本を読みましょう!
なぜなら、読書は自己意識を進化・向上させるからです。
『人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法』 (著者 水野敬也 長沼直樹 文響社) の中に、偉人の名言として次の言葉が紹介されています。(18頁)
「 『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。他の人が苦労して得たものをそれで容易に得ることが出来る。』 〔ソクラテス〕
『愚者は己の経験に学び、賢者は他人の経験に学ぶ。』 〔オットー・フォン・ビスマルク〕 」
私は20代の頃、そこそこ、本を読んでいましたが、30代、40代、50代は世事・雑事・仕事にかまけてほとんど読書をしませんでした。
60代になって時間的余裕ができたので、自己啓発のつもりで読書を再開しました。
2019年10月からの3年間で200万円分2千冊以上の本を買いました。
今、改めて読書の大切さを痛感しています。
外山滋比古文学博士が、著書 『乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術』 (扶桑社) で指摘しているように、いろいろなジャンルの本を沢山読むことが大切です。
しかし、もっと重要なことは、『人生に重大な影響を与える本を深く読み込むこと』 です。
まず、己の人生を変える本を見つけ出さなければなりません。
その為には、やはり乱読・多読が必要です。
『何を読めば良いか?』
愛に満ちた本、読めば心が明るくなり、気持ちが前向きになる本を読みましょう。
本の読み方については、「新版 人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」(著者 千田琢哉 日本実業出版社)を参考にすると良いでしょう。
読んだら次は書きましょう。
何でも良いのでとにかく書くことが大事です。
SHOWROOM株式会社代表取締役社長 前田祐二氏の著書、『メモの魔力』 (幻冬舎) の表紙にこう書かれています。
「 僕にとってメモとは、生き方そのものです。
メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。
メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。
メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。
誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気づいていない『本当のメモの世界』へ、ようこそ 」
前田氏はこの本の中でこう述べています。 (180頁)
「 勝負は、書くか書かないか。
もはやこれは、テクニックの問題ではなく、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという、『生き方』 の問題なのです。」
ディーパック・チョプラ博士は、著書 『ゆだねるということ(下)』(サンマーク文庫) の中で、意思を書き留めることの大切さについて、こう述べています。 (72頁)
「 意思に意識を集中するための最高の方法は、意思を書きとめることです。
ごく当たり前のように思えるかもしれませんが、多くの人はこの方法を無視してしまいます。
その結果、意思に集中することができず、いつまでたっても願望が実現できないでいるのです。
まず、人に邪魔されない静かな場所に行きます。
そこで、さまざまな願望を紙に書きとめてください。
物質、自己満足、人間関係、自尊心、スピリチュアルな願望など、あらゆる願望をそこに書き込みます。
できるだけ具体的に記してください。」
書くことがいかに大切か、おわかりいただけましたでしょうか?
読むこと、書くことだけでなく、『聴くこと、訊くこと』 も大事です。
私は、中村天風師の講演CDやチョプラ博士の著書のオーディブル版(アマゾンの聴く読書)をよく聴いています。
オーディブルの特長は速聴ができることです。
3.5倍速まであります。
速聴は“頭の体操”になるのでおすすめです。
訊くことも大切です。
吉田松陰はどんな大悪党でも先生と呼びかけ、ひとりひとりの罪人に教えを乞いました。
賢者は他人の経験に学びます。
積極的に訊いて他者の経験に学びましょう。
読む、書く、聴く、訊く、の次は“話す”です。
賢者の誉れ高い斎藤一人さんは、著書『変な人の書いた世の中のしくみ』 (サンマーク文庫) の中で、話すこと、教えることの大切さを次のように述べています。 (145頁〜146頁)
「 本を読んでいいことが書いてあれば、そのことを友達に教えてあげる。
相手を得させることっていくらでもあるんです。
さらに自分が知っていることを教えるのでも、愛想がよかったり、わかりやすかったりとか、いくらでも工夫ができるんです。
ただ教えてくれる人より、教わりやすい人のほうがいいんです。
だから、自分がお得な人間になれば、今の時代は正解なの。
神は今、それを望んでいるんです。」
学んだことは積極的に仲間に伝えましょう。
たくさんの人に教えてあげましょう。
20世紀は情報を受信する時代でしたが、21世紀は情報を発信する時代です。
ブログ、YouTube、SNS、電子書籍などで、他者の意識レベルを向上させる情報を発信しましょう。
ということで結論はこうなります。
(結論)
『自己意識の向上に繋がる情報を入手して、他者意識の向上に役立つ情報を発信しよう!』
『人生はニャンとかなる! 明日に幸福をまねく68の方法』 (著者 水野敬也 長沼直樹 文響社)
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『乱読のセレンディピティ 思いがけないことを発見するための読書術』 (著者 外山滋比古 扶桑社)
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「新版 人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」(著者 千田琢哉 日本実業出版社)
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『メモの魔力』(著者 前田祐二 幻冬舎)
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『ゆだねるということ(下)』(著者 ディーパック・チョプラ サンマーク文庫)
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『変な人の書いた世の中のしくみ』 (著者 斎藤一人サンマーク文庫)
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