2014 天皇賞秋 回顧
2014年11月03日 02:05
2014 天皇賞秋 回顧
1000M通過時に60.7と聞いたときには、えっ、と声を上げたくなった。本当に。
・ 12.9 - 11.7 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.3 - 11.9
このスローに加え、例年より2秒遅い1:59.7のレース。
ただ面白いのは、このスローで見せた鞍上の動き、またその判断一つで結果が変わったレース、といったところだが、
そこは後に触れるとして、とにかく今年の天皇賞は序盤からの緩い流れが終始、際だったというところか。
また仕掛けどころも12.1 - 12.3と緩いまま、これで東京2000Mのスピードもスタミナも要らなくなった。
たまにレースが壊れたとか崩れたとかいうが、着順に反映されずとも今日あたりはこれに近い。
それにしても、ここまでスローに落とされると後続が楽に追走できるどころか、
全頭詰まり気味で進路探しの消化不良になることがわかった。
また、この時点で触れるのも何だが、4着のラブイズブーシェだけが何の不利もなく消化しきっている。
こう書くとこの馬を評価してないように見えるが、目黒記念や有馬記念からみても消耗戦なら十分評価をしている。
ただ今回楽に切ったのは東京2000Mでくるスピードを持ち合わせていないから、というところ。
それにしても予想仕切れないスローだった。
カレンブラックヒルと鞍上秋山
勿論、この天皇賞を演出したのは、逃げ馬のカレンブラックヒルと鞍上の秋山。
この馬にとって2000Mと言う距離はどうしても1ハロン長い。
陣営も鞍上の秋山もそこを気にしてペースを落としたのだろうが、何事にも限度があるだろ。
番手のラクリマがもどかしく競りかけなければ、まだペースを落としそうな勢い。
元々、一昨年の毎日王冠でジャスタウェイを凌いで、次走の天皇賞では8枠16番からの5着まで持ちこたえた馬。
復調気配が見えた今なら、余計なことなどせず、自身の競馬に徹するものと考えていた。
ちなみにその時の天皇賞のラップがこれ。
・12.5 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.8 - 11.8
まぁシルポートが飛ばしてくれたせいもあるが、8枠16番から番手につけたカレンが5着まで粘っている。
自身のタイムは1:57.7で上がりは34.5でまとめている。
このあたりから本質的には速いペースで後続に足を使わせて逃げ粘るタイプの馬と見ていた。
だからスローに落としたことに余計に驚いた。
今回、狙ったのは今年のメンバーはどれも穴があって、復調気配の見えた今なら3着付けでつけいる隙があると考えてのもの。
しかし、戦前この陣営と鞍上のことをもっと考えておくべきだったと反省している。
勝ち馬スピルバーグ
最も恩恵を受けたのはこの馬だが、大外をぶん回してジェンティルとイスラボニータを差しきったのだから認めざるを得ない。
今回軽視していたのは、スローばかりを経験させ続けていたところ。多少厳しい流れになれば恐らく崩れるのではと考えていた。
ただ、順調にローテを組んできているので、実力からいって3着まではこれる馬とも考えていたから、馬券的にあっさりと切ったことに反省している。
でも、例年の流れなら多分沈んでたと今でも思ってる。
いずれにしても、この厩舎と鞍上なので次走から人気が上がると余計に買い辛い馬になった。
ジェンティルドンナ
予想していたよりも前につけたのは鞍上の好判断、この流れでもう2,3馬身下げていたら、あの馬群に飲まれていた。
といっても馬が強いから上手く馬群を捌けば同じ着順に来ていたかも知れない。
それにしても、直線イスラボニータを差し返したのは強い。やはり東京では消してはいけない。
イスラボニータ
予想通り早め先団に取り付く、ただ、終いの足を考えて少し控えるかとも考えていたが、ここも鞍上の好判断でなんなく前につける。
最後はやはり枠の不利もでたが、ジェンティルとの力関係のせいが大きい、しかしここで僅差の3着は立派。
次走も枠次第で押さえる。
エピファネイア
鞍上の差がもろに出たのがこの馬、枠から見てジェンティルドンナをマークする位置にいたのに下げてしまった。
案の定、このスローに耐えられない馬は掛かかりっぱなし、菊から見てやや前目から足を伸ばすのがベストなので、この流れなら十分圏内の馬を落としてしまった。
次走はちょっと難しい、同様の乗り方をするようであれば消しなので悩ましいところ。陣営の指示に期待して押さえか。
サトノノブレス
これもスロー被害者か、馬群が詰まりに詰まって外に出せずに渋々内に切れ込む。
これがラチ沿いぎりぎりだから伸びないライン。それでも、もう少し粘っても良いから馬も足りない。次は消しで。
デニムアンドルビー
これも被害者だが、馬群を嫌って早め外から強襲の形ならもう少し着を上げたはず。
とにかく今回は度外視、次も気にせず押さえる。
というわけで馬券ははずれ。
しかもFXのおかげで気が大きくなったせいもあったのか、馬券はいつもより多めに購入したので痛手も大きい。
でも次週隙間のG2とはいえ面白いと思ってるからまた痛手を受けそう。なんて言うかたまには当てたい。
1000M通過時に60.7と聞いたときには、えっ、と声を上げたくなった。本当に。
