2020年04月29日
どうせなら一度ぶっ壊れろ
コロナウィルスが広まって、最近仕事が本当に無くなった。
西成の現金仕事はほぼ壊滅的な状態である。
しょうがなく土建の寮に入ろうと思ったが、受け入れてくれるとこなどほとんど無い。
まあ、私にはまだいくらか貯金があるが、これが6月以降も続くのであれば、さすがにやばくなってくるだろう。
今、手元に金が無い人は本当にもう、どうしようもないであろう。
私も貯金が20万を切った。
とりあえず西成を離れることにした。
神戸の方がまだ仕事があるという話しを信じ、新開地へと流れ着いた。
神戸はまだ状況が良く、一週間に2、3日は仕事があった。
まあ、ゴリゴリな解体屋と働くはめになるのだが、今はとりあえず仕事があればまだ、ましである。
解体屋)おい!おっさん!
私)はい
解体屋)今からスクラップ捨てにいくからな、木とゴミと紙わけとけ。
私)はい
分けておけの意味がわからなかったが、とりあえずユンボでグチャグチャに噛み込んでいる産廃の山の事だろう。
はっきり言って仕分不可である。木も土もゴミもグチャグチャである。瓦とカラーベスト(アスベスト)さえも一部混ざっている。
全て産廃で捨てたら余裕で20万はかかるであろう。
とりあえず、瓦、カラーベストなどやばいやつを仕分け、後はゴミをトンパックの中へと詰め込んだ。
全然片付かないまま夕方になり、解体屋が帰ってきた。
解体屋)グチャグチャやん。わけとけ言うたやろ。
私)すんません。これが限界です。
解体屋)しょーもないわ。カス。もうええ。
理不尽にキレられ、どやされる。
これが日雇いなのである。自分はど底辺である事を私もしっかりと理解しなければならない。
解体屋は自慢気にシャツを脱ぎ、それなりの刺青を見せつけ帰っていった。
西成と神戸はひとあじちゃうで、とでも言いたいのであろう。
まあ、こういう仕事をしてるとそういう人間とも仕事をしていかなければならない。
など妄想に浸りながら帰っていたが、体の調子がどうもおかしい。
やたら筋肉痛というか、関節の痛みみたいなものを感じ、体が妙に重い。
兵庫駅のキャンドゥで買い物してる時に激しいめまいに襲われ一瞬倒れそうになった。
なんなんだ?別に今日たいした仕事をしたわけでもない。クソ暑い夏場でもない。
なんで、こんなに体調が悪いんだ?
もしかして、コロナ違うか?
ふと、そんな事が頭をよぎった。
とりあえずビール2本を買い、アルコールで完全殺菌することにした。
相変わらず酒は旨い、フフフ、これでばっちりだ。
などと気分良く寝たが夜中に目がさめる。
ゴホッゴホッ。
めちゃくちゃ喉が痛い。口の中が粘っこい唾だらけで、呼吸が苦しい。
たぶん私はコロナか何らかのウィルスをもらったのであろう。
明日果たして仕事に出ていいのか?
そんな事を考えながら朝になったが、そんな迷いは必要なかった。
仕事に出れる体調ではない。
立ち上がるのがやっとである。
それから、一週間ぐらいずっと家の中にいた。
正直、問い合わせてもどこに行けばいいのかわからない、自分がコロナなのかどうかなんて、検査もしてないのにわからない。
とりあえず、ひとつわかったことは、あなたまだ若いんだから自力で治してくれということであろう。
この日本という国の対応は恐ろしく事務的で、非紳士的で恐ろしく遅い。
例えば大手企業に国政を任せられるのなら、すぐに改善されるであろう。
もちろん金銭的な問題は抜きにして、人が納得できる対応ができるかどうかである。
あの30万の給付金にしてもそうである。
誰も納得するはずの無いようなばかげた内容で、結局、政治家は一致団結して国民を守る意思など無いことは、よくわかった。
それよりも、政治家の次の選挙への醜い争いであるとしか感じない。
そんな事をしている間にも、経済は破綻に向かって一直線だし、病人は非常に苦しい思いをしている。切実である!
こんな時期に利権にまみれたマスクだけいち早く届くという、ありがたくも何ともない、これが日本の政治である。
何が一番大切かは誰もがわかっている。
マスクは届けられて、給付金の書面一つ届けられない、こんな政府何の役に立つんだ?
