ジェンティルドンナに謝りたい有馬記念回顧
2014年12月30日 03:37
存在していたことすら忘れていました。
3コーナーの走りを見てこれはやられるなと、東京ではみせない迫力を見せられてしまったなと、
何て言うか、今年最後のレースで頭を抱えるハメになるとは思わなかった。
・7.0 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 13.6 - 13.2 - 13.0 - 12.3 - 12.4 - 11.5 - 11.2 - 11.9
・63.0 - 59.3 スロー
・2:35.3
ヴィルシーナが落とすだけ落とすのはよく分っていたけど、このスローを想定していなかった自分はどうなのかと反省していた。
有馬に限ったことではないが、こういったスローで不完全なレースは2,3年ごとに見るので、今更愚痴をこぼしたくないんだけど、少なくともペースをみて思い切った騎乗をする日本人が育っても良い頃だと思う。
つまり13秒が三つ並んでるあたりで動いてほしかった。
前でいえばエピファネイアのことだけど、これはハナに立ってしまえばいいのに、これだけのスローのなかを番手で満足してしまった。
欲をいえばトーセンラーもだけど、これは内で折り合ってしまったから無理か。
後ろで言えばゴールドシップとジャスタウェイか。一頭、外から動いて場内を沸かすくらいは勝負しても良い。
でも、それが出来ないのも競馬なんだろうなと、妙に達観している。また、それも想定して馬券を買うべきだったなと、そうすると、もしかしたらジェンティルドンナを組み込んだかも知れない。
勝ち馬ジェンティルドンナ
これは展開にもペースにも恵まれた。
とはいえ、馬も騎手も良かった。特に序盤か。出は抜群に良かったが、落ち着いて徐々に下げる。隊列が決まる頃には、後ろに蓋をする形で前とのスペースを広げる。
一週目のこの動きが、結果として後続の仕掛けを遅らせたか。
あとはこのペースとこのタイム。5F戦は直線入り口まで楽に詰め寄れた。直線はエピファネイアの仕掛けを見て追いだす形か。
エピファネイアは脚が遅い。直線2Fで勝利は確定している。
陣営も騎手もイメージ通りのレースだったとみるが、毎年のペースと展開なら掲示板が本音というところか。
エピファネイア
これは冒頭の通り、ヴィルシーナを交わしてほしかった。ただテン乗りの川田にそこまで要求するのも酷か。折り合うというより、押さえ込んでしまった。
その点がジャパンカップと違ってレースを主導できなかった敗因だろう。
速い脚が使えるのは一瞬だけの馬なのだから、逃げるところまで考えて騎乗するか、もしくは陣営の指示が欲しかった。
ワンアンドオンリー
このペースで蓋をされてしまったのが痛い。弥生でほぼ同格のトゥザワールドが2着にこれたレースなのだから、もし動けたなら、と考えても駄目か。
ただそれにしても負け過ぎか。
トゥザワールド
このペースとはいえゴールドシップとジャスタウェイを凌いでの2着なのだから、立派か。
また道中は内に入れて、直線あの馬群を上手く捌きながら外に出したのだから、弥生で見せた中山適正は本物だったのだろう。
上がりの脚についても、これだけ引き出せることが分った。
ただし、これと同じ条件はあまり無い。次は押さえ程度の様子見か。
サトノノブレス
位置取りが後ろ過ぎたうえにこのペースではお手上げか。
押し上げられないうえに仕掛けどころで完全に置かれてしまっている。
それでいてエンジンがかかってからは、上がり二番手なのだから、このコース自体に適正がない。
ラキシス
最善の騎乗とはいえないが、力は出し切っているか。直線伸びはしなかったが後退もしていない。
有馬の舞台でこの着順なのだから、悪くない。この馬に限っては実力通りの着順といえる。
ゴールドシップとジャスタウェイ
両馬とも十分勝てるレースだった。特にジャスタウェイがもったいない。
二頭揃って仕掛けが遅いのは冒頭の通りだが、ジャスタウェイはこれで引退なのだから実力通り勝たせてあげたかった。
ゴールドシップについては直線まで捲り切れていれば2着はあった。これも鈍足なのだからペースをみて仕掛けを早めて欲しかった。
当然この時の1着にはジャスタウェイだろう。終始マークしていたのだから仕掛けが速いのならジャスタウェイが勝つ。
引退レースでグランプリ制覇はこの馬が相応しかった。
そういうわけで、今年の収支はこの馬券で大幅マイナス、レース後ちょっとやさぐれてました。
大舞台が終わって気が抜けたけど、来年は金杯からがんばろうか。
3コーナーの走りを見てこれはやられるなと、東京ではみせない迫力を見せられてしまったなと、