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・ 12.9 - 11.7 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 11.4 - 11.3 - 11.9
このスローに加え、例年より2秒遅い1:59.7のレース。
ただ面白いのは、このスローで見せた鞍上の動き、またその判断一つで結果が変わったレース、といったところだが、
そこは後に触れるとして、とにかく今年の天皇賞は序盤からの緩い流れが終始、際だったというところか。
また仕掛けどころも12.1 - 12.3と緩いまま、これで東京2000Mのスピードもスタミナも要らなくなった。
たまにレースが壊れたとか崩れたとかいうが、着順に反映されずとも今日あたりはこれに近い。
それにしても、ここまでスローに落とされると後続が楽に追走できるどころか、
全頭詰まり気味で進路探しの消化不良になることがわかった。
また、この時点で触れるのも何だが、4着のラブイズブーシェだけが何の不利もなく消化しきっている。
こう書くとこの馬を評価してないように見えるが、目黒記念や有馬記念からみても消耗戦なら十分評価をしている。
ただ今回楽に切ったのは東京2000Mでくるスピードを持ち合わせていないから、というところ。
それにしても予想仕切れないスローだった。
カレンブラックヒルと鞍上秋山
勿論、この天皇賞を演出したのは、逃げ馬のカレンブラックヒルと鞍上の秋山。
この馬にとって2000Mと言う距離はどうしても1ハロン長い。
陣営も鞍上の秋山もそこを気にしてペースを落としたのだろうが、何事にも限度があるだろ。
番手のラクリマがもどかしく競りかけなければ、まだペースを落としそうな勢い。
元々、一昨年の毎日王冠でジャスタウェイを凌いで、次走の天皇賞では8枠16番からの5着まで持ちこたえた馬。
復調気配が見えた今なら、余計なことなどせず、自身の競馬に徹するものと考えていた。
ちなみにその時の天皇賞のラップがこれ。
・12.5 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 12.8 - 11.8
まぁシルポートが飛ばしてくれたせいもあるが、8枠16番から番手につけたカレンが5着まで粘っている。
自身のタイムは1:57.7で上がりは34.5でまとめている。
このあたりから本質的には速いペースで後続に足を使わせて逃げ粘るタイプの馬と見ていた。
だからスローに落としたことに余計に驚いた。
今回、狙ったのは今年のメンバーはどれも穴があって、復調気配の見えた今なら3着付けでつけいる隙があると考えてのもの。
しかし、戦前この陣営と鞍上のことをもっと考えておくべきだったと反省している。
勝ち馬スピルバーグ
最も恩恵を受けたのはこの馬だが、大外をぶん回してジェンティルとイスラボニータを差しきったのだから認めざるを得ない。
今回軽視していたのは、スローばかりを経験させ続けていたところ。多少厳しい流れになれば恐らく崩れるのではと考えていた。
ただ、順調にローテを組んできているので、実力からいって3着まではこれる馬とも考えていたから、馬券的にあっさりと切ったことに反省している。
でも、例年の流れなら多分沈んでたと今でも思ってる。
いずれにしても、この厩舎と鞍上なので次走から人気が上がると余計に買い辛い馬になった。
ジェンティルドンナ
予想していたよりも前につけたのは鞍上の好判断、この流れでもう2,3馬身下げていたら、あの馬群に飲まれていた。
といっても馬が強いから上手く馬群を捌けば同じ着順に来ていたかも知れない。
それにしても、直線イスラボニータを差し返したのは強い。やはり東京では消してはいけない。
イスラボニータ
予想通り早め先団に取り付く、ただ、終いの足を考えて少し控えるかとも考えていたが、ここも鞍上の好判断でなんなく前につける。
最後はやはり枠の不利もでたが、ジェンティルとの力関係のせいが大きい、しかしここで僅差の3着は立派。
次走も枠次第で押さえる。
エピファネイア
鞍上の差がもろに出たのがこの馬、枠から見てジェンティルドンナをマークする位置にいたのに下げてしまった。
案の定、このスローに耐えられない馬は掛かかりっぱなし、菊から見てやや前目から足を伸ばすのがベストなので、この流れなら十分圏内の馬を落としてしまった。
次走はちょっと難しい、同様の乗り方をするようであれば消しなので悩ましいところ。陣営の指示に期待して押さえか。
サトノノブレス
これもスロー被害者か、馬群が詰まりに詰まって外に出せずに渋々内に切れ込む。
これがラチ沿いぎりぎりだから伸びないライン。それでも、もう少し粘っても良いから馬も足りない。次は消しで。
デニムアンドルビー
これも被害者だが、馬群を嫌って早め外から強襲の形ならもう少し着を上げたはず。
とにかく今回は度外視、次も気にせず押さえる。
というわけで馬券ははずれ。
しかもFXのおかげで気が大きくなったせいもあったのか、馬券はいつもより多めに購入したので痛手も大きい。
でも次週隙間のG2とはいえ面白いと思ってるからまた痛手を受けそう。なんて言うかたまには当てたい。
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