風神の門
時は関ヶ原の戦いから十数年を経ていた。徳川家康により、豊臣家は大坂城に莫大な黄金と共に封じられていた。嵐の前の静けさか、京大阪では秘密裏に徳川・豊臣双方の間者が暗躍していた。
そんな時期に、伊賀忍者の頭領霧隠才蔵は人違いで何者かに襲われた。その真相を探るべく動きだした才蔵を、時勢の渦が捕らえてゆく。
真田幸村に忠誠を誓う猿飛佐助率いる甲賀の集団。謎の技を駆使する風魔の集団・伝説の忍者獅子王院との忍術合戦に、才蔵は命をかけて臨んでゆく。やがて、戦国期の終焉を告げる大坂の陣へ至る。
(wikipedia『風神の門』より引用)
『風神の門』(ふうじんのもん)は、1980年4月9日から10月1日まで毎週水曜午後8時に放送されました。
原作:司馬遼太郎
脚本:金子成人
音楽:三枝成章、クリスタルキング(主題歌)
出演者:三浦浩一(霧隠才蔵)、小野みゆき(お国)、磯部勉(獅子王院)、樋口可南子(青子)、竹脇無我(真田幸村)、渡辺篤史(猿飛佐助) 他
原作は、司馬遼太郎の同名小説『風神の門』および『城塞』。後半は、原作から離れ、ほぼ脚本の金子成人のオリジナルです。
真田十勇士として名を知られている「霧隠才蔵」を身分に縛られず、己が器量で世を渡る、何ものにも捕らわれない若者として描きました。演じたのは、当時の人気劇団「東京キッドブラザース」の看板役者の一人、三浦浩一です。
才蔵の宿敵である冷酷な下忍・獅子王院(磯部勉)が、大納言の姫・青子(樋口可南子)の純真さに触れて人間性を取り戻した結果、逆に全てを失うという悲劇。この二人の若者の対比が番組終盤にむけて作品の核となっています。/参考:リチア雑記帳
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原作の小説『風神の門』は、新潮文庫(上下2巻)が出版されています。
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