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2016年02月29日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.54

そうだね、一緒に考えて行けばいいよねって素直に倫子は思った。

そして、町田に、仕事はどうしよう、どうすればいいと思うと聞いた。

町田は、とりあえず、上司に相談しようかと言った。

夫婦で、同じ会社の同じ部署に通ってもいいかどうか聞こうと言った。

その理由は、倫子は新卒で入社してずっと頑張ってきて今の立ち位置に

いるのだから、辞めるなんてもったいない。そして、自分は、転職してきたばっかり

で、間に入ってくれた人を裏切るわけにもいかないから またすぐに転職なんて

出来ないと言い、同じところに通っていいものならそれがいいと言った。

そして、それは、自分たちで決められるものでもないだろうから、とりあえず、

直属の上司に相談しようと言った。

そうだねと、倫子は素直にうなづいた。

そして、はたと気づいた。ちょっと待って。上司に相談するということは、

結婚を前提にということになってしまう。

ということは、プロポーズの返事をしないままに、結婚するということに

なってしまうではないか。いやいや、まだ町田と結婚すると決めたわけでもないのに

上司に相談できるわけがない。町田にそれを言ったら、あーそうだねと言い笑った。

いやいや、笑って済ませることではない。どうしたらいいのか倫子は全くわからなくなった。





2016年02月25日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.53

町田の不安に思うことって何との問いに倫子は答えた。

とりあえず、仕事はどうするのかということでしょ。

結婚して、同じ会社の同じ部署に通うのは出来ないじゃないか。

そのためには、自分は仕事をやめることになる。

寿退社して、専業主婦になれということなのか転職しろということなのか

どう考えているのかと町田に聞いてみた。

町田は、あっ、そっかと言い、そうだなあどうなんだろうと、何も考えていなかったことが

判明した。倫子は、がくっとした。思わず、結婚すればいいやというもんじゃないでしょ。

この先のことをどう考えてるんだと説教をはじめてしまった。

ついこないだまで不倫してて先のことなんてなんも考えてなかったことを棚の上にあげて。

町田はうなだれて黙って聞いていた。そして、一通り、聞き終えたあと、

そうだよねあなたのいうとおりだねと素直にうなづき、これからどうしようか

一緒に考えて行こうと言った。倫子は、グーッときてしまった。

こんな感情、今まで抱いたことがない。1歩階段を上がった気がした。



2016年02月18日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.52

お寿司屋さんを出て、腹ごなししようとぷらぷら銀座まで歩いた。

築地から銀座まで歩いてもたいした距離はない。コーヒーでも飲もうかと適当にカフェへ入った。

銀座珈琲店 銀座数寄屋橋店
銀座珈琲店 銀座数寄屋橋店
ジャンル:カフェ珈琲パンケーキ
アクセス:地下鉄銀座駅 C6番出口 徒歩1分
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-2-14(地図
周辺のお店のプラン予約:
健康中華庵 青蓮 東銀座店のプラン一覧
焚膳 のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 銀座×ケーキ屋・スイーツ
情報掲載日:2016年2月18日


