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2017年10月22日

自分流のラインを作ろう

テンカラ釣りで重要なのは「テンカラ竿とライン」です。


テンカラ竿とラインのバランスが大切です。

そのために、テンカラ釣り師は試行錯誤しながら、自分流のラインを作ってきたのです。
有名なのが、富士流テンカラ糸です。私も昔はこのラインを使用していました。
他のテンカラ糸より軽くて良く飛ぶテーパーラインを作られたのです。

テンカラ釣りをする誰しもが、一番の難関はラインと思っています。
それぞれが自分流のラインにたどり着くまで苦労を重ねているのは
事実です。
************************************

「テンカラ釣り用ライン」です。

   

テンカラのラインは、ナイロン糸を数本で編んだテーパーラインと
ナイロン糸1本だけのレベルラインがあります。
最近ではフライフィッシングの流れから、1本のナイロン糸がテーパーになつた
ラインも販売されています。が、使用頻度は低いです。

左のテンカラ釣りラインは、飛ばしやすいラインですが、長さが決まっていること、値段が高いこと。
枝などに絡ませたときは、引っ張って切れるとよりが戻って使い物にならなくなること。

それに対応したのが右のレベルラインです。
好きな長さで使用ができる。価格も安い。それに応じてテンカラ竿も開発された。
そんな理由から、最近ではレベルラインを使用する方が増えてきました。

しかし、このレベルラインの欠点は風のある日は軽くて使えない。
遠くへ飛ばせない。・・・などの欠点があります。

だから、どちらに軍配があるとは言えないのが現状です。

やはり、テンカラ釣りの「ライン選び」は難しいのです。

テンカラ釣りを始めた方は、ここでまず。つまづきます。
「思うように飛ばない」、「釣れない}」・・・くそ、ヤーメタとなります。
または、
「あぁ、テーパーライン用のテンカラ竿がほしいなぁ?」・・・・・・・
「しかし、高いし、もったいないし、釣れるか分からないし」・・????
テンカラ釣りを始めたが、挫折するのはこんなことでしょう。

「ちよっと待った。」 

私があなたに合ったテンカラ用ラインを教えます。
一緒にテンカラ釣りラインを作りましょう。

では、レベルラインの準備です。
1.4号のフロロカーボン50m透明1個
2.3号のフロロカーボン50m透明1個
3.3号のフロロカーボン30m蛍光色オレンジ1個
ここまでがテンラレベルラインの道糸部分になります。
これにハリスを付け、毛針を結べばできあがりです。

******************************

「私流のテンカラ釣りラインの特徴」

4号と3号をつなぐのは、より遠くへ飛ばしやすくするためです。
テーパーラインにまねています。
つぎのオレンジ蛍光色ラインはあわせのヒントになります。 

「ラインの作り方」

4号を2mと、3号を2.5mを8の字結びの電車結びで連結します。

この出来たラインに3号の蛍光色0.6mを同じように結び足します。
なぜ、この蛍光ラインを継ぎ足すのかは後ほど説明します。

   18のじ.jpg8のじ2.jpg
         8の字結び

 

  一重むすび1.jpg

これは、一重結びです。  大きな力が掛かると切れやすいです。
合わせたときのショックで切れることがあります。
だから、一重結びのところを、上の図のように8の字で結んで下さい。

それぞれの結び目には、瞬間接着剤を付けます。
4号2mと3号2.5mと3号蛍光色0.6mで全長約5mの
ラインが出来ました。

出来あがつたラインに、ハリス1.5号または2号約60cmと
毛針を結ぶと完成です。
***************************

ハリスの結び目は、川の流れに影響します。
小さくて抵抗の少ない針結びが良いです。
針結び?
3号のオレンジ糸を針と思って、ハリスを結ぶことです。
当然、3号の先には止め結びで団子を作っておきます。

この長さを基本にして、飛ばしてから長さを調整するときは
4号ラインと3号ラインを切って調整します。
短く切った後も飛びとラインが垂れないか、確認して下さい。

このラインは、テーパーラインと同じぐらい良く飛びます。
テンカラ釣りの初心者でも簡単に飛ばせますよ。

************************

では、なぜオレンジ色のラインを結んでいるのかを説明します。

ラインを打ち込むと、たまには毛針を見失うことがあります。
「あれ?」と思っている間にアタリがあったりします。
その防止と、究極のアマゴのアタリをとらえるためです。

後ほど「アマゴの釣り方」で詳しく説明します。

次はラインの飛ばし方「技術」とアマゴの合わせ方を
書きます。   
お楽しみに・・・・・

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