東京新聞杯 回顧 2015
2015年02月09日 03:07
見た感じ走ってるのは10頭なのか、と思わせるほど一団で回ってきただけのレースか。
走破時計の1:35.7は稍重を加味しても一秒は遅い。逃げ馬不在とはいえ、一発狙いの大逃げを見せて欲しいところだった。
しかしこの流れでも直線の攻防は面白い。馬場適正と騎手の特性が見える。
・12.7 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 12.1
先団5,6頭あたりは、3コーナーあたりまで押出し合いの妙なレース。
はっきりとした逃げ馬がいないのはしょうがない。前の各馬も思惑があってのこと。しかし最後アンコイルドあたりが逃げたときには玉砕覚悟の大逃げを見せて欲しかった。
鞍上の田辺を責めたいところだが、馬場の適正面から難しかったとも言える。重までくると苦手の馬だ。
前についてはこれくらいでいいか、特筆はない。あえていうなら先団壊滅の中、リルダヴァルが掲示板に残った程度だが、今更この馬の馬場適正を指摘しても面白くないか。
とにかく4角で先頭から後方まで5馬身ほどの団子レース、直線は真ん中を早め抜け出したヴァンセンヌが坂を駆け上っての勝利。
勝ち馬ヴァンセンヌ
まず騎手か。この騎手、道中は出たなりの位置から滅多に動かない。あとは折り合って他馬に合わせて仕掛ける。
ただ今回それが良かった。このスローペースで出負けしたから後ろに付けられた。
あとは3コーナーまでに内を掛り気味に進出、ここで12.0 - 12.2で息が入る。直線凌ぎ切れたのはこの点が大きい。
これは上手く詰めたとみるより、馬に乗せられたと見て良い。
それにしてもこの馬、出遅れながらも窮屈な内に進出、直線は早め目仕掛けから、坂を苦にせず凌ぎ切った。
最後詰め寄られたのは仕掛けの早さだから仕方ない。しかし真ん中を割って出てきたのだから勝負根性もある。素質は高い。
今回恵まれた点はあるがフロッグではない。恐らく良でも圏内にこれた。
6歳だが使ったレースは少ない。まだやれる。
フルーキー
この馬場で直線の反応の良さと上がり、それと追い出しの遅さをカバーをする1Fの加速、これで3着までこれたのだから確実に勝ちを逃したかなと。
もともと後ろから行きたかったのか分らないが、道中、勝ち馬の位置からすんなり下げてしまった。
この騎手、捲らなければ絶対に外を回すことはない。真ん中割りの騎手。しかも微妙に仕掛けが遅い。特に最近は遅くなりすぎている。
今回それが悪く出た。直線はどん詰まりで壁が空くのを待つが、このスローだから前もしぶとい。
しょうがなくラチ沿いぎりぎりを選択する。
しかし驚いたのは鞭を入れたときの反応の良さか。ラスト1F手前あたりから一頭違う動きをした。
また、直線最速の11.3はもったままで前を見ている。これで最後1Fのみで3着までもってきた。走ったのはこの1Fだけである。
つまり道中、中団から早仕掛けのレース運びなら、十分に勝てるレースだった。
またそれだけこの馬場に適正があるのも分った。
これは次走が楽しみ。鞍上も反省して早めに動くと思う。
メイショウヤタロウ
個人的にはこれが残念、馬場に泣かされた面が大きい。内田も大胆に動く騎手ではない。動かず先団潰走の一頭になってしまった。
終わってから言うのなんだが、仮に最初から逃げを決めていたのなら、着拾いに来ない以上、大逃げを打ったかも知れない。
できればそうして欲しかったが、無難に先団で満足してしまった。
残念だがここがメイチだった以上、次はもうないか。
フレイムヘイロー
これは控えて満足してしまった。このペースなら同じく大逃げが欲しい。
最後失速したのは、序盤にハナの譲リ合いなんて事をしていたせい。
あとは、やはりここまで渋った馬場をこなせる馬でもない。
リルダヴァル
内枠ではベストの騎乗で唯一掲示板の馬なのだが、これは周知の如く馬場適正の面が大きい。
ここまで条件が揃って5着なのだから、次からは一切手をつけることはないか。
シャイニープリンス
やはり後藤かな。道悪といったら後藤なんだが、やはり馬を動かせない。位置取りもフルーキー同様下げてしまった。
このペースで仕掛けは遅いし進路も取れない。
直線は垂れてきたメイショウヤタロウを交わして、ようやく追い出している。これで4着までこれたのだから勿体ない。
個人的に後藤は贔屓目の騎手なんだけど、今回の鞍上は柴田のままがよかった。
次走、鞍上スイッチしていれば、再度期待したい。
触れておきたいアルフレード
7枠で悩んだが、相当渋った馬場なら浮上ありと考えていた。
しかしこの鞍上である。やはり後方から外を回した。枠のせいもあるが上手く馬群に割り込ませたなら勝ちの目もあったみる。
改めてレースを見返すと、最も恵まれた馬はやはりこれだろう。
この馬場とペースでようやく勝てる条件が揃っていた。勿体ない。
ただ条件さえ揃えば走れるのは分った。
レース全体としては次に繋がるものではないが、馬の個性が見れた点では良いレースだったと思う。
しかし馬券は外れ
ヴァンセンヌを甘く見過ぎたのが後悔か。あれは乗ってれば勝てる馬だと思う。
あとはどうしようもない。予想時に色んなパターンを考えすぎて最後は飲みたくなってきたほど疲れ切った。
この時期はホントこういうレースが多くて困る。
