が上がると共に収入が増える 事が期待できますが トラック運転手
は昇給が少なく 年齢を重ねても現在以上の収入を見込むのは難しいです
増収どころか 若い頃のように 働くのが難しくなり 収入が減ってしまう可能制もあります
なかには体調を崩したり 体力がついていかなくて運転手をやめて別の仕事をする人もいます
■運行中に使う食費などのお金が高額
運行中に掛かる生活費が高額になる他 休日や趣味に使う小遣いなどで妻ともめる事があります
一度運行に出ると数日から1週間ほど自宅へは帰れません
なので運行中は外で食事や入浴などの日常生活をする事になるので 別に生活費がかかります
家族と別に生活する形になると 食費などの生活費の負担がふえたり
その他 趣味の為に使う小遣いや タバコ 酒代などにもお金も使うので家計を圧迫します
また生活費を入れない ギャンブルなどで借金をするなどは 離婚の原因になります ( 一一)
離婚しない為には
■運転手の仕事を家族に理解してもらう
長距離運転手は一度運行に出ると数日から1週間ほど 自宅へは帰れません
自宅へ帰っても仕事の疲れから体をゆっくり休めたいと思っている運転手も結構いるはずです
居眠り運転などをしないように 体を休めて次の運行にそなえるのも仕事の内です
事故を起こしては元も子もありません!
その為家族と過ごせる時間や家事の手伝いなどの時間はあまりとれない時が多いのが現実です
家族に自分の仕事内容や過酷さを分かってもらいましょう
特に結婚する前などに仕事の事を相手とよく話し合っておく事が大切です
運転手の妻の中には 仕事の過酷さを理解している人もいます
■家族サービスをする
時間をつくって 休日に家族と出かけたり 子供と一緒に遊びましょう
長距離運転手は休日も少なく体力が多く必要な過酷な仕事の為 休みの日だとは言え
なかなか家族サービスは難しい所もあるかと思いますが休日などに自宅へ帰った時に
毎回ゆっくり体を休めるのではなく 何回かに一回は家族と過ごせるように仕事を調整
するなどして家族だんらんを過ごす時間を作りましょう
会社に相談して勤務シフトを調整するなどしましょう
休日の日に自分の時間を持ちたいと考えるかもしれませんが 妻も頑張っています
子供も小さい頃は父親と一緒に家族で遊びたいと考えているので何もしないと家族から
必要とされない空気のような存在になります
■家事を手伝う
自宅へ帰った時 少しの事でもいいので 家事を手伝うようにしましょう
あれもこれも全て出来ないと思うので 出来る範囲で少しでも家事を手伝うようにします
ゴミを捨てる 洗い物をする 洗濯物を干す または たたむなど・・
普段から夫のいない生活で家事と育児に追われて妻は疲れているので少しでも
負担を減らすため 協力をしましょう
家事を何もしないのは妻が疲弊して 離婚の原因に繋がります
■お金の節約をする
運行中は食費などの生活費が家族とは別にかかるので家計の負担もふえます
将来の事を考えると貯金も必要なので 運行中のお金の使い過ぎや 浪費には注意しましょう
(住宅ローン・子供の教育費などお金の必要な事はたくさんあります・・)
自宅から最初の一食分だけでも弁当や水筒を持っていくとか して節約しましょう
クーラーボックスをトラックに積んでいて 中に食べ物などを入れて持参したり車内で使える
ケトルや炊飯器を使って節約をしている人もいます
■長距離運転手から近距離配送に転職をする
長距離運転手だとどうしても仕事の都合上 休日や出勤時間が不規則になりがちなので
比較的 勤務日程の安定した近距離の配送に転職をする
(日帰りでも深夜配送の仕事は離婚する人が多い)
または倉庫間の横持輸送など毎日家に帰れる部署に異動する
会社によっては 長距離以外の仕事もしている所もあるので 上司と相談をして部署の
配置替えをしてもらいましょう
倉庫作業のリフトマンや事務の内勤者になるのも一つの方法です
まとめ
トラック運転手の離婚原因は様々ですが 家族と話しあったり 家事や育児を協力する事で
ある程度は離婚を防ぐ事が出来るようです
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