2019年12月03日
オッサンのブラリ一人旅(丹波もみじめぐり 丹波紅葉三山 瑞厳山高源寺)
白毫寺の次にやって来たのは、高源寺です。
高源寺の辺りは、丹波市でも北の端に当たり気候もどちらかと言うと日本海気候に近いところです。
丹波もみじめぐりの寺院の中でも、代表的なお寺で円通寺、石龕寺と共に丹波紅葉三山と呼ばれています。
高源寺にやって来ました。駐車場から見事な紅葉です。
駐車場から参道へ向かいます。色付いた紅葉が迎えてくれます。
惣門まで来ました。
惣門をくぐると、紅葉のトンネルが迎えてくれるのですが、何と紅葉が真っ青!一番肝心なところが色付いていません。
参道の横はきれいに色付いています。
山門まで来ました。
江戸時代後期、高源寺を再興した弘巌玄猊禅師によって建立されたと云われます。二階には釈迦坐像と十六羅漢像が安置されているそうです。
山門から参道を望みます。
山門をくぐり境内にも紅葉が色付いています。
高源寺は、臨済宗妙心寺派のお寺です。
1325年遠谿祖雄の開山によって創建されたと云われています。翌年後醍醐天皇から高源寺の贈られ1518年勅願所となりました。
こちらも、戦国時代、明智の丹波攻めにより焼失しましたが、江戸時代後期に復興されました。
仏殿です。これが本堂となり法王殿とも云われるそうで、本尊の釈迦如来坐像が安置されています。
高源寺にも白毫寺と同じように心字池が有ります。
こちらの池は高源寺の中心をなします。天正年間に智傳禅師により造園されたようですが戦火で荒廃し、その後弘巌禅師によって完成したと言う事です。
仏殿と心字池の奥に急な石段が有ります。
石段を登りきると、方丈が有ります。
方丈は、住持の居所の事を言い本堂客殿を兼ねています。
方丈から西へ進むと、雪舟が造築したと云われる築山や鐘楼が有ります。
更に西へ向かうと、三笑橋が有ります。三笑橋の架かる渓谷は虎溪泉と言い溪中の巨岩を虎石と云います。由来は遠谿祖雄ら三人の法師が虎の鳴く声を聞いて大笑いしたと云う故事から来ています。虎石がどれなのか?確認は出来ませんでした。
三笑橋を渡ると、三重塔が現れます。江戸時代後期に建立された物で輪蔵と言う建て方だそうです。
中には五千四十八巻の経文と本尊の毘沙門天が納められています。
高台からの三重塔です。
参道とは別ルートで下山します。
途中、三重塔を下から見上げます。
下山したルートは紅葉公園として整備されています。
高源寺は花の寺としても知られており、関西花の寺二十五ヵ所の四番目に挙げられています。
秋の紅葉だけでなく、春にはツツジ、夏には紫陽花、冬は椿が咲き誇ります。
御朱印は方丈で頂きました。
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