そもそも、私達はどの政治家を選べば日本の政治が良くなるのさえわかっていない。
それならぶっ壊れてしまえ。
マスコミも政治もパチンコも。
綺麗事を並べれば通用する社会などぶっ壊れてしまえばいい。
西成の現金仕事はほぼ壊滅的な状態である。
しょうがなく土建の寮に入ろうと思ったが、受け入れてくれるとこなどほとんど無い。
まあ、私にはまだいくらか貯金があるが、これが6月以降も続くのであれば、さすがにやばくなってくるだろう。
今、手元に金が無い人は本当にもう、どうしようもないであろう。
私も貯金が20万を切った。
とりあえず西成を離れることにした。
神戸の方がまだ仕事があるという話しを信じ、新開地へと流れ着いた。
神戸はまだ状況が良く、一週間に2、3日は仕事があった。
まあ、ゴリゴリな解体屋と働くはめになるのだが、今はとりあえず仕事があればまだ、ましである。
解体屋)おい!おっさん!
私)はい
解体屋)今からスクラップ捨てにいくからな、木とゴミと紙わけとけ。
私)はい
分けておけの意味がわからなかったが、とりあえずユンボでグチャグチャに噛み込んでいる産廃の山の事だろう。
はっきり言って仕分不可である。木も土もゴミもグチャグチャである。瓦とカラーベスト(アスベスト)さえも一部混ざっている。
全て産廃で捨てたら余裕で20万はかかるであろう。
とりあえず、瓦、カラーベストなどやばいやつを仕分け、後はゴミをトンパックの中へと詰め込んだ。
全然片付かないまま夕方になり、解体屋が帰ってきた。
解体屋)グチャグチャやん。わけとけ言うたやろ。
私)すんません。これが限界です。
解体屋)しょーもないわ。カス。もうええ。
理不尽にキレられ、どやされる。
これが日雇いなのである。自分はど底辺である事を私もしっかりと理解しなければならない。
解体屋は自慢気にシャツを脱ぎ、それなりの刺青を見せつけ帰っていった。
西成と神戸はひとあじちゃうで、とでも言いたいのであろう。
まあ、こういう仕事をしてるとそういう人間とも仕事をしていかなければならない。
など妄想に浸りながら帰っていたが、体の調子がどうもおかしい。
やたら筋肉痛というか、関節の痛みみたいなものを感じ、体が妙に重い。
兵庫駅のキャンドゥで買い物してる時に激しいめまいに襲われ一瞬倒れそうになった。
なんなんだ?別に今日たいした仕事をしたわけでもない。クソ暑い夏場でもない。
なんで、こんなに体調が悪いんだ?
もしかして、コロナ違うか?
ふと、そんな事が頭をよぎった。
とりあえずビール2本を買い、アルコールで完全殺菌することにした。
相変わらず酒は旨い、フフフ、これでばっちりだ。
などと気分良く寝たが夜中に目がさめる。
ゴホッゴホッ。
めちゃくちゃ喉が痛い。口の中が粘っこい唾だらけで、呼吸が苦しい。
たぶん私はコロナか何らかのウィルスをもらったのであろう。
明日果たして仕事に出ていいのか?
そんな事を考えながら朝になったが、そんな迷いは必要なかった。
仕事に出れる体調ではない。
立ち上がるのがやっとである。
それから、一週間ぐらいずっと家の中にいた。
正直、問い合わせてもどこに行けばいいのかわからない、自分がコロナなのかどうかなんて、検査もしてないのにわからない。
とりあえず、ひとつわかったことは、あなたまだ若いんだから自力で治してくれということであろう。
この日本という国の対応は恐ろしく事務的で、非紳士的で恐ろしく遅い。
例えば大手企業に国政を任せられるのなら、すぐに改善されるであろう。
もちろん金銭的な問題は抜きにして、人が納得できる対応ができるかどうかである。
あの30万の給付金にしてもそうである。
誰も納得するはずの無いようなばかげた内容で、結局、政治家は一致団結して国民を守る意思など無いことは、よくわかった。
それよりも、政治家の次の選挙への醜い争いであるとしか感じない。
そんな事をしている間にも、経済は破綻に向かって一直線だし、病人は非常に苦しい思いをしている。切実である!
こんな時期に利権にまみれたマスクだけいち早く届くという、ありがたくも何ともない、これが日本の政治である。
何が一番大切かは誰もがわかっている。
マスクは届けられて、給付金の書面一つ届けられない、こんな政府何の役に立つんだ?
そもそも、私達はどの政治家を選べば日本の政治が良くなるのさえわかっていない。
それならぶっ壊れてしまえ。
マスコミも政治もパチンコも。
綺麗事を並べれば通用する社会などぶっ壊れてしまえばいい。
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この記事へのコメント
コロナ大丈夫ですか?
早く普通の生活に戻りたいですね。
大変だと思うけど無理せずに頑張って下さいね。