何て言うか、今年最後のレースで頭を抱えるハメになるとは思わなかった。
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・7.0 - 11.8 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 13.6 - 13.2 - 13.0 - 12.3 - 12.4 - 11.5 - 11.2 - 11.9
・63.0 - 59.3 スロー
・2:35.3
ヴィルシーナが落とすだけ落とすのはよく分っていたけど、このスローを想定していなかった自分はどうなのかと反省していた。
有馬に限ったことではないが、こういったスローで不完全なレースは2,3年ごとに見るので、今更愚痴をこぼしたくないんだけど、少なくともペースをみて思い切った騎乗をする日本人が育っても良い頃だと思う。
つまり13秒が三つ並んでるあたりで動いてほしかった。
前でいえばエピファネイアのことだけど、これはハナに立ってしまえばいいのに、これだけのスローのなかを番手で満足してしまった。
欲をいえばトーセンラーもだけど、これは内で折り合ってしまったから無理か。
後ろで言えばゴールドシップとジャスタウェイか。一頭、外から動いて場内を沸かすくらいは勝負しても良い。
でも、それが出来ないのも競馬なんだろうなと、妙に達観している。また、それも想定して馬券を買うべきだったなと、そうすると、もしかしたらジェンティルドンナを組み込んだかも知れない。
勝ち馬ジェンティルドンナ
これは展開にもペースにも恵まれた。
とはいえ、馬も騎手も良かった。特に序盤か。出は抜群に良かったが、落ち着いて徐々に下げる。隊列が決まる頃には、後ろに蓋をする形で前とのスペースを広げる。
一週目のこの動きが、結果として後続の仕掛けを遅らせたか。
あとはこのペースとこのタイム。5F戦は直線入り口まで楽に詰め寄れた。直線はエピファネイアの仕掛けを見て追いだす形か。
エピファネイアは脚が遅い。直線2Fで勝利は確定している。
陣営も騎手もイメージ通りのレースだったとみるが、毎年のペースと展開なら掲示板が本音というところか。
エピファネイア
これは冒頭の通り、ヴィルシーナを交わしてほしかった。ただテン乗りの川田にそこまで要求するのも酷か。折り合うというより、押さえ込んでしまった。
その点がジャパンカップと違ってレースを主導できなかった敗因だろう。
速い脚が使えるのは一瞬だけの馬なのだから、逃げるところまで考えて騎乗するか、もしくは陣営の指示が欲しかった。
ワンアンドオンリー
このペースで蓋をされてしまったのが痛い。弥生でほぼ同格のトゥザワールドが2着にこれたレースなのだから、もし動けたなら、と考えても駄目か。
ただそれにしても負け過ぎか。
トゥザワールド
このペースとはいえゴールドシップとジャスタウェイを凌いでの2着なのだから、立派か。
また道中は内に入れて、直線あの馬群を上手く捌きながら外に出したのだから、弥生で見せた中山適正は本物だったのだろう。
上がりの脚についても、これだけ引き出せることが分った。
ただし、これと同じ条件はあまり無い。次は押さえ程度の様子見か。
サトノノブレス
位置取りが後ろ過ぎたうえにこのペースではお手上げか。
押し上げられないうえに仕掛けどころで完全に置かれてしまっている。
それでいてエンジンがかかってからは、上がり二番手なのだから、このコース自体に適正がない。
ラキシス
最善の騎乗とはいえないが、力は出し切っているか。直線伸びはしなかったが後退もしていない。
有馬の舞台でこの着順なのだから、悪くない。この馬に限っては実力通りの着順といえる。
ゴールドシップとジャスタウェイ
両馬とも十分勝てるレースだった。特にジャスタウェイがもったいない。
二頭揃って仕掛けが遅いのは冒頭の通りだが、ジャスタウェイはこれで引退なのだから実力通り勝たせてあげたかった。
ゴールドシップについては直線まで捲り切れていれば2着はあった。これも鈍足なのだからペースをみて仕掛けを早めて欲しかった。
当然この時の1着にはジャスタウェイだろう。終始マークしていたのだから仕掛けが速いのならジャスタウェイが勝つ。
引退レースでグランプリ制覇はこの馬が相応しかった。
そういうわけで、今年の収支はこの馬券で大幅マイナス、レース後ちょっとやさぐれてました。
大舞台が終わって気が抜けたけど、来年は金杯からがんばろうか。
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