FXと競馬と映画でたんたんと。

普段、土曜のOPハンデには手を出さない。しかしランウェイワルツを見かけたので手を出した。本当に後悔している。言いたいことは多々あるが、それは各馬で書こうと思う。

しかしレース自体は体感速度1400Mの乱ペース。
全馬勝ちに来たハンデ戦らしいレースだった。




・6.9 - 11.4 - 11.6 - 12.9 - 12.1 - 12.1 - 12.5 - 12.6 - 12.4 - 12.3


この乱ペースで、隊列が決まらないままモツれ合っての直線、最後は差し追い込みのバテ差しと言った具合か。


まず予想の前提は3点だった。
　・ハナの競り合いでペースアップ
　・隊列が決まってからは息が入る
　・結果として平均に近いスロー

これは今でも正しかったと思う。
ベルサリエーレと武豊の序盤がまさにそうだった。ただし、そういったレースメイクをし損なったのが11.6-12.9の緩み加減か。
トウショウフリークと入れ替わりのあたり。さすがにこのペースダウンは無い。

ここで坂の上りから下りまで競り合い続きで4コーナーを回る。これで前は壊滅か。


勝ち馬アスカノロマン
これはスタートが良かったおかげで1枠の利を最大限に引き出せた。
先団争いを見る3列目で脚を溜める事が出来た。

また内で揉まれながら最後の直線の加速は見事。
特に直線最速から外に持ち出して、前をまとめて差しきったのだから瞬発力もある。
また最後まで加速しているのだから強い。

内枠で恵まれた点はあるが、それ以上に高いパフォーマンスを見せたか。
この直線を見る限り、距離は長いほうが良い。しかし融通はかなりきく走りと見る。次走買いだが、あの鞍上の進路取りには危ういところがあった。その点は覚えておきたい。


ランウェイワルツ
この枠で出が悪かったが、きっちりと中団に入れ込むのはよかった。あとは直線入り口からの早仕掛けとなったが、脚を出し切っての負け。
Cデムーロはあまり評価してない外人だが、今回は納得できる騎乗だった。

今回、枠が堪えたのもあるが、やはり使い詰めだろう。次は休ませると思う。

あと直線不利を受けたことは置いておく。
あれは勝負が決したあたりでのことで、着には関係ない。

マイネルバイカ
この流れで頭差の4着に残ったのだから評価して良いか。
きっちり仕上がってきたと思うが、展開が向かなかった。

最善の位置からハナの奪い合いに参戦してしまったのだから騎手が悪かったと言ったほうがいいか。

やはり12.9の一気の緩みかな、あそこで馬が前に出てしまって下げることが出来なかった。
あそこで我慢していれば、と思えば非常に勿体ないレースだったと思う。
少なくとも圏内には確実にいたか。

トウシンイーグル
道中は勝ち馬と差のない位置取りだから文句なし。しかし仕掛け遅れの感はあるが、とにかく馬の反応が悪い。
しかもこの流れで脚を出し切っての5着なのだから見限っても良い。

タイムズアロー
全く良いところ無しか。後方のまま終わる。

ベルサリエーレ
速い流れを作ったのは良いが、息の入れ方がまずかった。
控えた瞬間トウショウフリークその他数頭に被せられ、揉まれるかたちになる。

もう少し緩いペースが欲しかったが、あの垂れ方を見ると距離が長い。
マイルあたりならまだ粘れたか。


馬券は外れ
ちょっと意地になってランウェイを本命に、逆にソロルを意地で切ってしまった。
マルカあたりもそうなんだけど、何かと裏目に出たレースだった。