坐禅を日課とすることをオススメします。
なぜなら、
坐禅をすれば、
心が穏やかになり、
心が広く、強くなり、
清らかな心になるからです。
坐禅について、
『心が大きくなる坐禅のすすめ』(著者 中野東禅 三笠書房 知的生きかた文庫)
の表紙に、こう書いてあります。
「『坐禅』は、決して苦しい修行ばかりではありません。
普通の人であれば1日5分――。
これだけでいいのです。
まず、姿勢を調える。
すると、
呼吸が落ち着き、
心に静寂が訪れます。
慣れてくると、
心がどんどん大きく、
強く、
きれいになるのです。
しかも、
自宅でも通勤中でも、
すき間時間に簡単にできます。
どうか、
軽い気持ちで坐ってみてください。
あなたも劇的な効果を味わえるでしょう。」
さらに、
著者の中野東禅氏は、
本書の中で、
坐禅について、こう述べています。
「『坐禅』は、お釈迦さまが私たちに授けてくれたありがたい宝物です。
みなさん、ご存じの通り、
お釈迦さまは坐禅によって悟りを得ました。
だから、
仏教では
『悟りを得るための修行法』
として、実践されています。
しかし、
だからといって苦行ではありません。
誰でも簡単にできます。
初心者はまず5分――。
たったこれだけで、
すぐに心の変化に気づくでしょう。
日常のわずらわしさから解放され、
心がまるで『澄みわたった空』のように、
晴ればれするのです。
やり方は実にシンプルです。
まず、
姿勢を調え、
リキみを解放する。
すると、
呼吸が落ち着き、
心に静寂が訪れます。
慣れてくれば、
心が『大きく、深く、静寂』になります。
つまり、
大らかでとらわれない心、
元気で軽やかな心になるのです。
坐禅の効果はこれだけではありません。
身体が驚くほど若返り、
脳が活性化していきます。
つまり、
凝り固まった頭が、
柔軟な頭に切り替わるのです。
ですから疲れ知らずで、
いつも活力に満ちあふれ、
溌剌と生きることができます。
もちろん、
自由な発想もどんどん生まれるでしょう。
そして、
特筆すべきは、
『足を組まなくても坐禅はできる』
ことです。
自宅、通勤中に限らず、
会社、公園のベンチ、
あるいはトイレやお風呂と、
坐禅はどこでもできるのが特徴です。
基本さえおさえれば、
椅子に坐って、
あるいは
『立つ、歩く、寝る』
という日常動作のなかでも応用ができるのです。
ですから、
通勤中のイライラや、
人前で発表する前の緊張感、
心にこびりついた疲れといった、
『心のモヤ』をスッキリ解消することができます。
このように坐禅の効果を並べると、
『坐禅は本来、悟りを得るための修行じゃないの。
ちょっと現世利益を求めすぎてない?』
と感じる方もいるかもしれません。
ご安心ください。
坐禅によって『心の静寂』を体感するたびに、
あなたの心はどんどん新しくなります。
それによって、
自分を取り巻く環境が変わります。
すると、
さまざまな悩みが解消されたり、
『悟り』ともいえる新境地が開けてくるのも自然な流れです。
曹洞宗の開祖・道元はいいました。
『ただひたすら坐りなさい(只管打坐)』
『身体のリキみと心の固まりから解放されます(身心脱落)』
『坐禅によって悟りを得るのではなく、
坐禅の身心そのものが悟りである(即心是仏)』
つまり、
悟りを求める坐禅でも、
現世利益を求める坐禅であっても、
ただ喜びに浸って坐り、
心に静寂が訪れれば、
それは『すばらしい坐禅』ということです。
まずは、
軽い気持ちで坐ってみてください。
たった5分でも坐禅をすることで、
あなたも
『新しい心』
『新しい自分』
を実感できるはずです。」(3頁〜5頁)
禅の修行は、
坐禅だけではありません。
立禅、歩行禅、仰臥禅、椅子坐禅など、
いろいろあります。
要するに、
形にこだわらず、
頭を空っぽにして、
瞑想すればいいんです。
無念・無想・無我・無心が理想です。
瞑想が深まれば、
日常の悩みや悶えなど、
どうでもよくなります。
ただひたすら気持ちいい、
心地良い。
瞑想は、
悟りを得るための必須手段です。
瞑想を日課とし、
悟りを開きましょう️
(推薦図書)
『心が大きくなる坐禅のすすめ』
(著者 中野東禅 三笠書房 知的生きかた文庫)
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