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2014  ジャパンカップ 回顧

2014年11月30日 22:50
2014  ジャパンカップ 回顧

展開予想は外れたが、流れた良いレースだった。
馬場によるバイアスがあったとはいえ、力通りの着順と見て良い。
また他にも見える点が多かった。特に世代を超えての力関係は、ハープスターがはっきりさせた。


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・12.8 - 11.2 - 12.0 - 11.9 - 11.7 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 12.4 - 11.9 - 11.5 - 11.8
・59.6 - 59.4 ミドルペース
・2:23.1

見ての通り近年には無いラップで厳しいペースを作り上げた。本当に面白く思う。

立役者はエピファネイアとスミヨンで、序盤から道中、直線までと、サトノシュレンにプレッシャーをかけ続けている。また外からはタマモベストプレイがピタリとマークし続けたのも大きい。

そのサトノシュレンは引き離しに脚を使う。ペースを落とそうと息を入れる。これの繰り返しのラップが面白い。力が違いすぎて良いようにペースを作らされた。

この緩急でポテンシャルを発揮できるのはエピファネイアただ一頭で、レースを見て突き抜けた理由が、この数字をみて納得できた。

また人気のジェンティルドンナは、悪い意味で我慢してしまった。緩い流れなら、あのポジションが正解だが、こうなると早めに動かなければならない。
つまりポジションを引き上げるべきだった。ただこれはレース後の数字が表していることで、レース中にそれを望むのは酷か。

勝ち馬エピファネイア
ようやく出せるポテンシャルを引き出せた。
また騎手についてだが、正直、スミヨンじゃなくとも、福永が乗っても同様の競馬をして勝ちきったと見ていい。
つまりこの馬にとって重要な事は、ポジションを取れること、ただこの一点に掛かっている。反面、切れる脚がない。まさにシンボリ産駒なのだが、他の産駒と違う点はポジションさえ取れた場合、ペースや展開に左右されない点が大きい。

また秋天の予想と回顧でも位置取りについて触れているから、これ以上は触れないでおこう。

次走有馬だろうが、問題ない。
むしろ中山こそ有利の馬。今回ハープスターの力量を見誤ったが次は人気でも頭固定で良いだろう。

ジャスタウェイ
状態面の悪さというものは、ここまで強い馬になるとあまり関係がない。
5歳勢の中では間違いなくトップにあった。勿論日本の枠を超えてのそれである。
去年からそれを実証してきたのだから切れるいわれはない。

レース自体は中団から外に持ち出しての無策とも行って言い騎乗だが、幸いここでのラップは落ち着いたものになっていたため、外に振られず上手く進路を取れた。ただ内有利のバイアスがあった事と追い出しの遅さは否めない。
当然レース最速地点を過ぎてから、自身のトップスピードに乗せたラスト1Fを見て、この恵まれない展開のなか2着を確保したのだから、改めて強さを実感した。

ただし、更にポジションを上げたならば確保した2着はもっと接戦に持ち込めたと言っていい。

この鞍上の思考からすると、前を塞がれる不利さえなければ勝てると考えての騎乗だろう。この思考はエピファネイア騎乗時と変わっていない。

ただ切れる脚に関しては世代を超えてこの馬が最も高いため、最後の直線は内に切り込みながらもジェンティルドンナを差しての2着にとどまった。

ここもやはり外人を乗せるべきだったろう。

スピルバーグ
これは反省したい。馬券的にである。秋天回顧では切れないと誓ったにも関わらず、配当に面白さを見いだせなかった。この点で切ったのだから自分自身に申し訳が立たない。

レース自体は後方待機から一頭違う脚で馬群を縫ってきた。ただこのペースで内をついての後方一気は無理がある。やはり北村は内枠の時に警戒すればよい。

ただ馬は非凡な脚を見せたが限界も見せた。何度も言うが、コーナーが緩んだ恩恵のなか、進路を塞がれない所をまっすぐに伸びてきた。しかし案外の伸び脚で、最後1Fで止まっている。

