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2016年06月15日
元プロ野球選手の清原和博氏に覚醒剤を譲り渡したされる小林被告の裁判・・・【求刑3年】
覚せい剤取締法違反罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告(48)を懲役2年6月、執行猶予4年とした東京地裁判決が15日、確定した。
清原元選手に覚醒剤を譲り渡したとして、同法違反(譲渡)の罪に問われた群馬県みどり市の無職小林和之被告(45)の公判が同日、同地裁(室橋雅仁裁判官)であり、検察側は懲役3年を求刑した。弁護側は執行猶予を求めた。
小林被告は被告人質問で清原元選手から注文がある時は、気分が優れない様子で電話してきて、知人とのトラブルや、子どもと会えないつらさを話した上で「用意できる?」譲渡を求められるため「正直つらかった」と明かした。
大ファンの小林被告は2人で覚醒剤を止めようと話しながら譲渡していたとした。今後は清原元選手の電話には「出ない」とも話した。
小林被告と同居する元妻は証人尋問で、浮気を疑って尾行するうち、小林被告が覚醒剤が買えるとされる場所に寄って、清原元選手に会うのを目撃し、事態を察したとした。「清原さんを助けたいのか」と聞くと小林被告は「止められないつらさも分かるから」と話したという。
検察側は「入手先を明かさず再犯の可能性がある」と指摘。弁護側は元妻らのサポートがあり職場もあるとして、執行猶予を求めた。判決は来月5日に言い渡される。
2016年06月14日
JTB、パスポート番号含む793万人分の個人情報流出・・・メールの添付ファイルから感染と思われる。
ジェイティービー(JTB)は6月14日、同社子会社でEC事業を展開するi.JTBのサーバに不正アクセスがあり、約793万人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。
流出したのは、「JTBホームページ」「るるぶトラベル」「JAPANiCAN」で予約したユーザーに加え、JTBグループ内外のオンライン販売提携先でJTB商品を予約したユーザーの個人情報。ネットで予約後、店舗で精算したユーザーも対象となる。
個人情報には、氏名(漢字、カタカナ、ローマ字)、性別、生年月日、メールアドレス、住所、郵便番号、電話番号、パスポート番号、パスポート取得日が含まれている。また、流出したパスポート番号とパスポート取得日のうち、現在有効なのは約4300件。クレジットカード番号や銀行口座情報、旅行予約の内容は含まれていないとしている。
JTBによると、3月15日に取引先を装った不正メールの添付ファイルを開いたことで、i.JTB内のPCがウイルスに感染。3月19日〜24日には、i.JTB内の個人情報を保有していないサーバに対して、内部から外部への不審な通信を複数確認している。通信を遮断し、ネットワーク内のサーバ、PCを調査したところ「外部の侵入者が作成して削除したデータファイル」の存在を確認したという。
外部のセキュリティ専門会社と共同で、ウイルスを駆除するとともに、削除されたデータファイルの復元と不正アクセスの調査を実施。復元したデータファイルに個人情報が含まれていたことから、流出の可能性が浮上したとしている。
同社によると、個人情報を悪用されたことによる被害の報告は今のところないとしている。今後、JTB内にITセキュリティ専任統括部門を設置し、ITセキュリティ専門会社との連携を強化。また、グループ社員に実施しているITセキュリティ教育については、実践的な演習でサイバー攻撃の察知力を高めるとしている。