新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年01月24日
南野拓実、オマーン戦の警告で約55万円の罰金処分…AFCが発表
2019年01月22日
2019年01月18日
『オリックス・西岡』が誕生しなかった理由
昨年のオフから球界でささやかれていたことがある。阪神を戦力外になった西岡剛内野手の獲得にオリックスが動くのではないか−というものだ。
西村徳文監督がロッテ時代の恩師に当たること。小谷野栄一内野手が引退、中島宏之内野手が巨人に移籍とベテラン内野手が抜けたことも噂に拍車を掛けた。
そのころ、西村監督がキャプテン制の導入の話題に触れてこんな話をした。
「西岡剛のような選手がほしいね。あのころの西岡は若かったけど、グラウンドに出れば先輩にも厳しいことを言っていた。チームを引っ張ってくれたからね」
指揮官はロッテ時代の2010年、パ・リーグ3位から日本一という下克上を成し遂げた。その原動力の一つが26歳の若さでキャプテンに指名したのが西岡だった。
これはもしやと周囲は色めきだった。
直後には前ヤクルトでロッテ時代にエースとして活躍した成瀬善久投手を2月のキャンプで入団テストすると発表された。
次は西岡?いよいよ現実味を帯びてきたかに見えた。
ところが、長村裕之球団本部長はキッパリと否定した。
「ありません。枠の問題がある。成瀬が合格したなら67人。もしもの場合に外国人をもう1人取るとか、育成選手の支配下登録の枠も考えればもういっぱい」
現在のオリックスの支配下登録選手は投手32人、捕手5人、内野手16人、外野手13人となっている。育成選手は投手6人、捕手2人、内野手1人いる。昨季も榊原と佐野が支配下登録されたように登録枠を確保しておかなければならないというわけだ。
そもそも西岡が加入するなら二塁か三塁。二塁には昨季、ルーキーながらレギュラー格に登り詰めた福田周平内野手と、4年目となる大城滉二内野手が争う。三塁は打率3割が期待できる西野真弘内野手と昨季途中、DeNAから移籍した一発長打のある白崎浩之内野手、さらにドラフト2位で大学ジャパンの4番も務めた頓宮裕真内野手もいる。
長村本部長は今年初めに「今年は競争心を前面に出していきたい。これから上位を争うチームにするために育成部門の強化を中長期的に考えている。戦力に厚みを加えていきたい」と宣言した。すでに日本ハムから中嶋聡2軍監督を招へい、福良淳一前監督を育成統括GMに据えた。競争によってチーム力の底上げを狙う考えだ。
西岡は両打ちで首位打者を獲得したこともあり、日米通算1241安打。小谷野、中島が抜けた若いチームに必要な経験を持っているだけに球団内には西岡獲得を推す声もあった。それでもオリックスは育成の道を選んだ。常勝球団構築へ地道に育てていく。(デイリースポーツ・達野淳司)
2019年01月17日
錦織「去年、初めてイップスみたいになった」本田圭佑との対談で告白
男子テニスの錦織圭(29)が15日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月〜金曜後9・54)に出演。サッカー元日本代表MF本田圭佑(32)との対談で「去年、初めてイップスみたいになった」と打ち明けた。
現在オーストラリアで開催中の全豪オープンに出場中の錦織は、大会開幕前に豪1部メルボルンでプレーしている本田と対談。本田から「先日のブリスベン国際で優勝されたじゃないですか。具体的にこのプレーがいいというのはあるんですか?」と聞かれ、「全部いいです」と好調ぶりをうかがわせた。
しかし「去年はめちゃくちゃ苦労して、初めてイップスみたいな感じになったんですよ」と告白。「全くショットが入らない時期があった。思い切り打っているのに、全部ネットの下段に無意識に」と症状を語った。
原因は「ほとんど“頭”。メンタル的な部分」と説明。克服した方法については「細かいことはアレですけど…いろいろしました」と言葉を濁しつつ本田に打ち明けていた。
2019年01月16日
板倉滉、蘭1部フローニンゲンに加入決定! 堂安律と同僚に。マンCからのレンタル移籍で
川崎フロンターレに所属する21歳のU-22日本代表MF板倉滉が、マンチェスター・シティと契約を結んだ後、オランダ1部のフローニンゲンへ移籍することになった。
フローニンゲンが14日、公式ツイッターを通じて「明日、21歳の日本の守備的MFがオランダにやってくる。彼はマンチェスター・シティから来る予定だ」と、つぶやいている。公式サイトでも「合意に達した。明日(15日)にオランダへ渡り、移籍を確定する」と伝えている。2020年まで、マンチェスター・シティからのレンタル移籍でフローニンゲンに加入することになる。なお、フローニンゲンには日本代表の堂安律も所属している。