つまりもう距離の長さが確定してしまった。また以前指摘したが、緩いペースばかり走らせてきた為、未知数だった脚も、ペースが上がればエンジンのかかりが遅くなる事も分った。

距離にもよるが、これから勝ち負けをするには、ポジションを引き上げるか、また後方からの脚に頼るか、その選択に迫られる。

触れおきたいジェンティルドンナ
これは冒頭で述べたとおり、悪い意味で落ちついてしまった。ただもう能力も衰えたのも見えた。以前なら3着は確保出来る底力を失ってしまった。これは有馬で引退を望む。

また蛇足だが、もし外枠を引いていたならば、差す競馬を見てみたかった。
枠を見た瞬間、勝ちはないポジションが目に浮かんだが、現実はこの2枠なのだから仕方ない。

秋天に続く先行策、単以上に紐売れしていた。納得できる。

トレーディングレザー
途中のアクシデントの為、触れないで置く。
ただ馬券に惹かれてちょっと置いてみたくなったのが正直なところだから、あまり多く語ってもしょうがないだろう。

ワンアンドオンリー
イスラボニータ
セットで置いたのは今年の三歳牡馬は弱い。

4歳5歳勢が自身のポテンシャルを見せるなか世代代表の二騎が超のつく凡走である。脚は無いに等しい。今後この二騎が活躍できるのはポジションを前に引き上げた緩いペースに限られる。

これは予感していた事だが、好枠と配当に釣られてしまった。
次走は相手関係をよく見て買いたい。

問題のハープスター
これはようやく限界を見せてくれた。
ペースは流れたとはいえ、加速地点は緩い。12.4 - 11.9ならば苦もなく加速できるのをもたついた。

またラスト2F戦で伸び切れないあの脚は、緩いオークスと同様である。もう流れは関係ない、間違いなく距離の問題だ。

この事は陣営も気付いていたのだろう。

難しい局面に立たせられて、打った策は最後の脚とポジションを引き替える選択だったが、結果の通り案外だった。

札幌記念と凱旋門で再評価しての本命だったが、残念だった。

東京2400Mを回して勝てる馬は世代を超える名馬クラスで、結局この馬はその地点に立てなかったと言える。敗因はいくつかあるだろうが、それを超える名牝にはなれなかった。

今後ハープスターを信頼するならば2000M以下がいいだろう。この距離を超えた場合には注文がつく。それにしても難しい。この世代のトップだ。選ぶレースも自由にならない。


またこれで、世代間の力関係もはっきりした。
現時点での3歳勢トップが底を見せた。

層の厚さでは5歳勢だが、強さではやはり4歳にある。これはエピファネイアが実証した。
加えて3歳牡馬勢は弱い。唯一のハープスターも、距離に注文がついた。この世代、ちょっとした空白の世代になるだろう。


あとは雑感。
デニムアンドルビーを買った人は怒って良いだろう。前につければそれなりの馬だ。
フェノーメノは恐い存在だったが、まだ復調気配が見えない。
タマモベストプレイは京都なら恐い。
外人ジョッキーはやはり来るが、外馬に釣られてはいけないと心底思った。



さて馬券は外れ。
今年の勝ち分を全てはき出して横になっていた。
馬連BOXも押さえとけばよかったと。

ジェンティルを最後切った決断までは良かったが、スピルバーグか。
別に軽視していなかったが、配当が釣り合わないと、、今愚痴をこぼしても仕方ないか。
これからはレースを選びたいが、馬柱を見ると予想を立てる。予想を立てると買ってしまう。
多分またこのながれか。

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プロフのタイトル通りの人間です。付け加えると散歩が趣味で、気楽に地元の散策なんてこともしている道楽者です。ブログは始めたばかりですので、なれた頃には地元の名所なんかを紹介していきたいと思います。
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