今日のオリックスバファローズブログ

オリックスが今季７度目のサヨナラ負けで３カードぶりの負け越しを喫した。西村徳文監督（５９）は「（８回に）同点に追いついたことは評価しないといけないけど、３回から７回まで無安打でしょ？　ビジターなんで勝ち越し、勝ち越しでいかないとこういう展開になる」と険しい表情だった。

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今日は久しぶりに生で試合を見ることができました。中継ですけどね。
それでも夜は晩御飯の準備だとかなんだとか、やることも多いのでどうしてもじっくり見れる場面が限られるのが残念です…！
それでも見られた場面や、全体的な印象、目にとまったところを記事にしていきたいと思います！

今日はまず、全体的な印象としてはお互いにうまく攻めきれなかった、という感じでしょうか。
それって逆に投手ががんばったとも言えるんですがね。
それでも今日は強いていうなら微妙に押されてた試合かもしれません。この微妙な差ってホームかビジターか、っていうところかもですね。
まぁ随所見ていけばその理由っていうのもぼちぼちありますが、今日も個別に誰か特に光る選手がいたかというとそうではなかったので総括という形で書いていきたいと思います！
それでは！

投手陣総括

今日の先発はk-鈴木でした！
現地で見ると（中継でみてもだけど）なかなかのイケメンです！現地で試合前練習とかを双眼鏡で見ていたりすると…
本当このチームはイケメン揃いだなという印象を受けます笑
他球団をしっかり知らないだけかもしれないですけど、オンパレードです！
さぁ、そのK-鈴木。いい日なのか悪い日なのか、実際投げてみてもらわないとわかりません。まぁいわば鈴木ガチャ状態ですね。
今日は悪い方が出てました。超悪いかというとそうでもなく悪いって感じですかね。
もともと確かにコントロールはよくない方かもしれないけど、それでも一応制球はしてたと思います。
一応制球できてる、っていうのが功を奏したかもしれません。要所要所どうにかこうにかアウト取った、そんな感じですね。
あとはまぁ助けられたところもありますけどね…とにもかくにも…あんまよくない日でしたね。
結果として五回途中で降板もしてしまいましたし、降板前は四球祭りでしたからね。ひとつの山場になってしまいました。
とはいえ、よくあれで二点で済んだなって感じですね。ラッキーでした。
制球に関しては去年からですからね。今年先発で帰ってきた頃はなんかすごかったのに、並になってきてしまいました。
それでもやっぱり期待はしてますので頑張って欲しいです。今日は極端に左打者にやられる事がなかったのは成長かもですね。

今日のリリーフはちょっとピリッとしませんでしたね。
近藤と海田ですが、まぁここのところの活躍とか考えたらヨリ戻しかなってくらいの成績だったかもですね。
しっかり休んで準備してもらえればと思いますね。
今日のMVPは間違いなく吉田一将ですね。昨日の結果を踏まえてこの場面だったと思いますが
あまりに完璧すぎて感動するくらい。五回の大ピンチでの登板はたった一球で終わりましたからね笑

ディクソンについてはまた後述するのでここでは書きませんが、あとはやっぱり増井さんですね！
今日の増井さん！なんと九回に戻ってきました！！
もしこの場面で誰か出すなら…と思ったらやっぱり増井さんが第一候補ですよね！
前回登板は二日前、同点だし勝ち越した時のクローザーは取っておきたい。
場面は９回…と来たら最近調子あげてきてる増井をチョイスしたくなりますよね。多分回跨ぎも視野にあったと思います。

今日は成績だけ見たら抜群ですが、実はあんまりよくなかったです。
九回というマウンドがそうさせるのか、単純に調子あがらなかったのか。
ほとんど狙ったとこいかないし、フォークも低くいかないし、真っ直ぐも浮くし…
ほぼ浮いてくるからとにかく高めに目をつけて打席にたった打者は高めからぶってくれました。
今日はもう運のいい登板だったような気がします。
実際その証拠に球数24球も投げてますからね…笑
ただまぁ、どんな形であれ抑えてくれて延長を戦える様にしてくれたのは感謝ですね。

