FXと競馬と映画でたんたんと。

キャットコインは強い。
しかし柴田善臣の差しを信用出来なかった。
予想としてはそこに甘さが出た。



・12.4 - 11.2 - 11.5 - 11.8 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.2

ダノングラシアスが飛ばしたとはいえ走破時計1:34.0は例年と比べても早い。
締まった平均ペースなのだから問われたのは瞬発力より持続力と見た方が良い。尚かつこの時計なのだからレベルは高い。着順通りの強さと見て良い。


勝ち馬キャットコイン
この流れのなか4コーナーで置かれなかったのが大きい。
この鞍上ならば、進路を取られて脚を余しての掲示板止まり、と考えたが失礼だった。

実際には置かれることなく、直線での瞬発力からスピード維持の持続力へと繋げた。これは鞍上の腕と見て良いのだから見直したい。

あとはクラシックを考えて、どうかだが難しいと見る。

この世代差しが強い。牡馬も含めてだが、1Fの加速に特化している。

今日の1Fの詰め寄られ方を見る限り、桜花賞で同じレースをしたならショウナンとルージュには間違いなく差される。この手の馬は、押さえる程度なら切った方が良い。

ミッキークイーン
7枠から出が悪く最後方からの競馬となる。一言でまとめたが、この鞍上結構多い。デニムアンドルビーなんかも二回やらかしている。
しかし今回はペースに救われたか。それとコーナーで前を向いてロス無く回せたのも良い。

またこのペースで一頭だけ33秒台を出したのだから、自分としてはこちらを上に取りたい。特に桜花賞の舞台ではラスト1Fの伸びが重要になる。
その点でこの馬を評価したい。

アンドリエッテ
仕掛けたどころが同枠のミッキークイーンと同じ、位置取りも後方から2列目あたりか。
ここで外を回すロスをやらかしてしまった。ちなみに道中も外を走らされている。
幸い4コナーではあまり振られなかったが、直線の伸びを考えると上手く立ち回ったなら圏内はあったか。
しかし軽い馬体を考えると上手く内に入れ込まないと最後の伸びを欠くかも知れない。やはり今後も押さえでいいか。

ロッカフラベイビー
出遅れたのは致命的か。期待したのは勝ち馬より前での競馬だった。差し脚ではこのメンバーでも見劣る。
実際最後はなだれ込んで来ただけだった。

スマートプラネット
これはダノングラシアスが飛ばした時点で勝ちの目はない。あまり控えたところで脚を出せる馬でもない。
鞍上としてはマークする程度に控えたのは仕方無しか。

触れておきたいロカ
そもそもあの阪神JFの8着ならここでも期待は持てる。しかし出遅れ癖はそうそう直るものでもない。
そう考えて切ったのだが、今回は上手く前に取り付けた。
展開に救われたとも言えるが、この3着は評価できる。
ただしラスト1Fの伸びを見る限り、出遅れが無くてもクラシックからは脱落したと見る。


全体としてレースレベルは高いが桜花賞に直結する馬は居ないと見て良い。

オークスなら残り目も出てくるかも知れないが。ショウナンアデラとルージュバックとの開きは大きい。

恐らく一角崩しの一頭にミッキークイーンかキャットコインあたりを置こうとは考えるが、どちらも鞍上に難ありか。



馬券は外れ
スマートプラネットは控えたが、例年より持続力が問われる想定をしたのはよかった。
その点でキャットコインを見ないふりをしたのが痛い。善臣のリスクがどうしても気になった。
先行馬なら信用したんだけど、しかしロカも切ってるから当たりようがないか。