なかなか落ち着いた雰囲気である。町田と倫子はコーヒーを頼んだ。

ほどなく運ばれてきた。おいしい。となりの人がパンケーキを食べてる。

ちょっと惹かれるが、お寿司を食べたばっかりだし、町田もいるしやめておこうと思った。

そして、1人だったら絶対食べてるだろうなとも思った。

そして、倫子は、この間の返事だけどと町田に切り出した。

町田は、決心してくれたかと身を乗り出して倫子の目をじっと見つめた。

その目はやばい。思わず、うんといいそうになる。

そんなにワクワクした目で男の人に見つめられるのははじめてだ。

どぎまぎした。そして、なんとか、いやいやまだ決心はつかないとようやく答えた。

町田はちょっとがっかりした様子で座りなおした。

いやいや、前向きには考えてますけど、不安に思うことがあるのでそれを解消しない限りは

返事は出来ないと答えた。町田は、不安に思うことって何?と、ストレートに聞いてきた。







2016年02月15日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.51

町田に会った。

築地でお寿司屋さんに行った。美味しかった。満足満足。

それにしても、築地はすごい人・人・人。

場外にあるお寿司屋さんは、どこも混んでいて、呼び込まれるままに

適当に入った。それでも、お寿司は、おいしくて十分満足なのだが、

ざわざわしていて落ち着いて話をするような場所ではない。

カウンターに並んで座って、お店の人にすすめられるままのセットを頼んだ。

ビールでも飲むかと聞かれたが、ビールを飲むとおなかがいっぱいになって

お寿司が食べられなくなると思い、お茶でいいと答えた。

町田は、ビールを頼んだ。

こんなデートを今までしたことなかったなと思い、またまた嬉しくなってきてしまった。

我ながら、自分でもなんて単純なんだろうと呆れてしまった。



さかな竹若 築地本店
さかな竹若 築地本店
ジャンル:個室接待 築地和食会席
アクセス:地下鉄日比谷線築地駅 2番出口 徒歩3分
住所:〒104-0045 東京都中央区築地4-7-5 築地KYビルB1(地図
姉妹店:築地竹若 池袋店 | 松玄 凛
プラン予約:さかな竹若 築地本店のプラン一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 築地×刺身・海鮮料理
情報掲載日:2016年2月15日




2016年02月12日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.50

ぶらぶら散歩していても結論なんて出るわけもない。

今さら、旦那と子供欲しいかどうかもよくわからない。

自分のペースじゃなくなる生活をこれから出来るかどうかなんてわからない。

その前に、この男が好きだから、一緒にいたいとかこの男の子供が欲しいと

思うからはじめてふんぎってがんばる覚悟が出来るのではないかと思う。

じゃあ、お見合いとか親にすすめられたとか断れないからって人たちは、

なんとなく結婚しちゃうってことなのか。

ぐるぐる考えがまとまらないうちに、手のカサカサが気になってきた。

冬は、肌が乾燥しちゃうのよねと思いながら、L'OCCITANE
のハンドクリームを取り出してぬりはじめた。

ここのは、とってもいい香りがしてのびもよくてパッケージもかわいくて倫子のお気に入りである。

そろそろなくなってきたから、また注文しようと思いながら、家に向かって歩き始めた。



2016年02月11日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.49

今日は、いい天気。祭日だし倫子は、散歩に出かけた。

ちょっと歩いたところにある大きな公園のベンチに座った。

少し離れたところに、ペアルックを着た親子連れがいた。

すごいなあと思った。自分とは違う人種だなと思った。

でも、ちょっと、町田とのペアルック想像してみた。

40の女と35の男のペアルック。頭を振った。ムリムリ。

若けりゃまだいいけど、若くない。いや、若くてもムリムリ。

じゃあ、親子でペアルック?うん、まだそっちのほうがいい。

それも、女の子のほうがいいな。妄想妄想。

子供作るためには、その前にやらなくちゃいけないことがいっぱある。

だいたいこれから産めるんだろうか?その前に、結婚したいのか?