どうもピリッとしない投手陣ですが、局所的に見てみれば一将が光ってました。
そして増井が九回を投げた！というのはひとつの話題になるかなと思います笑

野手陣総括

今日の野手は失策０である点とチャンスをものにした攻撃は非常によかったと思います。
欲をいうならやっぱり点を取られた後のイニングにどうにかして欲しかったですね。
取られたら取り返す！これが大事…！
だけど打者が誰だったかというと…まぁ仕方ないで済ませちゃいけないけど下位打線だからね、仕方ないかもしれません。

今日打者個人で注目したいのはロメロですね。
ロメロ、今日成績はふるわなかったけど、またスーパーロメロに戻る兆しが出てますね。
最初の打席、甘く入ってきた球をきっちり捉えてヒットにしました。
しかもこれ、打席の中でアジャストした打撃なので価値は高いと思います。
交流戦の対ヤクルト戦の、何試合か前くらいから調子あげてくる打撃をしてバーっときたので
もしかしたらこれからまたスーパーロメロになるかもしれません。期待しましょう！
あ、それとモヤが久しぶりに得意なゾーンにきた球をクリーンヒットしてましたね！
このあたりの球こないかなーそして打ってくれないかなーって思ってたらそのまま来てそのまま弾き返したので見てて気持ちよかったです笑

あと一括になりますが８回の連打は見事でした！
今日一度も出塁してない、ヒットも出てない上位がツーアウトから連打で一点取りました！
このシーンはエンドランがかなり効きました。ツーアウト一塁からツーアウト一、三塁になったわけですから大きなプレーでしたね。
カウント的にはありの場面だったと思いますが、基本的には単独でいくのかと思ってたのでびっくりしました笑
西野もとんでもない球打ってヒットにしましたからね、チャンスを広げるいい場面でした。
そこを正尚が決めていったのでさすがだなって感じですね。
やっぱりこのチームは吉田の前後如何で結果もかわりそうですね。
この場面については選手だけじゃなくて他にも注目したいところがあります、それはまた後述しますね！

試合をそのまま見てるとどうにもこうにもやきもきする試合でしたが
スコアで見ると九回を別にするとヒット出たらその回は必ず得点してるんですよね。
こういうところは勝敗とは別にして評価していきたいところですよね。
今日の野手陣はこんな感じですかね。

本日のベンチ

今日のベンチは…
ブラッシュへの申告敬遠がズバリ決断が早かったのと、九回に増井をチョイスしたこと、そして八回の一点を演出したところ、小さいのから大きいのまでいえばこんなくらいでしょうか。

ブラッシュの敬遠
三球外れましたからね。それも外したわけでもなく。
次の球投げるとしたらストライク以外ないわけで、ここ勝負させてホームランになるくらいなら歩かせる、まぁ普通ですね。

増井の九回
自分がベンチにいたわけじゃないのでひとつの可能性の話ですが
神戸、山田、比嘉、ディクソン、増井
昨日投げてないのがディクソンと増井、
勝ち越した時に増井よりはやっぱりディクソンを残しておきたい
それに九回だし…笑
というところでの増井だったかもですね。
そして、一応…危ないけど残りのピッチャー考えても回跨ぎも考えてたと思います。
24球も投げちゃったからそれもなくなりましたけどね…笑
増井、ディクソン２イニングずつ、比嘉と山田は二人で１イニング、或いは万が一要因
って組立だったんじゃないかと思います。
改めてベンチの選手見てみたらどのみち妥当だったかもしれないですね笑
九回増井だったのが衝撃と、そして懐かしさがあったので光ったようにみえてしまいました笑

そして、これはぜひ書きたいと思ったことですが
交流戦の頃からやってる「なんとかしてくれ！やけくそ代打攻勢」を久しぶりにみた気がします。
これ、勝手に言ってるだけで認知はされてませんが
どうしても追いつきたい！どうしてもこの回で勝ち越したい！どうしてもゲームを動かしたい！
まぁとにかくどうしてもこの状況を打破したい！という時に発動する代打攻勢です。
実際これで今シーズン何度か結果出してます。勝ったことももちろん。
具体的にいつのいつ、って出すのがちょっと難しいですが、交流戦時期にありました。

