2019年12月24日
オッサンのブラリ一人旅(但馬五社巡り 小田井縣神社)
この記事は、2018年12月に他サイトで公開したものです。
絹巻神社を後にして、小田井神社を目指します。JR豊岡駅から東へ1kmほどの所に小田井神社があります。
小田井神社は但馬五社の中では、絹巻神社と同じく三の宮に位置する神社ですが、絹巻神社と比べると境内はかなり広く末社も四社あります。
鳥居をくぐって、神社へ向かいます。
神門は、簡素な作りです。
小田井神社は延喜式内神社で、国作大己貴命が祭神です。
昔、豊岡の辺りは一帯が泥海で、湖水が氾濫し平地が無いときに水を北の海に流し、水利を治め農業を開発したのが国作大己貴命だと言う事です。その後、丹羽道主命(ヒコタタスミチノウチ)が功績を称え、10代崇神天皇に報告し、神霊を鎮祭したと云われています。その後代々の縣主がこの地方の開拓を進め祭祀を営んだと伝えられています。
その事から、当地開拓の神。遠征成功による交通安全、戦乱からの復興に基づく再生の神などとされています。
拝殿です。本殿に狛犬が居ました。
境内には他に、四つの摂末社がありますが、ネットなどでは五つ有るそうです。しかし四つしか確認は出来ませんでした。
稲荷神社です。祭神は豊遠加姫命。
恵比須神社です。祭神は事代主命(ことしろぬしのみこと)エビス神と同一神とされています。つまり恵比須様の事?
柳の宮です。祭神の五男三女神(ごなんさんにょしん)は須佐之男命と天照大御神の誓約により生まれた五柱の男神と三柱の女神の総称です。八王子と呼ぶことも有るそうです。
川下社です。祭神は祓戸大神(はらいどのおおかみ)、罪や穢れを救い清める祓戸四柱の神の総称です。穢れを救う神として境内の入り口辺りに祀られる事が多いようです。
境内の紅葉も色づき始めていました。
紅葉を期待して出かけたのですが、この日は11月の上旬、色付くには未だ早すぎた様です。
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