板倉は川崎Fの下部組織で育ち、2015年にトップチームへ昇格。昨季はベガルタ仙台へ期限付き移籍し、リーグ戦24試合に出場して3得点決めていた。各世代別の日本代表として、AFCU-23選手権やアジア競技大会にも出場しており、2020年東京五輪の主力候補として期待されている。
2019年01月15日
「このままじゃ勝てない」 原口、決勝T進出も笑顔なし「内容的には良くなかった」
追加点とれなかったからね~
アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているアジアカップ。日本は13日にオマーンを1-0で下し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。決勝点となるPKを決めたMF原口元気(ハノーファー)は「予選を突破したんですけど、内容的には良くなかった」とし、課題の残る試合だったと振り返った。
日本は前半26分にMF南野拓実(ザルツブルク)のシュートのこぼれ球に詰めた原口が倒されてPKを獲得。これを原口自ら決めて、同28分に試合の均衡を破った。結果的にこれが決勝点となり、オマーンを1-0で下した。
「勝ちましたし、予選を突破したんですけど、内容的には良くなかったですね。前半に関しては非常に良かったと思いますけど、チャンスで決め切れずにペースが向こうに移ったし、後半はそのペースを取り戻せなかった」
試合後のフラッシュインタビューで原口は笑顔を見せず、このように語った。2連勝とはいえ、第1戦のトルクメニスタン戦(3-2)に続く1点差での辛勝。原口はより良いパフォーマンスがなければ、タイトルは狙えないと危機感を口にする。
「このままじゃ決勝トーナメントでは勝てないと思いますし、もう一回、チームとしても個人としても精度を高めたい。1位で突破するのが目標なので、3戦目も勝ち点3を取るために精度を上げてプレーしたい」
左サイドで攻守に奮闘した原口は、3連勝を目指す第3戦に向けて、気持ちを切り替えていた。
アラブ首長国連邦(UAE)で開催されているアジアカップ。日本は13日にオマーンを1-0で下し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。決勝点となるPKを決めたMF原口元気(ハノーファー)は「予選を突破したんですけど、内容的には良くなかった」とし、課題の残る試合だったと振り返った。
日本は前半26分にMF南野拓実(ザルツブルク)のシュートのこぼれ球に詰めた原口が倒されてPKを獲得。これを原口自ら決めて、同28分に試合の均衡を破った。結果的にこれが決勝点となり、オマーンを1-0で下した。
「勝ちましたし、予選を突破したんですけど、内容的には良くなかったですね。前半に関しては非常に良かったと思いますけど、チャンスで決め切れずにペースが向こうに移ったし、後半はそのペースを取り戻せなかった」
試合後のフラッシュインタビューで原口は笑顔を見せず、このように語った。2連勝とはいえ、第1戦のトルクメニスタン戦(3-2)に続く1点差での辛勝。原口はより良いパフォーマンスがなければ、タイトルは狙えないと危機感を口にする。
「このままじゃ決勝トーナメントでは勝てないと思いますし、もう一回、チームとしても個人としても精度を高めたい。1位で突破するのが目標なので、3戦目も勝ち点3を取るために精度を上げてプレーしたい」
左サイドで攻守に奮闘した原口は、3連勝を目指す第3戦に向けて、気持ちを切り替えていた。
2019年01月14日
札幌から「白い恋人」が消える 新ユニお披露目で
2019年01月13日
【広島】松山&長野の“マッチョー同盟”で悲願の日本一へ
薩長ならぬ“マッチョー同盟”が鯉の得点源になる―。広島・松山竜平外野手(33)が11日、母校の鹿児島・鹿屋中央高で自主トレを公開。FA移籍した丸の人的補償で巨人から獲得した長野について問われると「(長野は3番?)そうですね。ベテランで若手のセイ(4番の鈴木)を囲んでね。僕は5番で1年間活躍して100打点を目標にしたい」とニヤリ。クリーンアップにマツとチョーが並び立つ同盟案を思い描いた。
1学年上のバットマンには学生時代から注目していた。「野球を楽しむ姿勢は僕に似ていると思う。(広島に)来てくれたことに驚いた。チームの力になってくれると思う。“家族”一丸で優勝を目指したい」。自身は背番号44から55に変更。長野も「5」に決まり、2人でゴーゴーゴーと勢いに乗っていくつもりだ。