今シーズン、結構代打で出てきた選手、スタメンで出てない選手が結果出すことが非常に多くて
スタメンも実はそれを見越した併用の効く選手が並べられてたりもします。
今日の場面でいうとまさに八回で

安達に代打→ダメ→それなら若月に代打→ダメ
次々に選手入れ替えて代打出しまくるの久しぶりに見ました。
もしどっちかが結果出してたら代走も佐野にすぐ変わってたと思います。
選手を入れ替えるって結構これで流れが変わったりするので、勝負手としてはなかなかありな策です。
これに関しては巨人の原監督なんかも上手な印象です。
ただ、必ずしも代打策って成功するものじゃないし失敗したら使える選手がいなくなるし
一気に形勢が不利どころか、ただでさえ不利だったものが更に不利になる可能性もあります…笑
今日は二人だけ入れ替えしましたが、確かカープ戦だったかな。
もっと立て続けに出しまくってた気がします。
巨人戦でもやってましたね。この日は確かなんで飯田に代打出さないの？って思ってそのまま負けましたけど。

そんな経緯がありましたので、多分ベンチ内にも、選手にも浸透してるものなんだと思います。
この回どうにかするぞ、っていう認識を全員で持ったからこそ
今日あたりがなかった三人の連打で同点にまで持って行きました。
これもひとつ大事な采配だったと思います。
そういえば最近本当見てなかったので忘れてました笑

絶対どうにかする！してやる！！
っていう意思が見える立て続け代打、代走攻勢。
あとの試合のことは知らない！なんとかなるだろ！
っていう意識すらみえるマシンガン投入、ぜひ注目してみてください！

今日のメイン：最終回サヨナラの場面の攻防

今日一番集中して見たポイントですね。
最後のサヨナラ場面での勝負。これはじっくり見ました、ご飯食べながら…笑
打たれて負けてしまいましたが、なぜ負けたか？を結果論でいえば「走者を気にしすぎた」ですね。
場面としては２アウトです。ランナーは一塁。でもアウト一個で終わりです。
投手は今一番安心できるディクソンです。
確かに走られて得点圏は非常に厄介かもしれませんが、ディクソンなのでゴロの確率や三振取れる確率の方が高いわけです。
走者気にしすぎて丁寧になりすぎましたかね。
それでは全容です。

場面は先ほどの通りです。
まず初球、走られたくないのでもちろんナックルカーブは封印です。まっすぐ。
インコース高めで、見逃してもらえました。
この時点ではまだはっきりランナーと打者の狙いはわかりません。
走者は初球に関しては見ることに徹した、或いは初級は真っ直ぐの可能性が高いと踏んだか、というとこですね。

まだはっきりと相手の作戦が見えてきません。なので
相手の出方を見たい＆もし走っても刺せるようにする
という選択をします。
それが二球目、外のまっすぐです。
まだランナー走りません。

さて、そろそろランナーもそうだけど打者の事も考えないといけません。
バッテリーとしてはふたつ真っ直ぐ投げてるのでそろそろ一回ナックルカーブ、変化球を挟みたい。かつストライクカウントが欲しい。
ただ走られたくない。走る側としてはそろそろナックルカーブかな？と走るタイミングかもと考え始めます。
ちなみに、ディクソンはクローザーになってからほぼナックルカーブで押してます。
クローザーってそういうものかもしれないけど、一番打ち取れる可能性の高い球、空振りが取れる球を多く投げる傾向はあります。
だとすると走者側からするとほぼナックルカーブだという頭になってもおかしくないと思います。
バッテリーとしてもまた直球投げるわけにもいかない。二回も真っ直ぐ見せたのでタイミング合わせてくる可能性もありますからね。
となると投げる球ないんです。さぁどうするか…走る可能性が高い走者がいるならやることはひとつ。牽制ですね。

そして牽制を入れる。
ここまでは思ってたとおりだったんですけど、この牽制って刺す気のない牽制でした。

これ見たとき思ったのは、まだ探ってるんだなって印象でした笑
この牽制はよかったですね。次は本気で投げて刺せる可能性が少し高まります。
一度牽制を入れられると走者的にはやっぱり走りにくくなるものです。
なので、一度牽制をいれた、ということは次はカーブの可能性がグンと上がります。
バッテリーも本当はナックルカーブ投げたいんですから。