子供が欲しいのか?妄想から、現実的な悩みに引き戻されてきた。

わかんないから、もっと歩こうかと歩き出した。

今日は、何歩歩けるかなあ。







2016年02月10日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.48

ふと気づいたら、もうすぐバレンタインデーだ。

果たして、町田は本命か?義理か?微妙だ。よくわかんないけど、チョコレートくらいあげようかと思った。

こないだクリーニング代より高いランチおごってもらったことだし、そうだよねそうだよねと他の理由づけを

考えながら、チョコレートを買うことにした。

2、3日前のテレビで男子に人気のチョコレートナンバー1だったのが、確か、ルタオのチョコレートだったなと

思い、ネットで探してみた。あったあった。これこれ。



今、発注しても13日には届くみたいだ。これにしよう。送料は、これだけだと720円だけど、送料込みの品物が

あったので、それにすることにした。多い分は、自分で食べればいいもんね。



ダージリン紅茶の味がするらしい。

2016年02月09日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.47

全くもって結論は出ない。

考えたら、決められるわけでもない。だいいち、ろくにつきあってもないから町田の事なんか

何も知らない。結婚を前提にしたとしても、ちょっとくらいはつきあわないと、会社をどうするか

とか、今後の生活を変えることを決断できるわけもない。

年も年だから、大胆に判断は出来ない。やっぱり、1人で決められるわけもないから、もう1度

町田と会って話をしようと思った。思ったら、即実行。ラインで相談したいことがあるから会いたい

と連絡したらすぐにOKの着いたかわいいうさぎのスタンプが帰ってきた。

うさぎかあ、かわいいけどなんかこんなスタンプ、男には使ってほしくないなと思った。

そして、土曜日の昼間に会うことにした。不倫の後遺症か、会社の後の夜に男とはあいたくないのだった。

そして、話をするだけだからどこでもいいかと思っていたが、町田から、せっかくだから

築地のおすしやさんにでも行こうとラインが来たので、そうすることにした。

いろいろ思い悩んでいた倫子だったが、なんかまたうきうきわくわくしてきた。

土曜日の昼間に男と築地。拓海と行くなんて考えもしない場所だった。

うれしくなって、何を着ていこうかとルンルンしてきてしまった。

築地だから、ジーンズにセーターにジャケットとラフな感じでいいかなと思った。

こちらのお店は、お値段も手頃で、かわいいのがいっぱいあるしいいね。




2016年01月29日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.46

さて、結論な出ない。漠然とどうしようかと悶々としているだけだ。

結婚するとして、どうなる?倫子は、変なところ生真面目だ。

基本、社内結婚の場合、女の方が辞めるもんだと思っている。

まず、その覚悟が出来るかどうかだ。町田に結婚しようと言われたものの別につきあってる

わけじゃなかったから、町田のことは何も知らない。

この段階で仕事を辞めるのは、どう考えてもリスキーだ。

かといって、別に今の職場にそんなに未練があるわけでもない。

拓海のことを消し去る意味でも、転職してもいいくらいだ。

不安なのは、転職する先があるかどうかということか。

転職するとしても、結婚する前か後かとりあえず決めなくちゃいけないか。

未婚転職と既婚で転職。どっちのほうが転職しやういんだろうか。

わからない。経験ないからわかるわけもない。

そんなことを思いながら、転職サイトを見はじめた。









2016年01月28日

ブログ作り話 不倫の倫子ちゃんVol.45

倫子は、ずうっと町田の事を考えていた。

結婚ねえ、したいようなしたくないような。降ってわいてきたような話だ。

すぐに決められるわけもないパッと決められるわけがない。

でも、無駄につきあってもしょうがないのは不倫で年月を無駄にした倫子が一番よくわかっている。

よし、途中でダメになってもバツがついてもいいから、この話を受けてすすめてみようかと前を

向こうかと思ってきた。でも、待てよと。仕事はどうする?会社にはどう言う?

今から寿退社?夫婦そろって同じ会社へ通う?どうするんだろう?わからない。

今さら、会社を辞めるのももったいない気もするし、同じ家に住んで同じ会社に通うのも嫌だ。

専業主婦になって、すぐバツイチになって会社やめ損になる可能性だってある。

転職するにも、もう若くはないし、そこまで自信はない。

そうなると、やっぱり結婚出来ないかも・・・考えはまとまらない。

結婚はしてもいいが、同じ会社の人と結婚するにはリスキーだなと思いはじめた。

そして、考えは決まらない。いっそ、町田に転職してもらう?

いや、向こうは転職してきたばかりだ。出来るわけがない。

さて、どうしたものだろうか・・・・・







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