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2019年01月03日

日本は「最大のライバル」 アジア杯王者・豪州のメディアが警戒するキーマンは?

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2018年無敗の森保ジャパンで守備の要を担う吉田は「豊富な経験を与えている」

 森保一監督率いる日本代表は、1月5日に開幕するアジアカップで新体制初の国際大会に臨む。2011年大会以来となる優勝を目指すなか、前回大会覇者オーストラリアのメディアは日本を「最大のライバル」の一つとして捉えている。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)後、日本代表は西野朗監督から森保監督に交代。2018年は5試合を行い、FIFAランキング5位(当時)のウルグアイ相手に4-3と勝利を収めるなど無敗(4勝1分)で2019年を迎えた。

 MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)という2列目トリオが注目を集めるが、2015年大会の優勝国であるオーストラリアも日本を警戒しているようだ。

 豪州メディア「News.com.au」は「2019アジアカップ:日本、韓国、イラン、サウジアラビアがオーストラリアの最大のライバル」と特集。日本を「2018年のワールドカップでアジアベストのパフォーマンスを見せたチーム」と称し、「ワールドカップ後にアキラ・ニシノが退いてから、ハジメ・モリヤスはまだ負けていない」とここまでの足跡について触れている。キープレーヤーにはDF吉田麻也(サウサンプトン)を挙げ、「日本の守備に豊富な経験を与えている」と守備の要を分析した。

 日本はトルクメニスタン、オマーン、ウズベキスタンと同居するグループF、オーストラリアはシリア、パレスチナ、ヨルダンと同じグループBで、早ければ決勝トーナメント1回戦で対戦が実現する。記事では「日本は2011年決勝と2007年準々決勝でサッカルーズを打ち負かしている」と、優勝した2011年大会をはじめ2度、オーストラリアの前に立ちはだかってきた日本を警戒している。

 なおその他の3か国では、イランがFWサルダル・アズムン(ルビン・カザン)、韓国はFWソン・フンミン(トットナム)、サウジアラビアはFWファハド・アル=ムワッラド(アル・イテハド)と攻撃の中核がキープレーヤーに挙げられている。

 森保ジャパンはアジアの厳しい戦いを制し、頂点に返り咲くことができるだろうか。
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