というところまでやったわけなので、走者はほぼスタート体制。
打者もナックルカーブに備えます。
この状況になったらやることは…今度は本気の牽制ですね。

結果セーフでしたけどなかなか惜しかったと思います。

さて、いよいよです、
走者としても二度牽制されたのでもう次はもう…と考え始めるところだと思います。
そこでもう一球牽制を入れます。
結果はセーフ。

ここまで入念に三回も牽制してきました。
ここで思ったのは、走者的にはもしかしたら、キャッチャーが勝己さんだということもあって
はっきり投げるってわかった頃スタート切ってもセーフになれる算段でもあるのかな？って思いました。
実際比べたことはないですが、勝己さん肩が弱いとかなんとか……。

状況はランナー一塁、左打者ですから引っ張って一、二塁間抜きたいところです。
なのでこの場面採択するなら、打者も散々牽制で間延びさせられてるのもあるので
もう一球外にストレート
かなって思ってました。

そして最後に投球した球ですが
インローのカーブでした。

最後随分と巻き込んでライトに引っ張りましたから、もしかしたらストレート待ちだった可能性もありますが
入念にケアしすぎた結果こうなったかもしれませんね。

負けは負けなので考察や何してもあれですが
なかなか痺れる攻防を見た気がしました！
どうしてもカーブを投げたい、というところで場面作ったと思うんですが
そもそもが走者意識するあまり…と思うのでそこが勝敗わけたかもしれないですね。

やっぱりランナー出てからの投球って何が起こるかわかりませんね。
以上です！笑

今日のまとめ

今日も野手陣は失策０でした。
失策０くらいは当たり前にやってくれよ、と思っちゃう節もありますが、失策０ってなかなかすごいことですよ。
当たり前のことを当たり前のようにやってるわけですし、一切のミスもしなかった
守備率は減点方式ですから、そういう意味では100点から減点する形で今日も100点でした。

最近のバファローズは超攻撃型…なところもあるけど野球は守備重視です。
今日、ファーストからセカンドへタッチアップされたシーンとかも小田なり駿太なりだったらなぁ、なんて考えてしまいました。
楽天側のあのプレーは光りましたね。多分その前の中川がバックホームしたシーンとか見てたのと
あとは深いところにフライが落ちたのでいけるって判断したんでしょうね。好判断、ナイスプレーでした。

今日みたいにお互いに試合を壊すことなくぎりぎりのところで勝ちを取りに行く
目立ってどっちに流れがいってる、っていうようなシーンもない試合
簡単にいうと僅差での試合ですが、こういう試合で負けるのは大量点くらって負けるよりも堪えるものですね。

相手もプロ、そして自分たちもプロ。
お互いに隙を見せない中でどうにかして突破口を開いていくのが大事になっていきますが
どうにも今日は乗り切れなかったところがありますね。
ズバリいうと、普通に負けたって感じでしょうかね。
最後、もしサヨナラになってなかったとしてもその後点を取る術があったのかっていうと
ほとんど一発頼みしかないですからね。
ヒットで出ても佐野を代走で出すくらい。
運よく相手投手が失投ばっかりしてくれるなら大量点も可能だったかもわかりませんが
そんな投手状態であるならすぐ投手も変えてくるだろうし、ほぼ運頼みの勝利しかなかったかもしれません。
序盤の好機でいかに、そつなく点が取れるのか、それがやっぱりこのチームの課題かもしれませんね。
今日は控えのメンツ見ても延長になればなるほど不利でしたから…
まぁ、そんなことずっと言ってても仕方ありませんね！
無抵抗で一点も取れずに負けたとかそういうことでもないし
しっかり取るべきところでは点が取れましたから
そういう材料をプラスに考えて切り替えるしかないですね！
引きずったって何もいいことありません！
それに相手は違いますが、すぐ明日に勝ち星を挽回できるチャンスがやってきます！
ビジターゲームになりますからこの前のようにはいかないかもしれませんが
前を向いて戦っていきましょう！

明日もがんばれバファローズ！

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冒頭でも書いていますが、

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