2017年02月12日
借金生活in留置所6
留置所に入って18日目になった。いまだ父親から面会も連絡も無い。こっちから手紙だけは唯一出せるが、電話などはできないので父親がパチンコ店と示談する気があるのかどうかさえわからない。
警察に確認すると、すでに213番のお父さんには連絡しています。としか教えてくれない。肝心な事は何一つ教えてくれないのである。
逮捕されてから20日経つと起訴されるため、裁判までの約二ヶ月間さらにこの中で暮らす事となる。さらに起訴されれば私の場合実刑は無いが、罰金刑か執行猶予はつくらしい。
今さら罰金刑だろうが執行猶予だろうがどうでもいいが、この中にあと二ヶ月居なければいけない事の方がよっぽど絶望的である。
24時間ろくでもない男達と同じ部屋で過ごすストレスは想像以上に耐え難い。パチンコ店で金を全て使い、帰る家も無くフラフラと夜の街をさまよっていた時の方がまだ少しは希望があった。
今はこの六畳の部屋を出ることさえ許されない。働けないし、電話もできない、もちろんパチンコも競艇もできない。タバコすら吸えない、テレビもない、ケータイでネットを見ることもできない。
本当にただ何もせず24時間檻の中にいるだけである。さらに、中が丸見えの便所で用を足すのもかなりストレスが溜まる。
そもそも部屋の中に便所がある事自体が嫌である。完全な個室ではない為匂いが若干部屋へと漏れる。18日間タバコを吸ってないので鼻が前よりだいぶ良くなっているせいもあるのだろう。
特に飯を食う時は便所に背を向け、意識せず食べるようにはしている。それでも便所の匂いが若干飯に混ざるので、あきらめて我慢するしかないのである。
はぁ、私の父親はあまりの情けなさで見捨ててしまったのだろうか?そういうタイプの人間ではない事は息子であるがゆえよくわかっているのだが、あれから一回も面会に来てくれないので、さすがに不安である。
外の事は一切わからないのでただ待つしかないのである。はぁ、ため息をついては見飽きた天井をただただ見つめている。
この生活を自分では変えることはできない。
この生活を変えることが出来るのは弁護士と私の家族だけである。
この生活をどうするか決めるのは検察である。
ここに居る以上どんなに考えようが、どんなに頑張ろうが、どんなに後悔しようが全くの無意味である。
そう、私は今捕らわれの身なのである。
おおよそ人間の扱いなどされなくて当然なのである。
警察に確認すると、すでに213番のお父さんには連絡しています。としか教えてくれない。肝心な事は何一つ教えてくれないのである。
逮捕されてから20日経つと起訴されるため、裁判までの約二ヶ月間さらにこの中で暮らす事となる。さらに起訴されれば私の場合実刑は無いが、罰金刑か執行猶予はつくらしい。
今さら罰金刑だろうが執行猶予だろうがどうでもいいが、この中にあと二ヶ月居なければいけない事の方がよっぽど絶望的である。
24時間ろくでもない男達と同じ部屋で過ごすストレスは想像以上に耐え難い。パチンコ店で金を全て使い、帰る家も無くフラフラと夜の街をさまよっていた時の方がまだ少しは希望があった。
今はこの六畳の部屋を出ることさえ許されない。働けないし、電話もできない、もちろんパチンコも競艇もできない。タバコすら吸えない、テレビもない、ケータイでネットを見ることもできない。
本当にただ何もせず24時間檻の中にいるだけである。さらに、中が丸見えの便所で用を足すのもかなりストレスが溜まる。
そもそも部屋の中に便所がある事自体が嫌である。完全な個室ではない為匂いが若干部屋へと漏れる。18日間タバコを吸ってないので鼻が前よりだいぶ良くなっているせいもあるのだろう。
特に飯を食う時は便所に背を向け、意識せず食べるようにはしている。それでも便所の匂いが若干飯に混ざるので、あきらめて我慢するしかないのである。
はぁ、私の父親はあまりの情けなさで見捨ててしまったのだろうか?そういうタイプの人間ではない事は息子であるがゆえよくわかっているのだが、あれから一回も面会に来てくれないので、さすがに不安である。
外の事は一切わからないのでただ待つしかないのである。はぁ、ため息をついては見飽きた天井をただただ見つめている。
この生活を自分では変えることはできない。
この生活を変えることが出来るのは弁護士と私の家族だけである。
この生活をどうするか決めるのは検察である。
ここに居る以上どんなに考えようが、どんなに頑張ろうが、どんなに後悔しようが全くの無意味である。
そう、私は今捕らわれの身なのである。
おおよそ人間の扱いなどされなくて当然なのである。
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