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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年06月08日

【人間力とは?】

【人間力とは?】

人間力とは何でしょう?

人間力について、

『読むだけで人間力が高まる100話』(編者「ニューモラル」仕事と生き方研究会 公益財団法人モラロジー道徳教育財団)

に、こう書いてあります。

「『人間力』とは、どのような能力でしょうか。

おそらく多くの読者は、
見識やコミュニケーション能力、
リーダーシップなどを思い浮かべるでしょう。

内閣府では、

人間力は

『社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力』

と定義しています(平成十五年、人間戦略研究会)。

人間としての総合的な力ですから、
前述した能力のほかに、
思いやり、
謙虚さ、
感謝や反省の気持ち、
利他性、
さらに自身の弱さを自覚することなども含まれます。」(1頁)

人間力とは、

『力強く生きていくための総合的な力』

です。

人間力の向上につながるエピソードが、

本書に書かれています。

「人から非難されたり誤解されたり、
ぬれぎぬを着せられたりしたとき、
私たちはとかく自己を正当化しようとして弁解につとめ、
言いわけをし、
自分が正しいことを主張しがちです。

江戸時代の名僧白隠に、
次のようなエピソードがあります。

白隠が沼津の松陰寺に住んでいたころ、
ある檀家の娘が妊娠するという事件が起こりました。

父から、
だれの子かと厳しく問いつめられ、
答えに困った娘は、
日ごろから父が白隠を崇拝していることを思い出して、

『白隠さんの子供です』

と、うそを言ってしまいました。

腹を立てた父は、
やがて月満ちて生まれた赤ちゃんを抱いて白隠を訪れ、

『人の娘に子供を生ませるとは、お前はとんでもない坊主だ。さあ、この子を引き取れ』

と、白隠に子供を押し付けて帰ってしまいました。

白隠は、
その後、人々にののしられながら、
もらい乳に歩いたりして赤ん坊を育てました。

ある雪の日、
いつものように赤ん坊を抱いて托鉢に歩く白隠の後ろ姿を見た娘は、
ついに耐えきれなくなり、
ワッと泣き出して、
父に本当のことを打ち明けました。

びっくりした父は、
白隠のところへ行き、
平謝りに謝りました。

白隠は、

『ああ、そうか。この子にも父があったか』

と言って子供を返しただけで、
娘や父を非難する言葉は一言もなかったそうです。(参考:直木公彦【白隠禅師――健康法と逸話】日本教文社)

白隠のような堂々たる態度は、
白隠であったからできたのでしょう。

私たち凡人としては、
もちろん誤解を解き、
正しく理解してもらうための努力はするべきでしょう。

しかし、
それでも、批判を受け叱られ、
悪口を言われることもあるでしょう。

そんなとき、
ただ相手を責めてみても、
お互いの中に憎しみの心が育つだけです。

それよりも、
誤解を受け、非難されるのは、
まだまだ日ごろの自分には人が見てそう思うような不完全なところがあるのだと日頃の行いを反省してみることです。

そして、
ますます謙虚に自分のやるべきことに努め、
自分の心を磨き、
他人や社会への思いやりを尽くしていけば、
よりよい新しい変化が生まれ、
人間力の向上につながることでしょう。」(24頁〜25頁)

人生で起こるすべての出来事を受容し、

肯定的態度で日々を過ごすことが肝要です。

全受容・全肯定・全感謝を旨としましょう。

『湯上がりの 気持ちを欲しや 常日頃』(曲亭馬琴)

『もの持たぬ たもとは軽し 夕涼み』(白隠禅師)

『気に入らぬ 風もあろうに 柳かな』(仙腰a尚)

(推薦図書)
『読むだけで人間力が高まる100話』(編者「ニューモラル」仕事と生き方研究会 公益財団法人モラロジー道徳教育財団)

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