走破時計の1:35.7は稍重を加味しても一秒は遅い。逃げ馬不在とはいえ、一発狙いの大逃げを見せて欲しいところだった。
しかしこの流れでも直線の攻防は面白い。馬場適正と騎手の特性が見える。
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・12.7 - 11.7 - 11.9 - 12.0 - 12.2 - 11.8 - 11.3 - 12.1
先団5,6頭あたりは、3コーナーあたりまで押出し合いの妙なレース。
はっきりとした逃げ馬がいないのはしょうがない。前の各馬も思惑があってのこと。しかし最後アンコイルドあたりが逃げたときには玉砕覚悟の大逃げを見せて欲しかった。
鞍上の田辺を責めたいところだが、馬場の適正面から難しかったとも言える。重までくると苦手の馬だ。
前についてはこれくらいでいいか、特筆はない。あえていうなら先団壊滅の中、リルダヴァルが掲示板に残った程度だが、今更この馬の馬場適正を指摘しても面白くないか。
とにかく4角で先頭から後方まで5馬身ほどの団子レース、直線は真ん中を早め抜け出したヴァンセンヌが坂を駆け上っての勝利。
勝ち馬ヴァンセンヌ
まず騎手か。この騎手、道中は出たなりの位置から滅多に動かない。あとは折り合って他馬に合わせて仕掛ける。
ただ今回それが良かった。このスローペースで出負けしたから後ろに付けられた。
あとは3コーナーまでに内を掛り気味に進出、ここで12.0 - 12.2で息が入る。直線凌ぎ切れたのはこの点が大きい。
これは上手く詰めたとみるより、馬に乗せられたと見て良い。
それにしてもこの馬、出遅れながらも窮屈な内に進出、直線は早め目仕掛けから、坂を苦にせず凌ぎ切った。
最後詰め寄られたのは仕掛けの早さだから仕方ない。しかし真ん中を割って出てきたのだから勝負根性もある。素質は高い。
今回恵まれた点はあるがフロッグではない。恐らく良でも圏内にこれた。
6歳だが使ったレースは少ない。まだやれる。
フルーキー
この馬場で直線の反応の良さと上がり、それと追い出しの遅さをカバーをする1Fの加速、これで3着までこれたのだから確実に勝ちを逃したかなと。
もともと後ろから行きたかったのか分らないが、道中、勝ち馬の位置からすんなり下げてしまった。
この騎手、捲らなければ絶対に外を回すことはない。真ん中割りの騎手。しかも微妙に仕掛けが遅い。特に最近は遅くなりすぎている。
今回それが悪く出た。直線はどん詰まりで壁が空くのを待つが、このスローだから前もしぶとい。
しょうがなくラチ沿いぎりぎりを選択する。
しかし驚いたのは鞭を入れたときの反応の良さか。ラスト1F手前あたりから一頭違う動きをした。
また、直線最速の11.3はもったままで前を見ている。これで最後1Fのみで3着までもってきた。走ったのはこの1Fだけである。
つまり道中、中団から早仕掛けのレース運びなら、十分に勝てるレースだった。
またそれだけこの馬場に適正があるのも分った。
これは次走が楽しみ。鞍上も反省して早めに動くと思う。
メイショウヤタロウ
個人的にはこれが残念、馬場に泣かされた面が大きい。内田も大胆に動く騎手ではない。動かず先団潰走の一頭になってしまった。
終わってから言うのなんだが、仮に最初から逃げを決めていたのなら、着拾いに来ない以上、大逃げを打ったかも知れない。
できればそうして欲しかったが、無難に先団で満足してしまった。
残念だがここがメイチだった以上、次はもうないか。
フレイムヘイロー
これは控えて満足してしまった。このペースなら同じく大逃げが欲しい。
最後失速したのは、序盤にハナの譲リ合いなんて事をしていたせい。
あとは、やはりここまで渋った馬場をこなせる馬でもない。
リルダヴァル
内枠ではベストの騎乗で唯一掲示板の馬なのだが、これは周知の如く馬場適正の面が大きい。
ここまで条件が揃って5着なのだから、次からは一切手をつけることはないか。
シャイニープリンス
やはり後藤かな。道悪といったら後藤なんだが、やはり馬を動かせない。位置取りもフルーキー同様下げてしまった。
このペースで仕掛けは遅いし進路も取れない。
直線は垂れてきたメイショウヤタロウを交わして、ようやく追い出している。これで4着までこれたのだから勿体ない。
個人的に後藤は贔屓目の騎手なんだけど、今回の鞍上は柴田のままがよかった。
次走、鞍上スイッチしていれば、再度期待したい。
触れておきたいアルフレード
7枠で悩んだが、相当渋った馬場なら浮上ありと考えていた。
しかしこの鞍上である。やはり後方から外を回した。枠のせいもあるが上手く馬群に割り込ませたなら勝ちの目もあったみる。
改めてレースを見返すと、最も恵まれた馬はやはりこれだろう。
この馬場とペースでようやく勝てる条件が揃っていた。勿体ない。
ただ条件さえ揃えば走れるのは分った。
レース全体としては次に繋がるものではないが、馬の個性が見れた点では良いレースだったと思う。
しかし馬券は外れ
ヴァンセンヌを甘く見過ぎたのが後悔か。あれは乗ってれば勝てる馬だと思う。
あとはどうしようもない。予想時に色んなパターンを考えすぎて最後は飲みたくなってきたほど疲れ切った。
この時期はホントこういうレースが多くて困る。
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