昨年より強化しているウェートトレの効果で“マッチョー”ならぬマッチョ化にも成功。噴煙を上げる桜島をかなたに望みながらフリー打撃で快音を響かせて「飛距離が出ている感じ」と手応えアリだ。チョーが出てマツがかえす得点パターンで、V4と悲願の日本一へ突き進む。(田中 昌宏)
2019年01月12日
もしも長野、内海がゴネていたら…NPB安堵
【デスクと記者のナイショ話】遊軍記者 FA権行使で巨人へ移籍した丸の人的補償として広島が長野を指名しましたが、その件がNPBでも話題になっています。
デスク そりゃそうだろ。昨季の巨人のレギュラーが人的補償で移籍となったわけだから。しかも巨人は同じくFA権行使で西武から移籍してきた炭谷の人的補償で、内海も獲られた。生え抜きの功労者2人を、非情にもプロテクトしなかったんだからな。
遊軍記者 ただ、NPBの中では長野と内海がすんなり移籍したことを歓迎する声が大勢を占めているんです。
デスク 確かに2人ともゴネたりすることなく、恨み節の一つもなかったよな。
遊軍記者 幹部クラスも長野と内海に「よく移籍してくれた」と胸をなで下ろしているとか。人的補償でプロテクト漏れの支配下選手が相手球団から指名を受けた場合、拒否すれば資格停止になります。つまり引退するしかない。もし長野と内海が移籍を拒否して引退の道を選んでいたら、人的補償の制度そのものの見直し論につながるのは必至でしたからね。
デスク ちょうど1年前にも、中日の岩瀬が人的補償を拒否してすったもんだの揚げ句、結局は金銭に落ち着いた一件があったからな。その舞台裏を本紙がすっぱ抜いたにもかかわらず、両球団が問題にしなかったことから、おとがめなしで終わったけど、人的補償の制度に抜け穴があることは明らかだからな。
遊軍記者 いろいろな意味で影響力の大きい巨人に所属する生え抜きのベテラン選手2人が、ゴネて引退なんてことになれば大問題になっていたところ。NPBがホッとするのもうなずけます。
デスク 当事者球団では水面下で最悪の事態にならないよう、いろいろと根回しがあったそうだな。本来なら、そういうことをしなくていいルールが理想なんだが…。
2019年01月11日
横浜DF山中、浦和に完全移籍 代表クラス25歳“ロベカル級”悪魔の左足
浦和が、横浜のDF山中亮輔(25)を完全移籍で獲得することが9日、明らかになった。複数の関係者によれば、この日までに条件面などで大筋合意した。13年ぶりリーグ制覇、2年ぶりアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を目指す上で左サイドの戦力拡充は重要なポイントとなっていた。一両日中にも正式発表される。
浦和が、またも大型補強に成功した。今度は国内屈指のレフティー。横浜のDF山中を完全移籍で獲得することが確実となった。19年の始動を約1週間後に控え、条件面などで大筋合意。リーグ奪回とACL制覇を目指す今季、周囲から“ロベカル級”とも言われる悪魔の左足を持つ25歳が赤いユニホームに袖を通す。
山中は昨年11月のキルギス戦で国際Aマッチデビューした新鋭。史上最速となるA代表デビューから2分でのゴールは記憶に新しい。横浜では32戦4得点、7アシストの活躍で攻撃の多くが山中を経由した。また強烈なFKも持つ。就任2年目のオリヴェイラ監督が今季から導入する可能性もある4バックでは左SB、従来の3バックならば左ワイドをハイレベルでこなす。
昨年6月のW杯ロシア大会はテレビ観戦し、日本代表への思いも強くなったという。ポスト長友と言われ、昨夏にはトルコ1部のバシャクシェヒルから正式オファーが届くなど、欧州からも動向が注目されていた。日本代表のキルギス戦で左太腿を負傷、現在、開催中のアジア杯の日本代表からは漏れたが、左サイドとしては国内屈指の存在だ。
クラブ幹部は「チームが成長するには2チーム分の戦力、世代交代が必要」とし、今オフの補強を活発化させてきた。左サイドは宇賀神友弥(30)も健在だが、戦力拡充は重要なポイントの一つだった。既にC大阪からFW杉本健勇(26)、柏からDF鈴木大輔(28)ら代表経験者を獲得。再び20代の代表クラス獲得に成功した。一両日中にも「浦和・山中」が誕生する。
◆山中 亮輔(やまなか・りょうすけ)1993年(平5)4月20日生まれ、千葉県出身の25歳。柏の下部組織出身で高校3年だった11年にはクラブW杯でメンバー入り、12年にトップチーム昇格。16年に柏から横浜へ移籍。年代別日本代表にも選出され、リオ五輪アジア予選に出場もケガのため本大会は落選。昨年、A代表デビュー。J1通算89試合6得点。1メートル71、65キロ。利き足は左。