2015年09月21日
競輪を始めて気づけば約10年。
トータルは当然の如くマイナスである。たまに的中するも、【本命】より【抑え】ばかりの的中である。
つまり一日単位での結果も、ほぼ100%敗戦を喫している。
不思議なことに、競輪に参戦する上で常に同じような現象にて敗戦となるわけだ。
その現象とは・・
一度的中して収支がプラスになったとき、引き続きレースに参戦し続けると的中率が一気に下降する。まるでトリックに掛かったかのように、【ワイド】すら的中しないのだ。
[種]が尽きる寸前に、多少の的中があったとしても時すでに遅し。[種]が足りずに弱気勝負で買い口が減り、ついには的中率が0%となり終了となる訳だ。
では、収支がプラスになったときを引き際として、速やかな退陣を・・と思うだろうが、競輪に対しての意思が『稼ぐため』という事だけにある訳ではない。
勝利を収める事とは、実質的に「収支プラス」という結果であることを理解している。
しかし各々のレースに対して挑戦すること。即ち、限られた時間における【情報収集力】と【展開予想力】をもって勝負に挑み、本命的中を掴み取るという目的が何よりの楽しみであるわけだ。
この心情で勝負に挑んでいる間は、収支プラスという結果を期待する事が難しい。それは理解しているのだが、上位を目指して懸命に走る選手を応援したい、勝利を掴んで欲しいと望む心=共に喜びたいという心情が大切なのだ!
しかし・・・長い期間、競輪勝負をしていると、色々見えなくても良い部分に気付くわけだ。
まず最初に気付くべき点とは、応援する者と同様、選手も人間であるという事だ。
つまり、試合に挑む選手達にも体調、心境の変化が常にあるという事を認識しなければならない。
「疲れが残っているな」、「風邪気味か」、「気が乗らないな」、「今日だけは勝ちたい」などの心境変化と合わせ、それに体が素直に反応する場合と、逆に思うような走りが出来ない事もある。
この[心身の変化]まで読み取ることが可能であれば、応援する選手の出場する試合内容(出走表より)及び、協力する選手との関係・影響(並び予想・ラインより)による展開予想をすることで、勝利切符を手にする確率が上昇するのだ。
しかし、現実的には予想に欠かせない情報のひとつである[心身の変化]が分からないことが大問題なのだ。
つまり、[心身]情報を入手することなく、選手の【戦歴】や【走行タイプ(先行・捲り・差しなど)】、【数値化された実力値(競走得点)】という情報のみで予想するだけでは、的中率の上昇に大きな問題があるということだ。
なぜなら、[心身]情報がない=選手の状態を『勘』で想定し、勝負に挑んでいるということ他ならないからだ。
これは、極端に述べるならば『運試し』をするに等しい行為であろう。
『勘に頼る』=『運試し』ということが、〔宝くじ〕を購入する行為と変わらない状況を発生させている。
ではこの対策としてどのような行動が必要だろうか・・・
この課題についての内容は、また続編で近々掲載することにする(つづく)。
ちなみに、自身の競輪予想ブログを開設したのでよろしく(お願いします!)⇙
『競輪への未練〜予想で対抗』
今日はA級チャレンジ戦が終了しているので、以後更新する予定。