テンカラ釣りのまとめ

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渓流のアマゴ釣りが好きでよく出かける。
アマゴ釣りは古来の釣法テンカラ釣りで経歴は40年になる。



疑似餌（自作の毛針）を目的の場所に振り込み、
アマゴが疑似餌に飛びつく瞬間に仕留めるのである。





アマゴはどう猛だが賢い、疑似餌を加えた瞬間に
生餌と違ったと分かり一瞬に吐き出す。

その吐き出す一瞬を合わせるのだが、
100分の一秒とも200分の一秒とも言われている。
そのタイミングがテンカラ釣りの醍醐味なのだ。



だが、それに至るまでのアプローチが大切で、

川を見てアマゴの生殖場所を知る。

その場所へ的確なショットが必要になる。

すなわち
アマゴの捕食場所を知り、川の流れを読み、正確なショットをする。
そして、瞬時に合わせる。
ここに至るには、2年ほどの訓練期間が必要。

これらが合致したときに、渓流の女王を仕留めることが出来る。


長年アマゴ釣りをやっていると、
テンカラ釣りを教えて欲しいと他の釣り人から言われるときがある。

テンカラ釣りは日本古来の釣法だが、
あまりやっている釣り人を見かけないからだろうか？

私を見て珍しいのか？
テンカラ釣りを始めたが釣果が出ないからなのか？
近くに寄ってきて、問う釣り人がたまにいる。



そのときに私の返す言葉は、
「あなたの友人で、テンカラ釣りの上手な人を探して、
その釣り人の釣法を、そつくり真似るのが近道ですよ！」と、
今日、今すぐに教えるのは無理です。と、回答する。



その通りで、
私もテンカラ釣りを友人から教わった。

教わるよりも、その友人の釣法を全て真似た。
毛針作り、川の読み方、投げ込み方、合わせ方、
全てをそっくり真似たのです。

そのため、
何日も釣れない日が長く続いたが、
やがて、テンカラ釣りを会得した。

そして、渓流の女王アマゴを釣り上げることが出来た。
その釣果は友人の釣法をすっかり真似たからだ。
そんなことで、
今では、友人以上の釣果が出るときもある。